皆様こんにちは、霜柱です。
水美舞斗さんと夢白あやさんが表紙の『宝塚GRAPH 2024年8月号』を読みました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。
感想
Cover Special 水美舞斗・夢白あや
表紙ではお2人共、デニム生地の服を身に纏っています。水美さんはデニムのジャケット、夢白さんはデニムのワンピースです。
白い背景で太陽の光の様な照明がお2人に強く当たっています。デニムの衣裳も相俟って、暑い夏を感じさせるポートになっていると思いました。お2人のカップルっぽい雰囲気が伝わってきます。白と青のコントラストも印象的ですね。
別のポートでは水美さんは緑のシャツに紺色のジャケットとパンツ、夢白さんは緑のワンピースという衣装です。
表紙の時とは打って変わって、大人な雰囲気になっています。
水美さんと夢白さんは一緒の組になった事が無く、全くの初めましてという状態だったとの事。でも、すぐに打ち解けた感じですね。
1番後ろのページには表紙と同じ衣装で、水美さんが夢白さんのお腹に手を回しているポートがあります。この時、水美さんの手に夢白さんの腹筋がバッキバキになっているのが伝わって来たとの事。
緊張していたからそうなってしまった様です。それにしても衣服の上から触っても、その様な腹筋になっているのが分かるという事は、夢白さんの腹筋はとても凄いのでしょう。
私のお腹とは大違いですね(笑)。
水美さんと夢白さんという珍しい組み合わせでしたが、とても似合っていると私は感じました。
Suggest 鳳月杏
今はそんなに似ているとは思いませんが、まだ新人だった頃の鳳月さんを見た時、「大空祐飛さんに似ている」と私は思いました。
周りからもそう思われていたのか、鳳月さんがまだ下級生だった頃、大空さんにお化粧を見てもらっていたそうです。
ですが、似ていたとしてもやはり別人なので、当然同じやり方は通用しません。
鳳月さんは現在研19ですが、今でもお化粧の研究をされているとの事。
宝塚のメイクって本当に奥深いんだなと思いました。
Three 極美慎
極美さんはご自身を〈繊細〉〈素直〉〈ポジティブ〉と表しています。
まず〈繊細〉の部分ですが極美さんは人の顔色を結構窺ってしまうとの事。そういうイメージが無かったので意外でした。特に印象に残った文言は下記です。
街で怒っている人に遭遇すると、全然関係なくても自分が怒られている気持ちになったりもしますし…。
とても感じやすい性格なのだなと思いました。私だったら「あぁ、うるせぇな」で終わりますが(笑)。
〈素直〉というのは自他認めているとの事。
それゆえか、サプライズが苦手で対象の人にそれを話してしまう様です(笑)。これじゃサプライズ出来ません。サプライズをする場合は極美さん抜きでやらないといけないかもしれないですね(笑)。
〈ポジティブ〉の欄では「おぉ」と思った事を語っています。
私は“間違った選択”というのは存在しないと思っていて。もし過去に後悔が残った選択があったのだとしたら、これからより自分が納得のできる選択ができるように頑張ろう、と思うんです。
この言葉は人生経験を積まないと言えない気がするのです。とても深く感心したと同時に、「もしかして極美さんも過去に後悔を残した選択があるのかな?」とも思いました。
生まれてから1度も後悔をした事が無い人はいないでしょう。私自身もそうです。というより私の人生は後悔だらけです(笑)。
詳しくは書きませんが「あの時もっと頑張っていれば…」「AではなくBを選んでいたら…」と時折、過去の後悔に凄い襲われるのです。
でも、過去を後悔した所で何も変わりません。それよりも今を頑張る方が圧倒的に大事だと数多の人は言います。勿論頭では分かってはいるのですが、どうしても後悔した過去の方に意識が行ってしまうのです。
ですが、過去の後悔に襲われそうになった時は、極美さんのこの言葉を思い出して今を頑張ろうと思います。
百十花繚乱 美羽愛
美羽さんはファッションが大好きとの事ですが、その部分を読んで驚いたのがあります。
おしゃれな方を見ると「すごく素敵なお洋服ですね!」みたいに普通に喋りかけてしまうんです、関西限定ですが(笑)。
これは美羽さん自身が大阪出身というのも関係しているのでしょうか?
