ご挨拶・雑記

私が学生だった時にも『なるにはBOOKS 大学学部調べ』シリーズの本があったらなぁ・・・

皆様こんにちは、霜柱です。

実は私はある理由により、ぺりかん社から発行されている『なるにはBOOKS 大学学部調べ』の本を読みました。

「今から、大学にでも入るのか?」と思うかもしれませんが、そういう訳ではありません。大学に行く予定は無いです。

「じゃあ何で読んだのか?」と。詳しい理由は書きませんが、当時進路を決める際、真剣に考えていなかった気がするのです。なので、自身を振り返る意味も込めて読みました。

読んだと書きましたが正確には、字面を眺めたって感じですね。

今の私が『なるにはBOOKS 大学学部調べ』のページを繰ったら、どの様に感じるのか?
それも確かめたかったのです。因みに全ての本は見ていません。

それにしても、私が学生時代だったころにもこういったシリーズがあってほしかったですね。いえ、もしかするとあったのかもしれませんが、私が読まなかっただけの可能性もあります・・・。

早速、書いていこうと思いますが、これは感想ではないです。

私自身の為の軽いメモなので、それを読んだだけで「そういう学部なのか」とは判断しないで下さい。

もし、気になった学部があった場合は、その本をご自身でちゃんと読みましょう。

『なるにはBOOKS 大学学部調べ』個人的な簡易メモ

水産学部・畜産学部・森林科学部

水産学部は水産・海洋業などを学びます。魚をどうやって取るのか? とか。漁船に乗る実習がある様です。

畜産学部は畜産学、農学、酪農などについて学びます。
就職先は食品、化学、飼料、ペット関係らしいです。

森林科学部は森林資源の活用、森林環境を守る学問。
林業、山、自然、生き物、環境保護などについて学ぶらしいです。
フィールドワークもあるとの事。
木材産業、住宅産業、材木などの製造、建材メーカーなどの就職先があります。

音楽学部

ざっくりと書くと、歌や楽器を極める為の学部です。実技だけでなく音楽史とかの座学を学んだりもします。

実を言うと私は大学の学部の中では音楽学部が1番興味があったのです。
しかし、私は音痴で楽器も出来ないし楽譜も読めません。
なので、泣く泣く諦めました(笑)。

リトミックとか音楽療法とかもあるそうですが・・・。

文学部

文学を学んだりする事は勿論ですが、歴史、古典、行動系学科についても学ぶとの事。

就活の時、他の学部と比べて「何をしてきたか?」という質問に具体的な説得力を持たせないといけない様です。

図書館司書、学芸員の資格が取れるとの事。

芸術学部

美術、デザイン、工芸、音楽などがある学部です。やはり美術や音楽が得意な人が集まる傾向アリ。

感動の絶対値は高い方が良いとの事。
プロになれるのはほんの一握り。

「好きなことを自由に表現するというのは、意外と過酷なこと」という言葉が印象に残りました。

外国語学部

人間が好きで好奇心に溢れている人が向いているらしいです。
それだけでなく、歴史や社会的情勢にも興味を向けた方が良いとの事。

一般企業に就く人が圧倒的ですが、外務省や中学・高校の教師へ進む人もいます。

社会学部・観光学部

社会学部はそれぞれの社会の中で今何が起きているか? その理由や課題は何か? などを調査や研究を通して解き明かしていく学問との事。あらかじめ決まった答えや正解の無い世界を追求していくようです。

