宝塚

『歌劇 2021年8月号』感想

皆様こんにちは、霜柱です。

珠城りょうさんが表紙の『歌劇 2021年8月号』を読みました。

読んだ際に印象に残った・気になった記事などをピックアップして、感想を書いていきたいと思います。

感想

表紙:珠城りょう

背景、ネクタイ、ファー(?)をミントグリーンの色に統一した綺麗なポートです。
珠城さんは白いジャケットを着用しており、真正面を向いています。美しいですが、この構図は正直、履歴書に貼る写真に見えなくもないです(笑)。逆に言えば、自然体なのかもしれません。
案外珍しいポートだと思います。

今回は珠城さんのサヨナラ特集という事もあり、別のポートも載っています。
その中で目を引いたポートがあります。それは青地に赤紫の模様が入ったフード付きのパーカーと黒いTシャツを着ているポートです。
何故目を引いた方というと、黒いTシャツに書かれていた英語の文字が一瞬、イギリスのハードロックバンド、DEF LEPPARDのバンドロゴに似ていたからです! 「ワァー! 珠城さんがDEF LEPPARDのTシャツを着ている」とビックリしました。・・・しかし、よくみたら自体が似ているだけで全然違う単語でした(笑)。
どこのメーカーのTシャツなのでしょうか?

「縁」が導き、重ねた歩み(サヨナラ座談会) 光月るう・夏月都・珠城りょう・香咲蘭・楓ゆき

この5名は全員、生え抜きの月組生ですね。その為、珠城さんが新人だった頃の話から読めて良かったです。
驚きのエピソードなどは出ませんでしたが、この座談会に出た全員が、お互いがお互いを信頼し合っている事が伝わってきました。

ただ、「話の小箱」では、読んでいて笑ってしまった所がありました。

珠城:普段は何も言わないるみこさん(光月)が何かおっしゃったら、いよいよヤバいみたいな感じがあって。
香咲:もう最終段階なんだという認識だった。
夏月:逆にボス的ってこと?
光月:ラスボス?クッパってこと!?(笑)
全員:(爆笑)

まさか、光月さんから「クッパ」というお言葉を聞けるとは(笑)。マリオのゲームが好きなのでしょうか?

他に印象に残ったのは『Dream Chaser』で、海乃美月さんがダンスをしている時にグラっとなり、それをすかさず珠城さんが「保険だから」と言って支えたそうです。
う~、なんて格好良いのでしょうか!
珠城さんのしっかりした手に支えられたら、安心する事は勿論、惚れてしまいますよね。

座談会『CITY HUNTER』『Fire Fever!』

『CITY HUNTER』の演出家、齋藤吉正先生は彩風咲奈さんを頼もしいリーダーシップを持っていると褒めていますが、この様にも言っています。

宝塚のトップスターじゃなければ、「なでしこジャパン」のキャプテンにもなれたんじゃないかなというぐらい。

アスリートっぽいなと思います。やっぱり「なでしこジャパン」なんだよ。

「彩風がゴールを決めるのは、朝美からのスルーパス」。

齋藤先生は彩風さんをどうしても、なでしこジャパンの選手にしたい様です(笑)。
個人的には、サッカー選手以前にスポーツ選手の様なイメージを、彩風さんからはあまり感じませんが、とても長い足を持つ彩風さんなら、サッカーでも活躍出来るかもしれません。

また、「話の小箱」によると、彩みちるさんは野上冴子という役を演じます。しかしその役は、組長の奏乃はるとさんが当初演じる予定だったらしいです(笑)。奏乃さんとさんでは全然違いますね(笑)。
もし、奏乃さんが演じたら・・・迫力と貫禄がありそうです(笑)。

『Fire Fever!』の座談会では、朝美絢さんが沢山の娘役に囲まれるシーンがあり、それを彩風さんが羨ましがっています(笑)。
「話の小箱」にも、この事に関する事が書いてありますが、

朝美:カレンさん(千風)はじめとする輪っかのドレスの女性たちに囲んでいただいているところから、今度は脚を出したぴちぴちガールズたちが・・・。
彩風:(千風に)こっちには“ぴちぴち”がつきましたよ!
千風:おかしい!
全員:(爆笑)

千風さんは少し機嫌を損ねましたかね(笑)?

