皆様こんにちは、霜柱です。
鳳月杏さんが表紙の『宝塚GRAPH 2024年9月号』を読みました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。
感想
Cover Special 鳳月杏
表紙は赤を基調としており、そこに黒と白の線が入ったジャケットとパンツ、黒色のトップスにネクタイ、黒と白の堂々たるスニーカーという衣装です。
赤色が目に飛び込んできます。こういった色や柄の衣裳を着こなすのは難しそうですが、鳳月さんはいとも見事に着こなしていると思いました。
緑と白のシャツに、紺色のレザーパンツという衣装ではシャツに目が行きますね。緑色が綺麗ですがランダムな柄なので、これもまた着こなすのが難しそうです。
紫色のジャケットとパンツに、白・黒・灰色を使ったギンガムチェックのシャツという衣装は、また雰囲気が違っていて、スタイリッシュな雰囲気になっていると言えるでしょう。
Cosmos Troupe Portrait 桜木みなと
武庫川で撮影したというポート。
桜木さんのラフな装いや自然な表情、武庫川の木々がとても調和しています。ですので見ていると落ち着いた気持ちになってきます。
力強いとかとても目を引くポートという訳ではありませんが、それでも何故か非常に印象に残りました。
Bling! 凪七瑠海
凪七さんは専科に異動してからは色々な組に出演するだけでなく、外部公演にも出演しています。
その中でも2024年2月~3月に上演した『テラヤマキャバレー』は特に大変だったと思います。それまでの外部出演は誰かしら宝塚関係の方がいましたが、この作品は違いました。
凪七さんは結構人見知りをする性格で、最初は福田えりさん以外の方とは話せなかったとの事。しかし成河さんが凪七さんに声をかけてくれて、そこから周りとどんどん馴染んでいったと語っています。
私も人見知りをするので周りと馴染みたくても、それがなかなか出来ない。そんな凪七さんの気持ちが分かります。
宝塚とは全く違う舞台なので、苦労したという事が誌面上から伝わってきました。しかし、凪七さんにとっては非常に挑戦しがいがあって、得るものもかなりあったと思われます。
「これを経験したから、カチャさん(凪七)、どこでも生きていけるよ!」と言われたのは、何よりも大きな自信に繋がったでしょう。
花組公演『エンジェリックライ』『Jubilee』に出演しますが、これが凪七さんにとっての宝塚の退団作となります。
特にご自身の退団については語っていません。「やるべきことを追求していきたい」との事です。
凪七さんが退団を決めた理由は、その内に載ると思いますが、もしかすると『テラヤマキャバレー』に出演した事が関わっている様な気がしないでもないです。その舞台を経験した事により、宝塚以外の舞台をもっと経験したいから退団を決めたのではないかと・・・。
まぁ、私の邪推ですがね(笑)。
Three 縣千
縣さんはご自身を数ある選択肢の中から〈のんびり〉〈好奇心旺盛〉〈陰キャ〉を選びました。
陰キャの印象は無かったので意外です。ただ、同期からは陰キャのスターと呼ばれているとの事(笑)。でも暗い性格という訳ではなく、大人数がちょっと苦手な様子が窺えます。
1人で読書をするのが好きだったり、食事は2人ぐらいの少人数が良いそうです。
私も大人数での行動はあまり得意ではありませんので、縣さんのこの気持ちは理解出来る気がします。昔からそうなのですが、例えば職場での飲み会の場合、その場にいてもいつの間にか私は1人になっている様な状態なんですよね。まぁ、これは私が他の人と絡もうとしないのもあるかもしれませんが、わざわざ絡む気にはなれない(笑)。
もし、誰かと何処かに行くなり、何かをする場合は気心の知れた人が1人いれば良いと、私は思っています。
彫刻刀で石を彫ったエピソードが書いてありますが、「牛とも犬とも区別がつかない“何か”が出来上がりました(笑)」との事。
今回の『宝塚GRAPH 2024年9月号』で久しぶりに彫刻刀という言葉を聞いた気がします。小学生の時に彫刻刀を使った授業をしましたが、もう苦手でしたね。その彫刻刀も今は行方知れずです(笑)。
Especial Time 風間柚乃→暁千星
出だしから暁さんから何回もツッコまれている風間さん。そのお2人のやり取りが面白くて噴き出してしまいました。
その後も結構風間さんのペースで進んだ座談会。冒頭以外にもに笑いがあって、お2人がとても仲が良い事が伝わってきました。
暁さんが星組へ組替えする事になった際、風間さんは、
