唐沢俊一『トンデモ一行知識の逆襲』を読んだ感想

皆様こんにちは、霜柱です。
日本の作家、唐沢俊一さんの『トンデモ一行知識の逆襲』(ちくま文庫)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。
感想
確かに実生活では役に立たない(笑)
本書には小口(本文の外側の余白の部分)に書かれたものも含めて、様々な知識が載っています。
でも、知っていたとしてもハッキリ言って実生活では役には立たないのばかりです。
しかし、同時に興味を引くものばかりというのも事実。
「ホンマか?」「どういうこっちゃ?」と知識欲をくすぐるのです。
その様な知識って、直接は影響が無くても知らない間に人生をちょびっと色づけたり、豊かにさせてくれるんですよね。
ただ、そうするには自身に好奇心や知的欲求が無いといけません。
著者の唐沢さんは多分、そう言うのが強い方だと思います。何故なら、誌面上から唐沢さんの博学さが伝わってきたからです。
色々な知識を教えられたとしても、興味のアンテナの感度が低い方は反応が出来ない気がします。
印象に残った一行知識
全然知らない事ばかりで、中には馬鹿馬鹿しいのもあったりしたので噴き出したりもしてしまいました。
ただ、一行知識は嘘か本当かは大した問題ではないのです。
重要なのは面白く感じるか否かです。なので、嘘だったとしても楽しく感じればOKなのです。
興味を引いた一行知識は色々あります。
箇条書きにして少し書いていこうと思います。
- 『シンデレラ』が初めて日本に紹介された時のタイトルは『おしん物語』。訳者は坪内逍遥。
- 明治時代には「エクスタシー」の事を「快味(よきあじ)」と言った。⇒こう訳した人、センスがありすぎると思いませんか?
- 男でありながら女としても生きた逆オスカルみたいな人がいた。名前はシュバリエ・ド・エオン(シュヴァリエ・デオン、という言い方の方が有名かな?)
- ネッシーの仮の学名は「ネシテラス・ロムボプ・テリックス」だった。
他にも、まだまだまだまだありますが、これらが特に衝撃的でしたね。
1番はシュバリエ・ド・エオンという人の存在でしょう。まさかそういう人が実在したなんて予想もしなかったです。
もっと個人的に驚いた一行知識(?)
シュバリエ・ド・エオンの話を載せた理由は、唐沢さんが宝塚歌劇団の舞台を観て感激したからです。ただ、観たのは一路真輝さんが雪組でトップスターをしていた時の作品です(作品名は書いてません)。となると、1993~1996年の頃ですね。
この部分を読んで「唐沢さんも宝塚を観るんだ」と宝塚ファンの私は嬉しくなりました。
ただ、その後も宝塚を定期的に見たりはしたのでしょうか?
それが気になります。
さらに言えば、「唐沢俊一も宝塚を観る」と言うのが私にとっての一行知識になったかもしれません(笑)。
簡単なまとめ
「こんなの知っていてどうするんだ?」「役に立つ事があるのか?」という知識が世の中にはあります。そう言うのを有益ではないと言って興味を持たない方はいるでしょう。
それはある意味、正しいかもしれません。
ですが、興味を持つ方がいるのも事実。
役に立たないと分かっていても、知りたくなっちゃうのです。
「変わった事を知りたい」と思っている方や、面白い内容の本を読みたい方は、本書はうってつけだと感じます。
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