皆様こんにちは、霜柱です。
宝塚の各組にはトップスターとトップ娘役がおり、その組の顔とも言える存在です。
1度その組でトップになったら、余程の事がない限り組替えする事はありません。
ですが、もしもトップ娘役を他の組へ特別出演させたらどうなるか？ それを考えてみました。
何故こんな事を考えたのかというと、2004年に宝塚が90周年を迎えた際、各組の2番手の男役スター（宙組は3番手も）が他の組へ特別出演するという事があったからです。
今回はそれのトップ娘役版という訳です。
「滅茶苦茶な事になりそう」「面白そう」と色々意見は出てくるでしょう。
実際に実現はしないと思いますが、私の想像（妄想？）にお付き合い頂けましたら幸いです。
個人的に観たいシャッフルトップコンビ
※トップスターとトップ娘役は2022年8月5日時点で在籍している方々です
- 【花組】柚香光・星風まどか
- 【月組】月城かなと・海乃美月
- 【雪組】彩風咲奈・朝月希和
- 【星組】礼真琴・舞空瞳
- 【宙組】真風涼帆・潤花
朝月希和さんは2022年12月25日に退団する事を発表していますが、それは置いといて下さい(笑)。
もし私が各組のトップ娘役を他の組に特別出演させて別の相手役と組ませるなら、下記の様な感じになります。
【花組】柚香光・潤花
柚香光さんと潤花さんの共通点というと、まずはそのスター性です。何もせず、ただそこに立っているだけで、もう存在感を抜群に発揮しています。
でも、もしかしたら潤さんの方が目立つかもしれませんね(笑)。
ダンスがお上手という共通点もあります。お2人とも繊細な踊りをするので、ダンスの場面は間違いなく見所になるでしょう。
柚香さんは今年『TOP HAT』という作品に出ました。この作品は歌やダンスが沢山出てくるラブコメディです。
この作品を潤さんと組んで上演しても合いそうな気がします。ヒロインのデイル・トレモントという役はちょっと気が強い所があるので、潤さんに嵌まりそうです。
星風まどかさんのデイルより、より大人っぽくダイナミックに演じてくれると思います。
お2人とも完全な美男・美女でキラキラと輝いているので、とても見映えるでしょう。
ただ、先に書きましたが、潤さんの方が目立ち柚香さんは押され気味になりそうな気もします。でも、それはそれで観てみたいです(笑)。
【月組】月城かなと・星風まどか
星風さんは宙組で真風涼帆さんと組んでいた時は、お父さんと娘の様な感じに観えました。しかし、柚香さんと組んだら、バランスがピッタリと取れた恋人同士の様になったと思います。
もし月城さんと組んだらどうなるか？
私の考えでは、格好良い兄とその兄を慕う明るい妹の様な感じになりそうです。真風さんや柚香さんとは、また違った相性の良いトップコンビとして活躍出来るでしょう。
お2人ともどの様な役もこなせますが、似合いそうな作品となるとまず『長い春の果てに』はいかがでしょうか？
主人公で医者のステファンを月城さん、ステファンに恋をするエヴァを星風さんがそれぞれ演じる姿が、私には思い浮かびます。
似合いそうな作品は他に『ロミオとジュリエット』や『NEVER SAY GOODBYE』が挙がります。若者のカップルや、落ち着いた大人の関係、どちらも違和感無く合うでしょう。
存在感はあっても目立ちすぎる事の無いのが、お2人に共通した点ですので、結構お似合いのトップコンビになると思います。
【雪組】彩風咲奈・舞空瞳
彩風咲奈さんと朝月希和さんはどちらもダンスの名手です。お2人の踊りの場面は上手いだけでなく、色気や繊麗さがあるので、もう惹き込まれます。
ですが舞空瞳さんもダンスが上手いです。
彩風さんと舞空さんの共通点というと、手足が長く体躯が美しい事です。ですのでこのお2人がもし組んでダンスをしたら、目が奪われる様なパフォーマンスをして下さると思います。
ですので、劇よりもショーで大活躍するトップコンビになりそうですね。
特に『REVUE OF DREAMS』や『Fantastic Energy!』の様な躍動感のあるショーで、その真価を発揮出来そうな気がします。
劇なら『ME AND MY GIRL』はどうでしょうか？
彩風さんのビル、舞空さんのサリー、どちらも合うと思います。
【星組】礼真琴・朝月希和
朝月さんは礼真琴さんより1期下ですが、何となく朝月さんの方が学年が上っぽく見えます。
ですので、恐らく礼さんと朝月さんが並んだら、姉と弟、女性の上司と男性の部下の様になると思います。
お2人の共通点というと身体能力が高い事でしょう。持ち味は違いますが、礼さんは力強いダンス、朝月さんは滑らかで繊細なダンスを得意としています。
私がこのお2人で観てみたいのは、勿論ダンスもありますが、それ以上にアクション系の作品を観てみたいです。
お2人とも恋人関係で武術の達人、しかし朝月さんの方が礼さんより強く、更に礼さんを振り回しているという設定で(笑)。
礼さんには申し訳ないですが、そんなちょっと気弱な礼さんを観てみたいのです。
しかし、いざという時には大活躍し悪の組織を滅ぼすのです。
かなりベタな話ですが、結構似合うのではないでしょうか？
宝塚はアクションに軸を置いた作品は多分無いので、是非作ってもらいたいです。
因みに朝月さんは『CITY HUNTER』と『夢介千両みやげ』で気の強い女性を演じていました。どちらもヒロインっぽくない役柄でしたが、朝月さんだからこそ演じ切る事が出来たと私は思います。
「また気の強い役を演じさせるのか？」と思うかもしれませんが、観たいのですから仕方がありません(笑)。
【宙組】真風涼帆・海乃美月
真風さんと潤さんは、お2人とも大人の色気を持っており、豊潤さが溢れ出ているのが舞台から確認出来ます。
海乃さんも大人っぽい雰囲気ですが、潤さんとは全く違います。
潤さんが明るく輝かしい太陽の光なら、海乃さんは夜空にまたたく星の光という感じだと思います。
真風さんと海乃さんが並んだら大人の落ち着きを持った、それでありながらもスマートとお洒落さを持ったトップコンビとなり、観客から「ステキねぇ」と言わせるに違いありません。
似合いそうな作品というと『カサブランカ』が思い浮かびました。
主人公のリックと、ヒロインのイルザはどちらも心に傷を抱えており、それぞれ真風さんと海乃さんにピッタリだと言えます。派手さはありませんが、その分心情に訴えかけてくる作品なので、是非このお2人で観てみたいですね。
後は私の好きな『マラケシュ・紅の墓標』も合うと思います。
実現はしないとは思うが・・・
こういうのを考えるのは本当に楽しいですね。他にも組み合わせを考えましたが、上記の結果に落ち着きました。
他に1人のトップスターに対して2人のトップ娘役を配するのも考えましたが、流石にキリが無くなるので、それは無しにしました。
皆様だったら、もし今のトップ娘役を他の組へ特別出演させるなら、どこの組に出演させてどの様な作品を観てみたいですか？
この様な想像するのは楽しいですが、実現の可能性は0％でしょう(笑)。でも自分で言うのもなんですが、案外面白く新たな発見があるかもしれません。やってみる価値は0ではないと思います。
今でなくても良いので、コロナが収束したらその内に1年限定でやってみてほしいです。
劇団様、ご検討をお願いします(笑)。
お読み頂き有難うございました。ブログ村に参加しています。
にほんブログ村