もし、関西でお洒落な格好をして歩いていたら美羽さんに声をかけられるかもしれませんね(笑)。
もう1つ印象に残ったのは言語化の限界に気付いたとの事。
書いたものだけに決めつけてしまうということもありますし、それで終わらせずに余白を持たせておきたいなと。
星組公演『BIG FISH』を観劇した際、とても感動したとの事ですが、
その時の思いを全部書いてしまうと、それだけになってしまう気がするので、溢れ出る思いを心に留めおいています。
皆何かしら自分の思いや意見を発するのが当たり前になっている今の世の中、美羽さんのこの言葉はハッとさせられました。
言語化する事は大事だと思いますが、それが全てだと思ってはいけないという事ですね。
百十花繚乱 音彩唯
音彩さんというと見目麗しいお姿と、ハーフのお顔がとても目を引きます。
お父様がアメリカ人との事ですが、日本語で会話をしているとの事。
それゆえに、ロンドンに行った際、ご自身の英語が幼稚な表現しか出来ず、お店の人に子供扱いされてしまったとの事。
正直、子供扱いされたのは言葉だけでなく見た目も関わっている様な気もします。多分、そのイギリス人は音彩さんの事を本当に子供だと思ったのではないでしょうか?
ところで音彩さんがどんなお店に行ったのかが気になります。具体的に書いていないので分かりませんが、音彩さんを子供扱いする様なお店は禄でもないと言って良いでしょう。
英語がペラペラなイメージがあったので、これは意外でした。やはり言葉というのは使わないと忘れてしまうのですね。
英語を強化しようと決めた音彩さん。今はiPhoneの言語設定を英語にして勉強しているとの事。
凄いやる気です。私も一時期英語を頑張ろうと決めた時がありましたが、1週間くらいで止めてしまいました(笑)。
Especial Time 聖乃あすか→水美舞斗
まず最初に、聖乃さんが「花組以外の方でリクエストしたい」と思ったのが水美さんだという事が書かれています。
確かに水美さんは今は専科にいますが、それでも花組を離れて1年ちょっとなので、正直意外性は全く無かったです。
ただ、水美さんと聖乃さんは花組で一緒だった時、とても繋がりが深かったとの事。更に水美さんは『ME AND MY GIRL』でジェラルド・ボリングボークを演じ、その新人公演では聖乃さんが同じ役を演じました。
その公演を観て水美さんは「自分かと思った」と語っています。お2人はよく似ていると言われるらしいです。
正直、私はお2人が似ていると思った事が無いので、このエピソードは興味深く感じました。
話に花が咲いた対談だったので、またお2人が共演出来たら良いですね。
波瀾爆笑!?我が人生 山吹ひばり
山吹さんは小さい頃は児童劇団に入っていましたが、バレエを習い始めたのは中学生の時です。
まだこの頃は宝塚の事は全く知らない状態でしたが、バレエ教室の先生が宝塚の受験を強く勧めました。しかし結果は不合格。因みに受験会場で当時音楽学校生だった春乃さくらさんに出会っています。お2人は後に宙組で一緒になりますが、山吹さんは嬉しかったでしょうね。
その後、花組公演『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』を観劇し、一気にやる気を高めます。
ただ、2回目の受験も不合格。
3回目の受験の為に受験スクールへ通いますが、その時に詩ちづるさんと出会って意気投合。一緒に合格する事を誓います。
そして無事に3回目の受験で合格。詩さんも一緒に合格しました。
合格したのは勿論、山吹さんが努力した結果ですが、受験のきっかけを作ってくれたのは中学生の時に受験を勧めてくれたバレエ教室の先生です。もし、この先生が受験を勧めなかったら「山吹ひばり」と言うタカラジェンヌは誕生しなかったかもしれません。ですので、この先生に感謝をしないといけないですね。
今は宙組の娘役スターとして活躍する山吹さん。宙組は1年弱公演中止の期間がありましたが、『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』で公演を再開しました。その後の別箱公演『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』はヒロインに抜擢されています。
今後の活躍が益々楽しみですね。
来月号の表紙は鳳月杏さんです。
掲載予定の内容を見ると芹香斗亜さんや桜木みなとさんの名前が載っています。5組がちゃんと揃った『宝塚GRAPH』に戻って来たんだなと感じました。色々意見はあると思いますが、やはり宙組が戻って来て良かったと私は思っています。
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