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柚香光主演で再演してほしい作品6選

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皆様こんにちは、霜柱です。

大分前ですが、柚香光さんと星風まどかさんで『エリザベート』と『EL DORADO』を再演してほしいという記事を書きました。

今回は上記の作品以外で柚香さんに合いそうな作品を、私なりに考えてみました。

柚香光に似合いそうな作品6選

ノバ・ボサ・ノバ

この作品は1971年に星組が初演を行って以来、同年に雪組、1976年に花組、1999年に雪組と月組、そして2011年に星組が公演をし、間は空いていても再演がされている人気のあるショーです。

内容は、

ブラジルは「リオのカーニバル」を舞台に展開する奇妙な人間模様を、ドラマティックなミュージカル・シーンで綴った、故鴨川清作の残した傑作。
年に一度のカルナバルには、地元のカリオカ達が三日三晩、サンバのリズムに踊り狂う。カルナバルの中、義賊のソールは観光客の娘エストレーラと、盗賊のオーロは物売り娘ブリーザと燃える太陽の下で恋を語り合う…。

TAKARAZUKA SKY STAGEの公式サイトから引用

ソールが主人公です。
私は2011年の星組公演を実際に観劇し、1999年の雪組と月組はビデオで観ました。

リオのカーニバルが舞台というだけあって、本当に熱く盛り上がるショーです。星組の公演を観た際は、こちらも汗をかいた様な気がします(笑)。
柚香さんは以前『Cool Beast!!』というラテン・ショーで野獣に扮し、それがとても熱く魅力的だったので、この作品をまず挙げてみました。

私としては柚香さんが歌う「ソル・エ・マル」「アマール・アマール」「All On That Day(Sinner Man)」を是非聴いてみたいです。
どの場面でも歌や踊りが沢山ありますが、「All On That Day(Sinner Man)」を歌う場面は緩急がとてもあり難しいと思います。
「♪ビバ~~~~~」と思いっきりロングトーンを使わなければいけない曲でもあります。が、柚香さんのハスキーボイスで歌ったら、他のトップスターとはまた違う魅力的な歌になると私は思います。

後、メール夫人という役がいるのですが、この役は男役が演じます。是非永久輝せあさんに演じてほしい(願望)。

ラテンが好きな人ならお気に召す作品だと思います。

メイちゃんの執事

2011年に星組が宝塚バウホールと日本青年館で上演した作品。
当時の主演コンビは紅ゆずるさんと音波みのりさんで、脚本・演出は児玉明子先生です。

内容は、

宮城理子原作、集英社「マーガレット」連載中の人気少女漫画をミュージカル化。
四国の片田舎で両親とごく普通に暮らしていた東雲メイは、不慮の事故で両親を亡くす。メイの父親は、日本の政財界を牛耳る本郷グループの創始者、本郷金太郎の長男だったが、駆け落ち同然で家を出て行方不明の状態だった。息子が亡くなったことを知った金太郎は、メイを迎えに容姿端麗、文武両道に秀で、何事もそつなく完璧にこなす、完全無欠の“Sランク”の執事である柴田理人を四国に遣わす。メイは本郷家の跡取りとして相応しい教育を受けるため、究極の全寮制お嬢様学校である聖ルチア女学園へ転校することになる。そこでは、生徒であるお嬢様の世話は全て専属の執事がすることになっていた。淑女修行をする決意をしたメイを、理人は全力で支えることにする。偶然四国でメイの同級生だった理人の弟の剣人も、メイの執事になると意気込んでついてくる。

TAKARAZUKA SKY STAGEの公式サイトより引用

さんが演じた柴田理人が主人公です。

一部シリアスな場面はありますが、基本的には明るく楽しい作品です。コメディ要素も含まれているので、観終わった後は軽快な気持ちになると思います。

執事の理人は文武両道でとても頼りになる存在なので、他の生徒から東雲メイは羨ましがられています。

この役を演じたさんはもうとても素敵でした! 絶対にこんなに格好良い執事は世界中探しても見当たらないと断言出来るでしょう。
ですが柚香さんにもこの役はピッタリと合うでしょう! さんに負けず劣らずスタイリッシュで魅力的な執事になると思います。
決闘で剣を扱う場面があるのですが、柚香さんが決闘をする場面も観てみたいです。

とにかく柴田理人は格好良い存在です。是非再演をしてほしいのですが、演出家の児玉先生は既に宝塚を退職されています。
ですので、再演は限りなく0に近いでしょう(泣)。

