宝塚

宙組公演再開!

皆様こんにちは、霜柱です。

2024年4月13日(土)に宝塚の公式サイトから宙組に関するニュースが発表されました。

何と! 宙組の公演を再開するというニュースです!
正直、まだ宙組の公演は再開しないと思っていたので、非常に驚きました。個人的に選ぶ2024年の重大ニュースでも上位に入りますね。

約半年ぶりの公演

芹香斗亜さんと春乃さくらさんの本公演お披露目公演は『PAGAD』『Sky Fantasy!』です。宝塚大劇場での公演日程は2023年9月29日(金) ~2023年11月5日(日)で、東京宝塚劇場での公演日程は2023年11月25日(土) ~2023年12月24日(日)でした。

新生宙組の公演をファンは待ち望んでいました。私もその1人です。東京公演のチケットをGET出来たので、お披露目を観られる日を楽しみに待っていました。

しかし、あの様な事が起きてしまい、この作品は9月29日(金)と9月30日(土)のみ上演されただけで、残りの日程は全て公演中止となりました。

「東京は公演をするんじゃないか?」とファンの間では噂が立ちましたが、そうはならなかったです。ですが、それは事の重大さを考えれば当然の事でしょう。

その後に控えていた別箱公演も中止になりました。
中止になったのは博多座(2024年2月25日(日)~2024年3月3日(日))と梅田芸術劇場(2024年3月16日(土)~2024年3月26日(火))の『Xcalibur エクスカリバー』と、宝塚バウホール(2024年3月6日(水)~2024年3月17日(日))の『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら』です。

そして、公演前から話題になっていた本公演『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY ⅩⅥ』も中止となりました。
因みにこの作品の日程は宝塚大劇場で2024年5月17日(金)~2024年6月23日(日)、東京宝塚劇場で2024年7月13日(土)~2024年8月25日(日)の予定でした。

宙組は公演中止が相次いでいます。当然と言えば当然なのでしょう。
ですが、公演が中止になるのは、どういう理由であれファンにとって悲しい事に変わりはないです。

「2024年は宙組の公演は出来ないのでは?」と思っていましたが、先に書いた通り公演が再開されます。

公演日程は宝塚大劇場で2024年6月20日(木)~2024年6月30日(日)、東京宝塚劇場で2024年7月20日(土)~2024年8月25日(日)です。

東京では通常の約1ヶ月の公演ですが、本拠地の宝塚は約10日間という短さです。
短くなったのは、やはり準備期間が充分に必要だった事でしょう(公式サイトにもそう書かれています)。

「どういった作品を上演するのか?」を始めとして、スタッフの確保、そして宙組生のメンタルなど色々な事を考慮する必要があった事は論を俟たないと思います。

賛否両論ある公演になりそうですが、それでも私は公演が再開される事をとても嬉しく感じます。

再開公演は新作!

先に「2024年は宙組の公演は出来ないのでは?」と書きましたが、もし公演をするとしたら観る事が叶わなかった『PAGAD』『Sky Fantasy!』をしてほしいと思っていました。どんな作品なのか非常に観たかったので・・・。

また、ファンの間では『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY ⅩⅥ』の代わりに公演するなら、どんな作品が良いか多少話題になっていました。

私と同じ意見の人もいれば、『ME AND MY GIRL』の様なハッピーな作品をやってほしいという意見もありました。

しかし、今回の再開公演は何と齋藤吉正先生が手掛けるレビュー、『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』です。

但し、いつもなら劇とショー/レビューの2本立てですが、今回は公式サイトに「十分な準備期間を確保し公演の万全を期すため」と書いてある通り、ショーのみという異例な公演になります。

せっかくの宙組再開公演なので劇も観たかったファンも多いでしょう。勿論私もその1人です。

ですが、再開の手始めとしてはこれが最善なのかもしれません。

急遽、宙組の作品を手掛ける事になった齋藤先生を始め、スタッフの方々はとても大変だと思われます。勿論宙組生も。

どうか宙組生やスタッフの方々もお身体に気を付けて過ごしてほしいと、心から願っています。

『宝塚GRAPH』と『歌劇』にも宙組生が掲載されてほしい

ここ最近の『宝塚GRAPH』と『歌劇』には宙組生がほぼ掲載されていません。宙組生が載っていないとやはり寂しいです。特に『歌劇』の〈えと文〉、〈「組レポ。」〉に宙組が載っていない虚しさよ・・・。

そういう状況ではない事は分かりますが、やはり宙組や宙組生が載っていないのは、読んでいて寂しいですし物足りなさも感じます。

「公演の再開が決まったから、宙組もまた載せていくぞ」と直ぐにはならないかもしれません。

ですが、徐々にコラムや企画に宙組生を順次載せていってほしいと私は思っています。

観るも観ないも、その人次第

あの件で劇団側が遺族側と合意したとはいえ、まだ完全に終わった訳ではありません。

ですので、今回の宙組の公演再開について反対する人もいるでしょう。あの様な事が起き、劇団側の杜撰な対応を見たら、そう思う人が出てくのは当然に決まっています。

中には「宝塚に失望してファンを辞めた」「宙組だけは観ない」といった人達もいます。
今までの様に楽しめなくなる気持ちになってしまうのも当然です。

私も今回の劇団側の対応は良いとは思いません。詳しく書く気はありませんが、私も思う事は色々あります。

ハッキリ言ってあの件は宝塚歌劇団の歴史にとって汚点となる事は間違いないでしょう。

しかし、それでもファンを続ける人もいます。私もその1人です。

「頭の中、お花畑だね」と思うかもしれませんが、それでも私は宝塚ファンを辞める事は出来ません。
あんなに素晴らしく華麗で美しい舞台は他に無いです。また、どこの劇団と比べても引けを取らないレベルに達しています。それに宝塚の代わりになれる劇団は他に無いですし、今後も現れる事はないでしょう。

宝塚歌劇団は唯一無二の世界に誇れる劇団なのです。

ただ、宝塚歌劇団は悪い意味での古い伝統や教えを受け継いでいる面もあります。悪い所は改善して、良い所は守り、少しずつで良いので生まれ変わってほしいと心から願っています。

後、「ファンを辞めた人達」と「ファンを続けている人達」での間で時々起こる不毛な罵り合いは本当に止めてほしいです。悲しい気持ちになります。
ファンを辞めるのも続けるのも、それぞれ考えがあっての事なのですから。

最後に。

この言葉はもしかしたら適切ではないと思う人もいるかもしれませんし、言われた側は逆に負担となる可能性もあります。

しかし、それでも言わせてください。

宙組の皆様、公演再開おめでとうございます。そして、お帰りなさい。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。