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礼真琴の休養記事を読んで思った事

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皆様こんにちは、霜柱です。

少し前に礼真琴さんが休養するという発表があり、その後ご本人の口からも語られました。

今回は、さんの言葉を読んで思った事を、遅ればせながら書いていこうと思います。

もうこれ以上頑張る必要は無いと思う

さんは「必ずレベルアップして戻って参りたい」と語っています。

しかし、私はハッキリと言いたいです。

これ以上レベルアップする必要は無いですし、頑張る必要も無いです」と。

さんの実力はもう誰もが認める程のハイスペックです。例えるならスーパーコンピューターの富岳の様な感じでしょう。

超人的と言っても過言ではありません。

それでもさんも1人の人間です。公演が終わったら尋常でない疲れが出ている事は間違いないでしょう。
更に、ハイスペックだからこそ、それを保つのにも非常に労力がいると思います。

さんの休養は働き方改革なんて言われていますが、そもそも休養させないといけない状態に追い込んだという事に問題があります。
劇団側はその事をちゃんと理解しているのでしょうか? 猛省をするべきだと思います。

本来なら休養をせずとも、ちゃんとやっていけるように劇団側は配慮するべきなのです。

また、さんは演出家、振付師、歌唱指導の先生方から難しい課題を与えられていると思いますが、それを乗り越えてしまう程の実力の持ち主です。

けれども、それが逆に良くないのではと思います。

何故なら、乗り越える事によって「あぁ、礼真琴にはもっと難題を与えても大丈夫だな」と勘違いをさせてしまうことになるからです。

全力でパフォーマンスをするさんは本当に目を見張ります。同じ人間とは思えない存在です。

しかし、さん程の実力があれば70~80%ぐらいの力でも満足いく作品は作れると思います。

スタッフ側はさんに対する扱いを改め、そしてさんもしっかりとご自身を見つめ直す必要があります。これは喫緊の課題です。
そうでないと、また元の木阿弥になるでしょう。

もう1度申し上げます。

「これ以上、レベルアップしたり頑張る必要はありません」

どうしてもレベルアップしたいなら・・・

絶対にありませんが、もしさんが私の言葉を聞いても、「深刻な問題じゃないから心配しなくても大丈夫です。」と返ってくる気がします。

ですのでその場合、僭越ながら2つの提案をさせて頂きます。

①「頑張らない」を頑張って

タカラジェンヌは舞台に立っている時は、全員が本当に頑張っているのが伝わってきます。毎日あれだけのハードな公演をこなしている事には尊敬を覚えます。

特にさんがそうです。あれだけのパフォーマンスを公演期間中はずっとしているのですから、凄すぎて言葉が出ません。

さんの頑張りは舞台を観ていれば、「これでもか! これでもか!」と言う程、ガンガン伝わってきます。

人一倍頑張るさん。
ですので、休養後は〈頑張らない〉ことを頑張ってほしいです。

今のさんは何もかもを背負い過ぎている様な気がします
休養後は更にレベルを上げるのではなく、逆に「いえ、私はこれ以上の事は一切しません」と突っぱねる。それが礼さんにはむしろ必要だと思うのは私だけでしょうか?

先に書きましたがさんの実力なら全力を出さず、70~80%ぐらいでも充分に満足の出来るパフォーマンスをするでしょう。
そのぐらいの力でも物足りなくは感じないと思います。
もし、そうなりそうならさんではなく、他の組子に振れば良いのです。逆にそうした方が星組全体のレベルが底上げされて、纏まりやバランスも良くなりそうな気がします。

もうさんに何もかも任せるのはお終い!

今の星組はさんばかりが前に出過ぎていて、他の組子が置き去りにされている様に映るのです

何回も書きますが、レベルアップするのではなく、良い意味で弛緩して舞台に立ってほしいです。それがさんが取り組むべき課題だと私は思います。

余談ですが、さんのパフォーマンスを観ていると圧倒されると同時に、時々何故か身体が痛くなってくるのです(笑)。「それは貴方の問題でしょ」と言われればそれまでですが・・・。

②実力を上げるよりも、ただその場にいるだけで絵になる存在になってほしい

実はこちらの方がさんが最も習得するべき課題かもしれません。

ここから書く事はさんのファンにとっては、もしかすると気持ち良くない内容だと思います。ですので、了承出来る方のみ先をお読み下さいませ

何回も書きますが、さんのパフォーマンスは異次元です。ちょっとやそっとで到底辿り着けはしません。
あれだけ動いて、あれだけ歌って息も切らさないのですから度肝を抜きます。

しかし、しかし!なのです。

確かにさんが激しいダンスをいとも簡単にこなしていたり、難しい歌を全くブレずに歌うのを聴いた時、本当に圧倒されます。

ただ、さんの事を魅力的に感じるのは、あくまで〈パフォーマンスをしている時だけ〉なのです。

さんが何もせずただ立っているだけでも魅力的に感じていますか?
勿論、その様に思う方は当然いるでしょうし、その方々を否定する気は一切ありません。

しかし、残念ながら私にはその様には映りません・・・。

ですのでさんが本当にレベルアップしたいと思っているのであれば、何もせずただ立っているだけで、観客の目を引き付ける力を身に付けてほしいと思います。

この事については他組のトップスターが見本になるでしょう。

柚香光さんには魔性な艶やかさが、月城かなとさんには正統な美しさが、彩風咲奈さんにはスタイリッシュさが、真風涼帆さんには漢らしさがあります。
この4名はそれぞれ異なる魅力的な持ち味を持っており、ただ舞台に立っているだけで絵になります

これらを吸収しさん自身の中で上手く咀嚼する事が出来たら、更に魅力的になり人を引き付ける舞台人になる事は論を待たないでしょう。

是非、休養という時期に上記の事を身に付けて下さればと願っています。

休養後にさんがどの様に変わるか、もしくは変わらないかがポイントになるでしょう。また、劇団側が今後「休養」を他のタカラジェンヌにも適用させるのか否か、それも注目だと思います。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。