ゼンダ城の虜

2000年に月組が大劇場で上演した作品。
当時のトップコンビは真琴つばささんと檀れいさんで、脚本・演出は木村信司先生です。

内容は、

国王そっくりの青年貴族が、政権争いに巻き込まれた王を救い出すまでを、美しい姫との恋、王権を狙う大公、破天荒な伯爵などをからめて描く。
原作はアンソニー・ホープ。
19世紀のヨーロッパ、小国ルリタニアでは新王ルドルフの戴冠式が行われていた。傍らには婚約が噂されるフラビア姫が控えている。それを見て王の異母弟ミカエル大公は、前日ゼンダ城に監禁したはずのルドルフ王の出現に驚く。大公の愛人ド・モーバンは、旅の途中で国王そっくりの英国貴族、ルドルフ・ラッセンディルに出会ったことを話す。彼らの疑いの通り、実は王は替え玉で、戴冠式に出席していたのはルドルフだった。囚われの王を救うためルドルフとフリッツら忠臣たちはゼンダ城に向かうが、そこには大公の手下ヘンツォ伯爵らが待ちかまえていた…。

TAKARAZUKA SKY STAGEの公式サイトより引用

真琴さんが演じたルドルフ・ラッセンディルが主人公です。

内容としてはルドルフたちがヘンツォ伯爵を倒す話です。そこまで行くのには駆け引きが合ったりします。その際は場面によって異なっており、緊張感が漂う時があったり、ちょっとコミカルだったりする時もあります。

この作品は全体的には壮大感があり、綺麗な曲が多い作品です。
特に主題歌の「止められぬ思い」は名曲で、情感がとてもありサビでの盛り上がりがとても良いのです。
この曲も柚香さんの歌声で聴いてみたい

長い春の果てに

2002年に月組(当時のトップコンビは紫吹淳さんと映美くららさん)が大劇場で初演、2012年に花組(当時のトップコンビは蘭寿とむさんと蘭乃はなさん)が全国ツアーで再演。
脚本・演出は石田昌也先生です。

内容は、

脳外科医の青年とピアニスト志望の病弱な少女の恋。アレクサンドル・アルカディのフランス映画「世界で一番好きな人」をモチーフにした作品。
脳外科医ステファンは、手術である女優を死なせて以来生活が乱れ、親友のブリスと夜遊び三昧の毎日。お陰で精神科医ナタリーとの婚約も破談になり、野心家でステファンをライバル視していた外科医クロードは笑いが止まらない。そんなとき、ステファンの前にエヴァというピアニスト志望の少女が現れる。エヴァは幼いころ脱げた靴をステファンにはかせてもらい、シンデレラ気分で一方的にステファンに恋をしていたが、脳に難病を抱えていた。ステファンは手術の事故以来、生きた人間を診ることができず死体相手の解剖医となっていたが、エヴァとの出会いで少しずつプライドを取り戻していく。しかしある日エヴァの容態が急変する。

紫吹さん・蘭寿さんが演じたステファンが主人公です。

私は月組と花組の両方を観ましたが、初演でステファンを演じた紫吹さんがとても格好良かったのです! サラサラの金髪姿で目を奪われました。白衣姿もとても似合っていて、こういう医者だったら遠くから通って来る人がいってもおかしくないでしょう。
勿論、蘭寿さんも素敵でした。ただ、あくまで私の意見ですがあまり似合っていなかった様に感じました・・・。

このステファンという役も間違いなく似合うでしょう。柚香さんの様なお医者様なら、医者が苦手な私でも(笑)、診てもらいたくなります

特に主題歌の「言いたくて、言えなくて」はとても良い曲で心に染みます。是非柚香さんに歌ってほしい!

双曲線上のカルテ

2012年に雪組がバウホールと日本青年館で上演した作品。
当時の主演コンビは早霧せいなさんと星乃あんりさんで、脚本・演出は石田昌也先生です。

内容は、

「医療ドラマ」の決定版、渡辺淳一氏のベストセラー小説「無影燈」を、イタリアに舞台を移し、ミュージカル化。外科医として一流の技術を持ちながらも、異端児と呼ばれる医師と、彼を見守る看護婦との恋愛を軸に、真の医療とは、愛とは、そして命とは…という深遠なテーマを真正面から描く。
外科医として優れた腕を持ち、かつては大学病院で将来を嘱望されたフェルナンド。その彼が約束されたエリート・コースを捨て、なぜ民間の個人病院で生きる道を選んだのか…その経緯は謎に包まれていた。患者からの信頼も篤いフェルナンドだが、夜勤中の飲酒行為や女性との火遊びを繰り返す姿に不快感を示す者も多かった。そんな中、新人看護婦のモニカは数少ないフェルナンドの理解者の一人だった…。

