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『宝塚GRAPH 2021年5月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

芹香斗亜さんが表紙の『宝塚GRAPH 5月号』を購入しました。

今回は、『宝塚GRAPH 5月号』を読んだ際に、印象に残った事や気になった事などをピックアップして、感想を書いていきます。

感想

表紙&Cover Special 芹香斗亜

宙組の芹香さんが黒い背景をバックにして、赤いシャツを着ています。その赤と黒のコントラストが目を引きます。また、舞台での男っぽい雰囲気と違って中性的な感じです。「こういう雰囲気も出すのね~」と思いました。
中に進むと、黒い軍服風のジャケットを羽織っています。「黒」と書いてありますが(表紙撮影ルポでは確かに黒でした)、濃い紫色の様に見えました。
また、青いシャツを着ている写真もあります。これは打って変わって、ソフトでありながらスポーティな感じがしました。

K-Learning 瀬戸かずや

このコーナーではPART.2の「弱い自分と向き合う方法」が印象に残りました。舞台ではとても格好良い瀬戸さんが、「もともとすごく弱くてマイナス思考な人間」と語っており、それを突破する方法を伝授してくれています。

全部引用したいですが、それはさすがにマズいので(笑)、いくつかピックアップします。

ひとつの事柄に対して捉え方は沢山あり、乗り越えられないような高い壁も、少し離れて違う角度から見たら別の道を発見出来たり。(略)少し引いてみて、色んな角度から分析することが大事なんですよね。

「悩みを忘れるのではなく、小脇に抱えなさい」ということ。まずは今挑まなければならない稽古や舞台についてフルで考えられるよう頭を空けておく。それが終わった後に悩み事を改めて頭に入れてみると、意外なほどすっきりしていたりするんですよ。

「こうしたらいいじゃん!」と言われた時に、「でも私は…」「だってこうじゃないですか」「だけどそんなことしたって…」って。そうやって自分に言い聞かせて、結局一歩も足を踏み出していないことにある時気付いたんですよね。(略)「私はこう思うけど、やってみようかな?」と発言を変えてみたんです。(略)前向きな言葉を発することで先に進みやすくなり、日々を明るく過ごせるようになりましたね。

たとえ役がつかなくても、他に与えられたことはある。そこを全力でやれば、見ていてくれる人は絶対にいる! ただ、その地道な積み重ねに耐え続けられるか。

これらの言葉は宝塚に限らず、生きていく全ての人々に当てはまると言えるでしょう。「一緒にするな‼」と言われそうですが、私自身もマイナス思考で落ち込みやすいのです(笑)。
ですので、とても励みになる貴重なお言葉です。苦労した経験が多い瀬戸さんだからこそ説得力があり、身に沁みます。

今後、上手くいかない事や落ち込みそうな事が合った時は、瀬戸さんのお言葉を思い出して、明るく前向きに励んでいこうと思います。

ZUKA LIVE 桜木みなと

桜木さんは、「かわいい」と「かっこいい」の両方の称賛言葉がお好きとの事(笑)。「どんどん言ってください!」との事なので、皆様、どんどん言いましょう(笑)。

また、桜木さんはピカチュウが好きとの事。何となく、その様な物は好みではなさそうに思っていたので意外でした。
こうなったら、今度のポケモンの映画に桜木さんがゲスト出演しなければいけませんね(笑)。勿論、イケメントレーナーとして(笑)。

As Is/To Be 永久輝 せあ

『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』のアイリーンという女役を演じ、更にファンを増やした永久輝さん。女役を演じるのは大変だったのでは、と思ったらあにはからんや、

私、一見クールに見られるのですが、中身は割とアイリーンに近いので(笑)、役作りも無理せず出来たんですよ。

これはビックリですね。しかし、だからこそ、アイリーンの立ち居振る舞いや声の出し方に不自然さやぎこちなさを感じず、良い意味で「女役に転向してもOKなのでは?」と思わせる程だったのでしょう。

また、永久輝さんは、結構なストイックである事が伺えます。

受験前から、宝塚に受かる人は技術、容姿だけではなく普段の行動全てが完璧でなければならないと思って過ごしていましたが、それに拍車がかかり、役がついた時に努力するのでは遅い、今出来ることは100%やらねばと休日も全てレッスンに当てていました。

