皆様こんにちは、霜柱です。
永久輝せあさんが表紙の『歌劇 2024年9月号』を読みました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。
感想
表紙 永久輝せあ
ピンク色のシャツに、灰色を基調としたギンガムチェックのジャケット、ちょっとシルバーっぽい白色のネクタイという衣装です。
シャツがピンク色というのが良いですね。永久輝さんにとても似合っていると言えるでしょう。背景もピンク色となっているので、オシャレ感が強調されたポートだと思います。
花組新トップコンビ対談 共に走ろう、探求の道を
永久輝せあさんと星空美咲さんの対談です。
緊張しながら言葉を選んで話していそうな星空さんが、誌面上から伝わってきました。初々しい感じなのがとても良いですね。
また、途中で永久輝さんに「夏休みの宿題もちゃんとやってらっしゃった方だと思います(笑)」と、話題が変わったのも面白かったです。
因みに永久輝さんは夏休みの宿題は、追い込まれないと出来ないタイプとの事。
星空さんも同じタイプだったのでしょうか?
花組は新トップコンビになってまだ約4ヶ月程ですが、どの様に進化していくかが楽しみですね。
カラーポートレート
印象に残ったのはまず聖乃あすかさんです。
白い帽子に、薄いオレンジ色のTシャツとパンツという装いで、チョコがコーティングされたドーナツを2つ持っています。
リラックスして明るい表情で写っているのが良いですね。
風間柚乃さんのポートですが、黒いシャツという装いで、赤い提灯(?)が周りにあります。
背景が暗い事もあって、幻想的な雰囲気に仕上がっていると思いました。
それだけでなく、ちょっと瀬奈じゅんさんっぽい表情になっている気もしましたね。特に目がいつも違う様な気がします。
鷹翔千空さんは全身黒色の衣裳に身を包み、真っ直ぐこちらを見つめています。紫色の背景で、スモークが使用されているのがポイントです。それらによって臨場感が生まれ、妖しさを醸し出している様に思えました。
色気のある雰囲気が良いですね。
夢・万華鏡〈96〉 小林公一
東京宝塚劇場の支配人というと小川甲子(甲にしき)さんが思い浮かびますが、2024年7月8日(月)付で支配人を退任していたとの事。
そういえば、私が宙組公演『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』を観に行った際、確かにいなかった気がします。
小川さんは2000年10月1日(日)付で東京宝塚劇場の支配人に就任されたので、約24年務めたという事ですね。
ただ、気になるのは小川さんの後任です。一体どなたになるのでしょうか? 小川さんは「東京宝塚劇場の支配人の1人として就任した」との事ですが、支配人は複数人いるのでしょうか?
その辺りはどうなっているのかよく分かりませんね。
小川さん、
長い間、東京宝塚劇場の支配人を務めて下さってありがとうございました。どうか別の場所でもお元気にお過ごしが出来る事を祈っております。
座談会『記憶にございません!』『Tiara Azul-Destino-』
『記憶にございません!』は現代日本が舞台です。宝塚で現代日本が舞台になる事は殆どありません。その為役作りをする上でいつもよりも試行錯誤している様子が誌面上から伝わってきました。
『Tiara Azul-Destino-』はなかなか熱い作品となっている様で楽しみな気持ちになりました。
トークでは礼真琴さんと暁千星さんが主に笑いを誘っています。更にそれが周りに波及しているので、星組の明るい雰囲気も伝わってきました。
また、礼さんがティアラをどうしても着けたがっている様子も書かれています。
娘役を演じれば着けられると思いますが、もし今の礼さんが娘役を演じたら、なかなか逞しい感じになりそうですね(笑)。
えと文
咲乃深音さんの〈みおんの深イイ話〉には、トトロが描かれています。全員特徴を掴んで描いてますが、二葉ゆゆさんだけ小トトロなのが印象的ですね。
甲海夏帆さんの〈月組をこーみてる〉には、英かおとさんがバスの中で『桃太郎』を朗読した事が書いてあります。
おじいさんの台詞の時は声がかなりイケメンになった様です。どんな風に朗読したのか聞いてみたいですね。
宝塚回顧録 特別編『ベルサイユのばら』特集②
今回は2005年以降の『ベルサイユのばら』に関する記事が再掲されています。
こうして見ると懐かしい方々が沢山写っているのが分かりますね。
湖月わたるさん、白羽ゆりさん、安蘭けいさん、朝海ひかるさん、舞風りらさん、貴城けいさん、春野寿美礼さん、瀬奈じゅんさん、水夏希さん、霧矢大夢さん、大空祐飛さん等々。
このメンバーを見た瞬間、あの頃に戻れる気になってしまうのは私だけではない筈。
私が初めて観た『ベルサイユのばら』は雪組公演の『ベルサイユのばら-オスカル編-』で、オスカルを朝海さん、アンドレを貴城さんが演じていました。
このお2人がとても素敵だったのです。色々な方々がオスカルやアンドレを演じていますが、やはりお2人の印象が強いですね。
龍真咲さんがオスカル、明日海りおさんがアンドレを演じた『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』と、壮一帆さんがフェルゼン、愛加あゆさんがマリー・アントワネットを演じた『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』が上演されたのは2013年ですが、もう11年前になるとは・・・。
そうなると凰稀かなめさんがオスカル、実咲凛音さんがロザリーを演じた『ベルサイユのばら-オスカル編-』は2014年に上演されたので、こちらは10年前になるという事・・・。
あぁ、月日が経つのは本当に早いですね。
その内に現在公演中の彩風咲奈さん主演の雪組公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』も、すぐに10年前とかになってしまうのでしょう・・・。
陽月華の今月の華
月組公演『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』を観劇した陽月さん。
この作品は月城かなとさんと海乃美月さんの退団作ですが、主にお2人に関する事が書かれています。
特に印象に残ったのは月城さんに関する事です。
ひょうきんな役でも粗野な役でも根底に品が存在する。その美貌と品は、ともすれば非日常的“自分とは違う世界の人間”として、あえて距離をとって憧れ眺めることも出来るが、月城さんが命を与える登場人物たちは、私の隣に座るのだ。
月城さんの美貌と品については既に周知の事実ですが、月城さんが演じる人物を「私の隣に座るのだ」と表現。「これは書けそうで書けないなぁ・・・」と唸ってしまいました。
こういう文を書ける様に私もなりたいです。
毎度思うのですが、陽月さんの着眼点や言語力は本当に目を見張る物があります。陽月さんのコラムを読む度に「それに比べて私の感想は表面的だなぁ・・・」と感じてしまうのです。
高声低声
このコーナーは読者からの公演に関する感想が主に載っています。
最初の方では宙組公演『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』に関する感想が3つ掲載されています。
どれもお褒めの言葉となっており、「見て良かった」「感激した」といった感じです。
私もこの作品はとても良かったと思っています。〈コーラスの宙組〉は健在というのをヒシヒシと感じました。
ただ、宙組は昨年の9月にあの様な事が起きました。「高声低声」の欄でその件に関して触れている人はいるかな、と思っていましたが全く触れていません。
もしかしたら、それについて書いた人はいるのかもしれませんが、載せなかったという事なのでしょう。
載せるか載せないか難しい判断だとは思いますが、3つ載せるのであれば、1つくらいその件に関して触れているのを載せても良かったのではないのか? とも思ってしまいました。
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