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『歌劇 2024年10月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

彩風咲奈さんが表紙の『歌劇 2024年10月号』を読みました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。

感想

表紙 彩風咲奈

白色のシャツとジャケットとパンツ、ゴールドのネクタイという衣装で、左肩辺りに花の形をしたシルバーのアクセサリーを付けています。豪華な感じですね。

彩風さんが『歌劇』で表紙になるのは今回が最後となります。
もう見れなくなるのは悲しいですが、とても素敵で似合っていたと言えるでしょう。

隣にいて 笑いあって(サヨナラてい談) 彩風咲奈・久城あす・杏野このみ

久城さん・杏野さんは彩風さんより1期下ですが、あまりかしこまった感じは無く、ほぼ同期みたいな雰囲気でお話しされているのが伝わってきました。

彩風さんと久城さんは下級生の頃から舞台では接点が多く、特に『ロシアン・ブルー』のカゲコーラスに思い入れがある様です。この時に煌羽レオさんと悠斗イリヤさんのお名前が出たので懐かしい気持ちになりました。

しかし、彩風さんと杏野さんが舞台上でしっかり絡んだのは、2017年の公演『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』との事。

大分遅いですね。それまで絡みが無かったのは偶然とは言え、なかなか無いでしょう。

他に印象に残った所は過去の思い出を語る際、

久城:昔の他愛もない話を笑いながらできる方なので…。
杏野:しかも何回も同じ話しますもんね(笑)。
彩風:何回しても楽しいの(笑)。

と話しています。勿論楽しいだけでなく、辛かったり悔しかった事も当然あるでしょう。しかし、そういったのも含めた上で楽しく話しているのでしょう。

また、何回話しても飽きたりしないというのは、それ程濃厚で充実した日々を送っていたという証だと思います。

私自身の事になりますが、私は昔の話はあまりしないですね。まぁ、聞いてくれる相手がいないというのもあるでしょうが(泣)、それよりもまだ笑いながら話せる域に達していないからです。

果たして私に過去の諸々を笑いながら話せる日は来るのか?
まぁ、それはどうでも良いですね(笑)。

今回のてい談はあまりしんみりとした雰囲気は無く、涙を流している部分も無かったです。ですので、サヨナラという感じはそんなにせず、終始和やかなトークになっていたと言えるでしょう。

彩風咲奈を送る言葉〈スタッフ〉

彩風さんは石田昌也先生の作品に何回か出演していますが、石田先生は、

折角のスタイルの良さ&足の長さを活かした作品でなかった事を先ず…御当人とファンの皆様にお詫び申し上げたい。

と冒頭の方で書いていますが、お詫びの必要はありません。

特に彩風さんがトップになった後に手掛けた『夢介千両みやげ』は、紛れもなく彩風さんに合っていた作品です。確かに夢介というズーズー弁を喋る、あの役は一見トップスターが演じる様な役ではないかもしれません。

しかし、その様な役でもしっかりと彩風さんは魅力を発揮していました。楽しそうに演じているのが観ていて伝わってきましたし、殺陣の場面は打って変わって格好良かったです。

演技が上手いトップスターは沢山いますが、彩風さん程幅広い役を演じられるトップスターはいなかったのではないかと私は思います。

また、正塚晴彦先生は、

どんな役であれ台詞であれ、人物の空気感を醸し出せる。言外に秘めた想いや記憶、人としての諸々を想像することができる。

と書いていますが、正にその通りです。

野口幸作先生に至っては

彩風咲奈というスターがいなければ、私の宝塚での人生は成立しなかった。

とまで書いています。

彩風さんは野口先生の作品に結構出演していますが、印象的な出来事が絡んだ事もあるからでしょう。

特に『ODYSSEY-The Age of Discovery-』は決して忘れられないでしょう。この作品は当初2022年1月に上演される筈でしたが、コロナウィルスの影響で中止。しかし同年6月に上演が出来ました。
ALL BY MYSELF』は彩風さんのリサイクルでしたし。

それぞれのスタッフの方々が彩風さんへの思い入れを語っており、本当に雪組を率いてきた方なんだなというのが伝わってきました。

彩風咲奈を送る言葉〈生徒〉

瀬央ゆりあさんの言葉が載っていた事に少し驚きました。お2人は同じ組になった事は無く、舞台での共演は『タカラヅカスペシャル2018』と『タカラヅカスペシャル2019』といった特別なイベントのみです。