組替えできる人って、組替えした先で活躍できる保証がある人なんですよ、だから大丈夫です
と言った様ですが、何だかまるで風間さんも組替えを経験している様な口調です(笑)。実際はしていませんが。
最後の方は真面目な感じになっていますが、それでも終始マイペースな風間さんでしたね(笑)。
この対談はとても面白かったので、是非読んでみてほしいと思います。
波瀾爆笑!?我が人生 華世京
今回でますっくさんが描く「波瀾爆笑!?我が人生」は200回を迎えました。
おめでとうございます👏🎉
その記念する200回目に登場したのは華世さんです。
びっくりしたのは華世さんは宝塚に入る前に既に、波輝瑛斗さん、夢白あやさん、稀惺かずとさんに出会っている事です。
波輝さんと稀惺さんとは小学生の時に、夢白さんとは同じバレエ教室で出会っています。
もうこの時点で運命的と言えるでしょう。
華世さんが初めて観た宝塚の作品は花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』で、これをきっかけに宝塚にハマりますが、雪組公演『星逢一夜』『La Esmeralda』で彩風咲奈さんに沼落ちします。
因みに華世さんがいた日本女子大学附属高等学校には「OH*TAKARAZUKA」という部活があり、そこに所属していました。この部活では娘役を演じていたとの事。
気になったので公式HPを見てみたら、レビュークラブというのがありました。
東海高校カヅラカタ歌劇団に近そうな感じがしますね。
その部活を辞めた後に宝塚の受験を決意して、1回目の受験で無事に合格。
今はまだ研5でありながらも、既にスターの風格がとても出ており、上級生に負けず劣らずの実力や舞台度胸があります。
『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』ではベルナール役に抜擢されており大活躍中なので、今後の更なる飛躍が楽しみです。
トークDX 芹香斗亜・桜木みなと
『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』のトークをお2人でしています。このコーナーはいつもなら3ページに渡って載っていますが、今回はショーのみという事で見開き2ページです。
トーク自体は今までの「トークDX」と変わりは無く、昨年の2023年9月に宙組で起きたあの件にも触れていません。
個人的には触れる必要は無いとは思いますが、お2人の締めの言葉にもしかしたら違和感や疑問を覚える方がいるかもしれないです。
引用すると、
桜木:キキさん(芹香)率いるこの宙組が前を向いて力が集結している状態をぜひ観ていただきたいなと。
芹香:お客様がいてくださることで、毎日を乗り越えられるんだということを改めて感じました。少しでも恩返しができるよう、頑張っていきたいと思います。
パッと読む限りは普通な感じです。「何かおかしいの?」と思うでしょう。ですが先に書きましたが、宙組は昨年あの様な事が起きました。それを踏まえて読んだら印象が変わるのではないでしょうか?
勿論、このコーナーは作品について語る事が主旨です。それ以外に触れる必要は無いのかもしれません。
ただ、何となくですが、あの件に触れない事や、芹香さんの締めの言葉に文句をいう人はいるでしょう・・・。
#WHAT’S IN MY BAG?
音彩唯さんは『宝塚GRAPH 2024年8月号』の「百十花繚乱」で、ロンドンに行った際店員に子供扱いされたと語っていました。しかし、パリに行ったら今度は盗難に遭ったとの事。
どういった状況で何を盗られたのかは具体的には書いてありません。ただ、夢白さんから貰ったAirpodsのケースは無事だったとの事。
そのケースは何だか変な・・・と言ったら失礼ですが、タラコ唇のよく分からないキャラクターなのです。確かにAirpodsが入っている様には見えないです。詳しく書いていないので分かりませんが、何かしらのアニメやマンガのキャラクターなのでしょうか?
それとも夢白さんの手作り? そうだとしたら失礼しました。
それにしても、音彩さんは海外ではろくな目にあいませんね。
全くもって酷いです。音彩さんに対してそんな事をした輩は地獄に堕ちれば良い。
来月号の表紙は彩風咲奈さんで、彩風さんのサヨナラ特集が組まれる予定です。
もうすぐその時が来てしまうとは・・・。非常に寂しい気持ちになりますね。
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