今回の座談会は、新トップスターの彩風さんの元、雪組を盛り上げていこうという意思を読んでいて感じられました。また、和気あいあいとしながらも、気合が入っている事が伝わってきます

また英真なおきさんは、『CITY HUNTER』『Fire Fever!』のどちらの座談会にも参加していて、英真さん自身も今回の作品に対して、とても楽しみにしている事が伝わってきました。
ですので、休演してしまった英真さん自身にとっては悔しい気持ちがあると思います。
私も英真さんが休演するという発表を聞いた時はビックリしました。しかし、どうか焦らずに体調を万全にしてから、また舞台に戻って来てほしいです。

美園さくらを送る言葉〈スタッフ〉

齋藤吉正先生と原田諒先生の言葉が、とても印象に残りました。

君は稀に見る“馬鹿者”でした。“馬鹿”が付くほどの正直者、“馬鹿”が付くほどのお人好し、そして“馬鹿”が付くほどの努力家・・・。(略)結構演出家泣かせの女優さんでした。

齋藤吉正

初めて美園と稽古して感じたことは、セリフにも芝居にも癖があるし、とにかく頑固、頑固、頑固。

原田諒

扱いが難しくて、お稽古の時、とても難儀した事が伝わってきます。
『宝塚カフェブレイク』を見た時、「飾らなさそうな人だけど、結構マイペースで不思議ちゃんな雰囲気があるなぁ」と感じました。見ている分には良いのかもしれませんが、接するとなると振り回されそうです(笑)。

特に『ピガール狂騒曲』での、お稽古は非常に大変だったのですね。原田先生は美園さんがガブリエル・コレットという役の軸をなかなか掴めない事に苛立っていたとの事。
ガブリエル・コレット役は、ちょっと気の強い性格で「女性も自立すべき」という考えを持っています。この役が美園さんにとてもピッタリと合っていたのですが、本番までに確立させるのにここまで苦労したとは思ってもいませんでした。

だからこそ、「あるべき姿」に辿り着いた時は演出家の先生方にとっても、美園さんにとっても喜びもひとしおだった事でしょう。

美園さくらを送る言葉〈生徒〉

美園さんは、演出家の先生方だけでなく、上級生や下級生から見ても、とても印象に残る人だった様です(笑)。

大人の女性が似合うタイプなのに、なんか“ガキ大将”。エレガントで情緒的に見えるのに、頭の中は理数系。

夏美よう

下級生の頃から予想出来ない役の創り方に度肝を抜かれたことがたくさんありました(笑)。

光月るう

いつも想像を超えた所から入ってきて、人懐っこくよく喋るけれど、本当の気持ちが見えずちょっと心配になる様な。

夏月都

最初私は美園さんの事を「何を考えていらっしゃるのか分からない知的な本科生」と思っていたのですが、月組に配属されてからは、「あ・・・。美園さんってめっちゃヲタクじゃん!!」という事に気付きました。

風間柚乃

それでも、夏美さんも仰っている様に大人の女性を演じたら人一倍魅力的です。トップ娘役になってからは、それがより似合う様になっていったでしょう。
もう、宝塚で美園さんの舞台を観れないのは寂しいですが、新たな場所でも、その一筋縄ではいかない(←褒めてます)魅力で周りを引き付けると思います。

駆け抜けた青春の日々(サヨナラ対談) 暁千星・美園さくら

とても楽しい座談会でした。さんと美園さんは音楽学校の頃から、ずっと一緒だったので、お2人が仰っている様に、戦友・同志という感じを受けました。

ただ、この座談会でも美園さんの「不思議ちゃん」っぽい所が出てきてます。

暁:『Arkadia』といえば自主稽古中のある話(笑)。二人で一緒に寝ているシーンで、先に目を覚ましたさくらが私を起こすんだけど、さくらが「ここ、傘でツンツンしたいです」って。
美園:(爆笑)。
暁:指なら分かるけど「傘⁉・・・傘か」って。