しかし、そのイベントの時にお2人はお話をして、瀬央さんは「もっともっと頑張らねば」と思ったとの事。

少ない接点でしたが、その様に瀬央さんを奮い立たせる彩風さんは凄いですね。恐らく彩風さん自身はそのつもりは無かったと思いますが、間違いなく瀬央さんに大きい影響を与えたと言って良いでしょう。

同期である芹香斗亜さんの言葉も載っていました。ちょっとした思い出話が書いてありますが、予想よりもあっさりとした感じになっている気がしますが、それも芹香さんの良さなのかもしれません。

芹香さんは2025年4月27日付で退団しますが、93期生は芹香さんがいなくなったら全員宝塚を卒業という事になります、それまで芹香さんがいるとはいえ、誰もいなくなってしまうのは寂しさを感じますね。

えと文

<えと文>は3ヶ月ごとに書く人が変わります、今回は10月号なので書く人が各組新しい人に変わりました。しかし宙組はまだ載っていません。『Le Grand Escalier』の裏話とかを読みたかったのですが、まだそれが出来る状況でないという事ですね。2025年1月号から復活するかな?

MANOCCHI STATION 愛乃一真

10/31はハロウィンですが、「もし花組でハロウィンパーティーをするならどんな仮装をしますか?」という質問が載っています。

8人の方々が答えていますが、印象的だったのはまず永久輝せあさんが『推しの子』の星野アイと答えた事です。
「果たして合うのかな?」と最初は思いましたが、永久輝さんは『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』と『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』で女役を演じています。私は『NICE~』の方を観ましたがとても似合っていて惚れ惚れとしてしまいました。
ですので、案外似合うかもしれないですね。

綺城ひか理さんは『おジャ魔女どれみ』の藤原はづきに仮装したいとの事。小さい時にやったことがある様ですが、今やったらどんな感じになるでしょうか?
ちょっと想像が付かないですね。

聖乃あすかさんはマレフィセントかエルサとの事。
マレフィセントはダークな感じなので似合いそうですが、エルサはどうでしょうか? ちょっと男っぽいエルサになりそうな気がします(笑)。

パルナンデス October 礼華はる

全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』に参加したメンバーが移動中のバスの中で「ito」というカードゲームをした事が載っています。

ルールを読んだのですが、これはなかなか難しそうですね。どんなルールなのかは公式サイトがあったのでそれを見て下さい(←人任せ、笑)。


私は礼華さんのこのコラムでこういったカードゲームがある事を知りました。しかし、タカラジェンヌは一体どの様にして、この様なゲームを見つけてくるのでしょうか?

やはりあちこちにアンテナを張って面白い事を見つけようとしているのかもしれませんね。

「組レポ。」

ご飯を食べた後、眠くなるのは常です。仕事の時はそうはいきませんが私の場合、食べた後に寝てしまう時があります。良くないと分かっていても、眠気には勝てません。

永久輝さんもご飯を食べた後は眠くなってきて、ついソファで寝てしまうとの事。
うんうん、ソファは横になるには最適ですからね。その気持ちは充分に分かります。

「一緒にするな!」と言われそうですが、永久輝さんと私の共通点が見つかったので、勝手に親近感を覚えました(笑)。

いつの時代にも流行りだったり、一般的になっている髪型があると思います。
琥珀色の雨にぬれて』は1920年代のフランスが舞台ですが、その時代の女性の髪形はフィンガーウェーブが流行っていた様です。

その髪型を作っている途中経過の写真が載っていますが、天紫珠李さんの髪には沢山のピンを使って整えています。一体どのくらいの時間がかかるのでしょうか?

オシャレをするには手間や時間が必要と言いますが・・・。
あぁ、私はこの時代に生まれなくて良かった(笑)。

それにしてもまだ宙組の「組レポ。」も載らないですね。来年の1月には復活してほしいと思います。

楽屋日記

ベルサイユのばら-フェルゼン編-』で久城あすさんと音綺みあさんは、バスティーユの場面で双子の役をされていますが、音綺さんは色々な人達に久城さんに似ていると言われているとの事。

そう言われると似ている様な・・・、でもちょっと違う様な・・・。ちょっと微妙な所ですね。

皆様はどう思いますか?

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。趣味はハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴く事、宝塚(全組観劇派)を観る事、美味しい物を食べる事です。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿しています。