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『宝塚GRAPH 2021年11月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

彩風咲奈さんが表紙の『宝塚GRAPH 2021年11月号』を購入しました。

今回も、私が個人的に印象に残った記事、気になった記事などをピックアップして感想を書いていきます。

感想

表紙&Cover Special 彩風咲奈

表紙は黒い背景をバックに、彩風さんがオレンジ色のジャケットを着ています。何となくハロウィンっぽい雰囲気ですね。襟元にちょっと変わったブローチをしているのも印象的です。

次のページには、英語が全体的に散りばめられているスーツのポートになっています。この様な服装は得てして、服の柄が浮いてしまう傾向がありますが、彩風さんは自然に着こなしています。足の長い彩風さんだからこそお似合いという事が分かるでしょう。

次は淡いブルーを背景に白い衣装を着ているポートです。前のポートとは一転して、柔らかく可愛らしい雰囲気になっています。彩風さんの優しい表情が良いですね。
ちょっと冬の雰囲気もしてきます。

S-Learning 芹香斗亜

芹香さんはトピックとして「朝活」を挙げています。ステイホームをきっかけに、ストレッチやヨガを始めたとの事です。
その中で印象に残ったのは、瞑想(ボディスキャン)です。

ボディスキャンとは、その名の通り、身体をスキャンするように各部分に意識を向ける瞑想。ゆっくり大きく深呼吸をしながら、つま先から足の裏、足首と上がっていき頭の先までパーツ一つひとつを意識し、感覚を高めていくんです。(略)瞑想の考え方の一つに「自分自身」は駅で、そこに入ってくる電車が「考え」というのがあって。「考え」は自分という駅を通過するただの電車。自分自身と雑念を一緒にしてはいけないということなのですが、❝今ここにある自分❞だけに向き合う時間を作るようにしてから、身体も心も元気になって。

結構哲学的な所もありますね。
自分自身と雑念を一緒にしてはいけないと言いますが、なかなか難しそうです。しかし芹香さんはこれをこなしているからこそ、舞台上で格好良く魅力的になるのでしょう。

私も機会があったらやってみようと思います(←絶対にやらないパターンだ、笑)。

As Is/To Be 桜木みなと

『異人たちのルネサンス』から『オーシャンズ11』までの頃は、演技や歌などが演出家の先生方の要望通り出来ず、苦しんでいた事が誌面上から伝わってきます。
ただ、桜木さんが『オーシャンズ11』で演じたテリー・ベネディクトは紅ゆずるさんや望海風斗さんとは、また違った魅力や怖さが出ていて、とても素敵でした。

その『オーシャンズ11』を経た後、自分自身をより魅せる事が出来るようになったのは本当に良かったです。

今後についてはこの様に語っています。

他組の同期が次々と責任ある立場を任される中、昔は焦る気持ちもあったのですが、今は「私には私の時間の積み重ねがある」と考えられるようになったんです。真風さんや芹香さんの大きなお背中を間近で見て学べるこの環境は、私に与えられた特権であり財産だなと。(略)自分の弱い部分を認めてさらけ出し、格好悪い瞬間すらも好感を持っていただけるような男役になれたらなと思うようになりました。

過去の自分に対して吹っ切れた様ですね。上記のお言葉を聞いて、安心感を感じたのは勿論ですが、力強さも含まれている事が分かります。
因みに、同期がトップスターや2番手になっていく中、桜木さんは唯一の3番手です。番手だけで見れば、桜木さんが1番後ろという事になるでしょう。
しかし、どうかこれからも焦る事無く、桜木さんしかできない舞台を魅せてほしいです。宙組で重要な存在なのですから。

RANDOM 瑠風輝

オレンジ色のパーカーを着ており、明るくボーイッシュな雰囲気が出ています。舞台上での貫禄ある姿とは、また違う一面が出ていると思いました。

「冷蔵庫に必ず入っているものは?」の質問に「納豆、豆腐、キムチ」と答えています。
「一時期❝冷やし焼き芋❞にハマり(略)」との事ですが、確かに『宝塚GRAPH 2021年8月号』の「おとめタイムズ」には嵌っている事が書かれていました。

しかし、「一時期」と仰いているという事は、今はあまり召し上がってなさそうですね。

Décor

白いワンピース姿の有沙瞳さんが綺麗です。本当に有沙さんは日を重ねるに連れ、美しさに磨きがかかっていると思います。

打って変わって、天紫珠李さんは格好良い姿になっています。ピンクのハット、白いブラウスを着用し、そしてパンツスタイルです。
元男役という理由もあるかもしれませんが、パンツスタイルが違和感なく決まっています

Especial Time 暁千星→朝美絢

お2人が一緒に並ぶのを見たのは久しぶりな気がします。と思ったら、朝美さんが2017年に雪組に異動してから、きちんとお話をされていなかったとの事。久しぶりに一緒にお話が出来て本当に良かったですね。

さんは新人の頃から、歌が上手く堂々とした立ち居振る舞いをしていた様に観えましたが、実は結構不器用との事。

朝美:成績も1番だし、お稽古場のどこにいても光を放っているのに、不器用なところがあって、それが意外だった。
(略)
朝美:その後も最下級生で場面に入ったりと抜擢続きでね。とにかくよく怒られてたね(笑)。
暁:めちゃくちゃ怒られました!
朝美:怒られてない公演がないんじゃない?(笑) 私も怒ったことあるし。
暁:失敗ばかりしてしまうから私が悪いんです…。
朝美:大きくやらかすのに飄々として見えるんだよね(笑)。

朝美:私さ、あり(暁)のことが心配すぎて、舞台稽古(註:バウ・ワークショップ『A-EN』)観に行ったんだよね。
暁:そうそう! そうでした!
朝美:案の定、アクセサリーとかの準備も出来てなくて、お衣装部さんに怒られてた(笑)。で、ありは…。
暁:泣いてた(笑)。

怒られてない公演が無いなんて…。どれほど当時は大変だったのでしょう。私なら委縮して自信を失くし、何も出来なくなるかもしれません。
タカラジェンヌって大変ですね(笑)。

しかし、さんはそれを経験し乗り越えたからこそ、より魅力的な男役になっていったのでしょう。

また、さんは緊張しいとの事で、この対談も思い切ってお願いしたそうです。
全然緊張や失敗をしなさそうなイメージだったので、さんの意外な面を知る事が出来て面白かったです。

月組も雪組もトップが変わりましたが、朝美さんは2番手になった事もあり、責任の重さも感じているとの事です。

朝美:毎日同じクオリティでお届けしなければという気持ちがより強くなったかな。調子が悪いでは済まされないぞ、と。

番手が段々上がるにつれて、どの男役でも起こる事なのかもしれませんが、朝美さんはより頬がこけてきています。
どうか体調に気を付けながら舞台に立ってほしいです。

4年の間、ちゃんとお話をしていなかった反動なのか、とても和気あいあい(時折、朝美さんのツッコミ(笑))として盛り上がった対談だったので楽しく読む事が出来ました。

サヨナラポート 星南のぞみ

1枚目は白いドレスを着て、薄いピンクのバラを持って微笑んでいるポートです。とても可愛らしく輝いています
次のページでは、一転して黒いワンピースを着て、左手を腰に当て、遠くを見ている様なポートです。これは凛とした姿になっています。目力もあるのがポイントですね。
もう少し髪をなびかせたら、ヘアトリートメントの宣伝の画像に使えるかもしれません。

それにしても、これが星南さんの最後のポートだなんて・・・(泣)。
私にとって本当に好きな娘役さんで、雪組ではとても重要な存在だったので退団は本当に悲しいです。
卒業後もお幸せな人生を歩む事を祈っています。

星組アンケート! MY BEST 礼真琴

「PART.3 こんな礼真琴を見てみたい♡」では、1位が医者、2位が教師、3位がアスリートという結果が出ています。
この結果にさんは「一体全体、私ってどんな風に見られてるのか心配になってくるよ!(笑) たいてい体力勝負な職業だよね(笑)。」と答えています。

特に2位の教師の姿は、普通の背広とかではなく、赤いジャージを着て竹刀を持っている姿です。校門の前で生徒指導している体育教師をイメージしたようです(笑)。
結構似合っている気がします。特に、目つきがなりきっていると思いました(笑)。

100期の秘密あかします! ~令和の令真探偵~

今月号のゲストは聖乃あすかさんです。扮装はこの宝塚GRAPHが10月中旬発売という時期なので、ハロウィン仕様になっています。因みに、聖乃さんがかぼちゃ、朱紫令真さんがヴァンパイアという格好です。
特に聖乃さんのかぼちゃ姿は可愛らしいです。ただ、手足が緑色なので、立っている姿は河童に見えない事もない(笑)。

音楽学校には職員室隊なんていうのがあるのですか? 初耳です。
職員室の前に貼り出された1週間の予定表を、全部暗記しなきゃいけない役職だそうです。「メモを取れば良いのでは?」と思いましたが、メモを取ってはいけない様です。
厳しいルールですね。私なら1週間どころか1日の予定を覚えられるかすら怪しいです(笑)。

寮で起きた「ぶどうジュース(炭酸入り)事件」は知らない人が見たら、そりゃあビックリしますよ!
書いてはいませんが、このぶどうジュースの容器はペットボトルなのでしょう。因みにこのジュースの持ち主は汐聖風美さんです。

私もよくペットボトルの飲み物を利用しますが、まだ破裂した事はありません(笑)。
皆様もペットボトルを利用する際は気を付けましょう(笑)。

おとめタイムズ

野々花ひまりさんは、退団された望海風斗さんと電話で色々お話をされたとの事。望海さんは既に宝塚にいませんが、現役生と今でも仲良く出来、連絡を取り合えるのは微笑ましいですね。

風間柚乃さんはシャービックのメロン味が大好きとの事。シャービックとは、粉末を牛乳と混ぜ、冷蔵庫で冷やし固めて作るデザートです。
正直、シャーベックという名前を初めて聞きました。結構有名なのでしょうか? フルーチェなら利用した事はあるのですが(笑)。 あ、フルーチェなら私はイチゴ味が好きです(←誰も聞いてない)。
因みにシャービック、フルーチェ、どちらもハウス食品株式会社の商品です。

もしスーパーでシャービックを見かけたら、私も買ってみようかなぁ。

来月号の表紙は月城かなとさんです。
愛月ひかるさんのサヨナラ特集が組まれる予定です。という事は愛月さんの退団する日が近づいているという事になりますね(泣)。
星組公演『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』のチケットが獲得できた人が羨ましいです。私はチケットが取れませんでしたが(泣)、それでも最後まで応援し続けます。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。