観光学部は観光の舞台となる地域社会を支える様々な領域を実践的に学ぶとの事。

社会学部の就職先はマスコミ、広告、ITが多いですが、製造業、金融業、サービス業などに進む方もいるようです。

観光学部は観光産業に就く人が多いとの事。

生命科学部

生命の仕組み、バイオテクノロジー、脳科学などについて学ぶようです。

学年が上がると研究室にいる事が多くなるとの事。

主な就職先は食品、医薬品、化粧品メーカー、種苗会社などらしいです。

環境学部

環境に対する問題意識を持った人が多く集まるとの事。
学科名は多種多様。

就職に繋がりにくい分野があるらしいです。
理工系学科の人の6割は大学院に進学するとの事。

技術士、測量士などの資格などが取れる学科アリ。

国際学部

現代における世界の国や地域の特徴や課題、世界共通の社会的課題について着目し、それを探求する学問との事。

人文、社会科学系と結びつきやすいです。

就職先は製造業、商社、物流、運搬業、観光業、金融業など幅広い様です。

経営学部・商学部

経営学は企業、行政機関、学校、NPOなどを研究対象にしており、商学は商品の生産、流通、消費などの商業活動全般を対象にしているとの事。

税理士、公認会計士、企業、金融業などを目指したり就職したりする人が多い様です。

教養学部

人文科学、社会科学、自然科学などジャンルがとにかく広く、それらを多角的に学ぶ学問。ジェネラリストの要請を目指しているとの事。

就職先は広告業界、監査法人、シンクタンク、コンサルティング会社など多岐に渡る様です。

薬学部

薬学科は6年制、薬科学科は4年制。

薬局や病院で実習がありますが、CBTとOSCEに受からないと実務実習が受けられないとはなかなか厳しい感じです。

卒業後は厚生労働省や都道府県の薬務課、保健所などに勤めている人もいるとの事。

哲学部・宗教科学部

哲学部は色々な事に疑問を持って考える、質問する事が好きな人が多い。
宗教学部は特定の宗教の指導者を養成する役割をもつ場合があるとの事。

議論が多く、哲学書を原語(英語、ドイツ語、漢文、ギリシャ語など)で読む必要がある。

宗教者や僧侶になる人もいれば、教員、マスメディア、金融業などに就く人もいるようです。

情報学部

情報学はメタサイエンス(色々な学問分野を覆う学問)で、色々なが学科があり、全ての学問に結び付くとの事。

アルゴリズム、プログラミング、データサイエンス、メディア論などを学んだりします。

エンジニア、プログラマーになる人もいれば、マスメディアに就く人もいます。

医学部

医者や研究者になる人が大部分。人気が高い学部で競争も激しいです。

CBTとOSCEという試験を受けてスチューデント・ドクターという資格を取らないと、臨床実習が受けられないだけでなく、留年までしてしまうとの事。

卒業後の研修先は自分で探すとの事。これはかなり大変だ。

体育学部・スポーツ科学部

体力に「行動体力」「防衛体力」の2種類があるとは知りませんでした。

人文科学、自然科学などもまたがる学問であり、海、川、山などでの野外実習もあるとの事。

教員になるのは30~40%で、スポーツ系や医療系の一般企業に就く人が1番多い様です。

農学部

農業、畜産業、水産業などを学びます。生物が好きである事が大事だそうです。

農場実習、栽培管理などのフィールドワークがあります。

食品関連、製薬、化粧品関連などに就く人が多いとの事。他には農業関連も。

法学部

「解釈論」「立法論(政策論)」を学びます。
また、法律を単に暗記するのではなく、それをどう使うかが大事との事。

法学部卒業者の8割は一般企業に就く様です。特に多いのは銀行、証券会社、保険会社など。つぶしが効くとの事。
法曹になる人は10~20人程。

本物の裁判所や刑務所見学があったりします。

獣医学部

6年制。

獣医師の数は約4万人。その内の4割が動物病院に勤めています、他は産業動物臨床獣医師、獣医学系の編集者とかになっている人もいる様です。

社会福祉学部

自身の内にある偏見や差別意識に向き合わないといけない力が必要との事。

ソーシャルワーカー、介護スタッフ、児童養護施設の保育士などに就く人が多いです。

看護学部・保健医療学部

自然科学をベースにしている学問。

看護師、理学療法士、視能訓練士、養護教諭に就く人が多いとの事。

歯学部

6年制。
自然科学がベースになっており、全身の仕組みや病気を学びます。

医学部と同じく、CBTとOSCEの試験に受かってスチューデント・デンティストの資格を取らないと、臨床実習に参加出来ません。

卒業する人の9割が開業医になる様です。研究者、行政の道に進む人もいます。

生活科学部・家政学部

人が生活する上での課題を解決する実践科学の学問。

食やファッション関係が好きな人が多いとの事。

卒業後はアパレル、栄養士、食品メーカー、建築業界、保育士などに就いたりしている様です。

工学部

社会との繋がりをより大事にしながら研究を進める学問との事。もの作りや科学を学んだりします。

製造業に就くのは4人に1人との事。

理学部・理工学部

自然科学に対する興味で研究をしており、「100年後に役立つかもしれない学問」らしいです。

理学部は半分から9割が大学院へ行くとの事。ただ、理工学部や工学部と比べると就職はちょっとばかり不利らしいです。

経済学部

理論部門、歴史思想部門、政策部門が3つの柱だそうです。

就職の間口が広く、殆どの人が一般企業に就くとの事。
公認会計士、税理士になる人もいます。

心理学部

心理学部を日本で最初に作ったのは中京大学で2000年の頃です。結構最近という事に驚きました。

科学的な方法を使って人を理解しようとする学問。
哲学、物理学、生物学の融合な感じ。

病院、クリニック、学校などで心理学習を行います。

就職先は一般企業が1番多く、公認心理士を目指す人は1~3割との事。カウンセラーになる人もいます。

公認心理士になるには心理実習を受けて、大学院入試の為の勉強が必要で、結構ハードルが高いです。

教育学部

先生になりたい人、子供が好きな人が多く集まるとの事。

人間の心理、行動、発達、成長が中心となる学問であり、哲学、歴史学、社会学、生物学などと繋がりがある幅広い学問でもあるのです。

教育実習、模擬授業などがアリ。

教師になる人が多いですが、教材出版社、児童福祉施設、営業販売などに就く人もいます。

まとめ

改めて見ると大学って本当に色々な学部がありますね。ただ、だからこそ逆に迷ってしまうとも言えるでしょう。

色々読んで気付いたのですが、学部により学ぶ事は違いますが、共通する事もあります。それも全学部と言って良いものが。

何かと言うと、以下のものです。

  • 英語力
  • 国語力
  • 話す力/聴く力
  • プレゼンテーション力
  • チームワーク力・コミュニケーション力
  • 留学・海外研修・フィールドワークに対応出来る体力

他にもあった気がしますが、ざっとこんな感じです。

なるにはBOOKS 大学学部調べ』を読んでいたら何だか懐かしい気持ちにもなりました。
「あの大学の学部に行ったAさんは今何をしているかな?」「工学を学びたいと言っていたBさんは大学でどんな活躍をしたかな?」と言った事も、ふと思い出したりしましたね。

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霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好きです。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。