TAKARAZUKA SKY STAGEのサイトから引用

早霧さんが演じたフェルナンドが主人公です。

このフェルナンドという医者は腕は1流ですが、素行があまりよろしくない所があります(笑)。
見た目も少し肩に届いてる金髪、開襟シャツという医者らしからぬ姿ですが、とても魅力的で格好良い役なのです!
実はフェルナンドは末期がんに罹っており、最後は湖に自ら身を投げて亡くなってしまいます・・・。

結末は悲しいですが、人生の憂いや苦しみを背負ったその姿が観る者を引き付けるのです。

柚香さんにもこの様な影を背負った役が似合うと思います。
長い春の果てに』のステファンとやや共通する所はあります。ただ、ステファンは手術の失敗で患者を死なせてしまったのに対し、フェルナンドは自らが亡くなってしまうという違いはありますが・・・。

そういえば、『宝塚GRAPH 2021年12月号』の【花組アンケート! MY BEST】の「こんな柚香光を見てみたい♡」の3位が医者でしたね。

麗しのサブリナ

2010年に花組が大劇場で上演した作品。
当時のトップコンビは真飛聖さんと蘭乃はなさんで、脚本・演出は中村暁先生です。

内容は、

ロングアイランドの高級住宅街に一際大きくそびえ立つ大豪邸のララビー家。
ここにはララビー夫妻と2人の息子、堅物の長男ライナスとプレイボーイの次男デイヴィットが住んでいた。

お抱え運転手フェアチャイルドの一人娘サブリナは、デイヴィットに思いを寄せていたが、デイヴィットにとってサブリナは使用人の娘というだけで全く無関心。
ある夜、庭からテラスで開かれているララビー家のダンスパーティで、デイヴィットが令嬢と踊っているのを眺めるサブリナ。

そんな娘に父は身分違いの叶わぬ恋を諦めさせようと、彼女をフランスの料理学校へと行かせる。
パリで生活を始めたサブリナだが、デイヴィットの事が忘れられずに過ごしていた。

娘の手紙からそれを感じ取り心配する父と仲間の使用人たち。
しかし料理学校でフォントネル男爵と知り合い、サブリナは人生や恋の傍観者でいてはだめだと少しずつ変わっていく。
パリに旅立ってから2年後、サブリナは見違えるばかりの美女となって帰ってくる。

そんなサブリナを見てデイヴィットはたちまち夢中になる。

事業拡大を考えるライナスによって財閥タイスン家の令嬢エリザベスとの結婚が決まっていたデイヴィットだったが、自分の婚約披露パーティーにサブリナを招待し、婚約者を放ってサブリナとばかり踊る。
2人の姿はララビー家の知るところとなり、このままでは問題になると考えたライナスは、二人を引き離すために一計を図るが・・・。

宝塚歌劇の公式サイトより引用

真飛さんが演じたライナスが主人公です。

この作品は悪人が全く登場しないハッピーミュージカルです。
とはいっても『ME AND MY GIRL』みたいにドタバタという訳ではありません。
もっと上品や落ち着きがある雰囲気となっています(ディヴィットはちょっと違いますが(笑))。
しかし緩急がしっかりあり、登場人物も魅力的な役が多いので、観ていてとても惹かれる作品です。

柚香さんは新人の頃にこの作品に出演しています。とは言っても、まだこの頃はその他大勢でしたね。
今度は柚香さんで再演をしてほしいです。この様な大人のハッピーミュージカルは柚香さん向けだと思います。

1度も再演していないのが不思議で堪りません。

まとめ(みたいなもの)

本当は5選に絞る予定でしたが、『長い春の果てに』が似合うと書いたら、「待てよ⁈ 医者が主人公の作品なら『双曲線上のカルテ』もあるではないか。・・・うん、これも柚香さんに似合いそうだ」という事で6選になりました。

個人的に特に再演希望なのは『メイちゃんの執事』と『双曲線上のカルテ』ですね。
メイちゃんの執事』の主人公、柴田理人はとにかく格好良い。でも『双曲線上のカルテ』のフェルナンドも格好良い。
大雑把に書くなら、柴田理人は陽で、フェルナンドは陰。柴田理人は強靭な精神力で生きる力がありますが、フェルナンドは破滅へと向かい最後は亡くなる・・・。

全然作風が異なりますが、だからこそこの両方を柚香さんで観たいですね。

私が上記に挙げた作品、どれか本当に再演してくれないかなぁ(切望)。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。