皆様こんにちは、霜柱です。
既に巷間に知れ渡っていますが、3/14の博多座での花組公演にて、悲しい迷惑行為が起きました。
私はこの公演を観ていませんし、SNSでのポストで知ったのですが・・・。
なぜこんな事をするのでしょうね？ それもいい大人の中年の男性がね・・・。
出禁にすべき！
あまりにも怖いですし気持ち悪いので、詳しい事は書きませんが、この中年男性は博多座だけでなく、全ての劇場から出禁にするべきでしょう。こういった人は自分が悪い事をしたとは絶対に思っていないので、また同じ事をしますよ。
まあ、全ての劇場から出禁というのは現実的に無理があるかもしれませんが、そうなってもおかしくない事は論を俟ちません。それ程の事をしたのですから。
こんな事はもう起きてほしくないですし、何よりも被害にあったジェンヌさんのメンタルが心配です。これがトラウマにならなければ良いのですが・・・。
博多座の素早い対応！ しかし・・・
翌日の3/15に博多座は公式のXにて、この件についてコメントを発表しています。
非常に早い対応で素晴らしいと言えます。この発表に安心を覚えた人も多いでしょう。私も同じ気持ちです。
確かに素晴らしいのですが、出来たらXだけでなく、博多座の公式サイトにある「博多座からのお知らせ」の欄にも同じ様にコメントを出してほしかった気持ちも正直あります（欲張りかな？）。
ところで、肝心の劇団側はこの件について何も発表してません。
この記事を書いている3/17時点でも、宝塚の公式サイトには載っていません。劇団側は当然知っている筈なのですが、何故発表しないのでしょうか？
博多座で起きた出来事だから？ 「博多座がコメントを出したから、ウチは出さなくて良いでしょ」とか？
何かしら考えがあるのかもしれませんが、個人的にはちょっとモヤモヤしますね。
恐らく、劇団側はこの件についてはこれからも触れないでしょう。
発表するにしてもしないにしても、とにかく劇団側は組子のメンタルをしっかりとサポートをして気にかけてほしいです。
宝塚歌劇団は変わろうとしている筈なのですから、そこは万全にやってくれる事を祈ります。
宝塚に限った話ではない
今回起きたこの件は、決して宝塚だけの問題ではありません。他の劇団は勿論、アイドルのライブとかにも当て嵌まるでしょう。
舞台全般に言える事なので、宝塚に限らず舞台関係の人達もこの件についてちょっと考えてみてほしいと思います。
勿論、考えても完全に防げる訳ではありませんし、こんな事をするのは本当にごく一部の人です。
そんな奴らのせいで、こういった事になっているのはとても悲しいですよね。
ですが、客席降りについて考える時期に来ている様な気もします。
迷惑行為をした人への誹謗中傷はNG！
繰り返し書きますが、この人がした迷惑行為は決して許される事ではありません。出演者や周りの観客を怖がらせたのですから。勿論今後は博多座に限らず全ての劇場から出禁！
SNS上でも、この行為をした人に対しての非難の声がとても多いです。当たり前ですね。
ですが、この人に対しての誹謗中傷は絶対にやってはいけません。「その男を擁護しているのか？」と思うでしょうが、そうではありません。
突然ですが、下のXのポストを読んで下さい（スクリーンショットして貼り付けました）。
Versaillesのボーカリスト、KAMIJOさんのポストです。
詳しい事は分かりませんが、KAMIJOさんは出入り禁止にした人物から酷い目に合ったのでしょう。しかし、その人物がまた会場に来ていたとの事！
私なら、もうライブどころではなくなりますが、このポストで何よりも素晴らしいのは後半部分です。
出入り禁止になった人物達は、 世界中どの公演でも一歩も立ち入らせない。 もちろん彼らへの誹謗中傷も許されない。 こんな奴らのために自分を汚さないでくれ。
これは余程の覚悟がないと書けないですよ。
ご自身が大変な目に遭ったというのにこの様な冷静なポストが出来るのは凄いですし、何よりもKAMIJOさんがファンの事をとても大事にしている事が伝わってきます。
KAMIJOさんはアーティストとしてだけでなく、人としても素晴らしい器を持っていると断言して良いでしょう。
今回、迷惑行為をした人物に憤る気持ちは充分に分かります。私も同じです。
けれど、KAMIJOさんが仰っている様に、そんな奴を相手にして自分を汚したり品位を下げる様な事をしてはいけません。
本当のファンがするべき事は
私達がするべき事はちゃんとマナーを守り、舞台に立っている出演者、舞台を支えているスタッフ、舞台を観に来ている他の観客に敬意を払い、思いっきり舞台を楽しむ事です。
決して難しい事ではないでしょう。
これだけ守れば皆が幸せ（というと大袈裟ですが）になれる筈。
今回起きた出来事は本当に悲しいですが、宝塚に限らず何かしらの舞台芸術が好きな人は、今一度こういった事を心に刻んで観に行くべきだと思います。
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