暁:あと、今回(註:大劇場公演『桜嵐記』『Dream Chaser』)、私たちは楽屋の化粧前が近いんだよね。
美園:はい。暁さんに「おーい!」ってしたいので、今度、糸電話つけますね。
暁:え、はい(笑)。

糸電話って(笑)。それも真顔で言ってそう(笑)。さんが戸惑っているのが想像出来ます(笑)。

最後まで、美園さんは美園さんでした。

えと文 りさの雪組リサーチ 星南のぞみ

『CITY HUNTER』でのあるお稽古中の事。
野上三姉妹を演じている、彩みちるさん、希良々うみさん、有栖妃華さんは役柄の性質上、スカートが短いそうです。特に野上冴子を演じるさんは特に短い・・・。
その為、上級生の男役達がニヤニヤして、その光景を眺めているそうです(笑)。そのニヤニヤされている中に英真さんもいて、とっても悪い顔をしていたとの事(笑)。

娘役3人が短めのスカートを履いていたら、どうしても目が行ってしまうでしょう。見るなというのが無理です(笑)。

「組レポ。」

花組 羽立光来

今回は「霊&恐怖体験を教えて」という質問が来てます。

具体的な事は書かれてませんが、柚香光さんは、あるホテル宿泊の夜に身の毛のよだつ、絶対見てはいけないモノを見てしまったとの事・・・。
水美舞斗さんは、下級生時代の全国ツアー中のある日、ふと目が覚めると、真っ直ぐで長い髪の毛の女性が、上に乗り顔が凄く近くにあったとの事・・・。
永久輝せあさんは、役の参考のために、レイトショーでホラー映画『ジョーカー』を観て、帰りにタヌキの死骸(!)に遭遇してしまい、とても驚いたとの事。もうホラー映画は観ないと宣言しています(笑)。

私も臆病で怖いのは苦手ですが、その割にはホラー映画が好きで、一時期凄い嵌った時があります。個人的に1番素晴らしいホラー映画は『シャイニング』です。

雪組 愛すみれ

ある日、彩風さんが「硬めのグミが食べたい」と言い、グミ好きのさんと、グミをあまり食べない透真かずきさんが、グミを3つずつ買いに行きました。
さんは自分が選んだグミが彩風さんに選ばれるという自信を持っていました。
しかし、彩風さんが選んだのは、全て透真さんが購入したグミでした(笑)。

自身を持って臨んだのに、振るわない結果になってしまった・・・。そういう時もあります。

陽月華の今月の華

陽月さんの仰る事は全くもって同意しかありません。華優希さんは「かわいいがぎゅっと詰まった」存在です。しかし、かわいいだけでなく演技をさせたら、その人物に完全に同化します。特に退団公演の『アウグストゥス』のポンペイアは、鳥肌が立つほど素晴らしかったです(かわいいとは遠い役ですが)。

それにしても陽月さん、『アウグストゥス』で柚香さん演じるオクタヴィウスが冒頭で、賊に馬を貸してもらおうとする所を「ペカーっと言ってしまう」って(笑)。
どこから「ペカー」という言葉が出てきたのでしょうか? 確かに能天気な感じはしましたが(笑)。

つぼ 早花まこ

タカラジェンヌは全員、そうだとは思いますが、特に雪組生は着物の着こなしに関しては、尋常ない程のシビアさがあります。早花さんも雪組にいた為、着物に関してはとても厳しい指導を受けていた様です。
その為、街中でラフな着こなしの着物姿を見かけると「むむ!」となってしまうとの事。職業病みたいなものですね(笑)。

ある日、早花さんはごく平凡な浴衣を購入する為に、呉服売り場に行きました。その浴衣は全体像が気高く、そして少しだけ若く見える物らしく、それが目当てだったようです。
しかし、気高く若々しく見えることは一切なかったとの事(笑)。

今回も面白いコラムでした。

来月号は彩風咲奈さんが表紙で、彩風さんのトップ特集と轟悠さんのサヨナラ特集が載る予定です。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。