ひえ~、すんごい自分に厳しかった事が分かります。現在は良い意味でネジを緩める事が出来ているとの事です。

RANDOM 極美慎

「一問一答」でチャームポイントを聞かれた時、

無いです!! 私、信じられないくらい自分のことが大っ嫌いで…

と、「えっ!?」という様な答えでした。・・・何かあったのでしょうか?
『ロミオとジュリエット』のB日程を観た際は、パリス伯爵がとても似合っていて、正直、礼真琴さんのロミオより素敵でした。私でしたらロミオより極美パリスを選びます(さんのファンの皆様、すみません・・・)。

また、好きな音楽はK-POPですが、フランス版の『ロミオとジュリエット』の音源も聴いており、また、作品の為にロックも聴く様にしているとの事。
そんな極美さんには、是非ロックだけでなくメタルを聴く事を何よりもお薦めします(笑)。

Décor 星南のぞみ

可愛らしい装いの星南さん。

「手作りアイテム紹介」ではお団子キャップが載っていますが、これが手作りだなんて・・・。本当に宝塚の娘役さんは凄いです。手先が不器用な私には絶対に無理です(笑)。

雪組カラーの緑が盛り込まれ、大きな雪の結晶をモチーフにした模様になっており、とても綺麗で素敵ですね。

Décor 音くり寿

緑のワンピースの装いで、大人っぽい雰囲気のさん。

「好きだった衣装」に『蘭陵王』の洛妃の衣装を挙げています。観た時は確かに衣装も良かったですが、迫力や情感のあるさんの演技・歌、そして目力に圧倒された事を思い出しました。

星南さんと同じく「手作りアイテム紹介」ではお団子キャップが載っています。仙名彩世さんから「3つ以上の異素材を組み合わせると上手く作れるよ」とアドバイスを頂いて作ったとの事。
凝っていますが、品のある模様・色使いになっていると思います。

宝塚GRAPH 創刊888号記念企画

各組のトップスター(柚香光さん、珠城りょうさん、彩風咲奈さん、礼真琴さん、真風涼帆さん)が、GRAPHに関する8つのエピソードを紹介しているコーナーです。

初舞台生特集の写真は、全員垢ぬけておらず(笑)、全員当時の自分にダメ出しをしています(笑)。
また、初ポートでも初々しさが残っています。

彩風さんはやってみたいコーナーで、昔あった「OSA・ASAのお悩み相談トークバトル」の様なコーナーをしたいとの事。真摯に悩みに向き合い素晴らしい答えを出してくれそうな透真かずきさん、もしくは真那春人さんと、何が飛び出すか分からない縣千さんのコンビでやってほしいとの事です。私もこれは読んでみたい(笑)。

真風さんが印象深いポートで、2013年5月号に載っていたポートを挙げていますが、何と! 撮影当日に稽古開始時間を間違えて覚えていた事に気付き、撮影終了後に大慌てで帰ったとの事。写真からは全くそれは感じられませんが(笑)。

月組アンケート! MY BEST 珠城りょう

月組生全員に珠城さんに関するアンケートを実施し、その結果を公表したコーナーです。

『PART.1 珠城さんのここにグッとくる!』で、佳城葵さんは「(キッチンに立った時の)腕まくり」と答えており、珠城さんは「水に濡れるから腕まくりしてるだけだからね⁉」と返しています。腕まくりだけでグッとさせるなんて凄いと思うと同時に笑ってしまいました。

『PART.2 STAGE』では、『BADDY-悪党は月からやって来る-』 が1位となっていますが、これは当然でしょう。宇宙服での登場にはビックリしましたね。未だにそのシーンは印象に残っており、主題歌もノリノリの曲で、全体的に楽しかったショーでした。また、上田久美子さんがショーで初めて演出した作品でもあります。

『PART.3 こんな珠城りょうを見てみたい♡』では1位がパイロット、2位が医者、3位が教師と順当な答えです。しかし、その他の回答では輝月ゆうまさんがターザンと挙げていますが、何を思って、そう回答したのでしょうか(笑)?

100期の秘密あかします! ~令和の令真探偵~

今回のゲストは華優希さんです。サイヤ人の紛争をしていますが、思ったより似合っています。

初舞台の思い出で、何と1日1000回以上の足挙げの練習をしたとの事。超ハードですね!
もう休憩時間には立っていられず、床に座り込む程のキツさで、さんは、本番の大階段に板付いている時に「この出番後に自分は生きてるんだろうか」といつも思っていたとの事。

ロケットで足挙げをしている人達は、皆さん笑顔ですが、ハードなお稽古が合ったからこそできる事なのでしょう。

さんは『アウグストゥス』『Cool Beast!!』の東京公演千秋楽(2021年7月4日)で退団します。
しかし宝塚大劇場での公演は、緊急事態宣言により途中で公演中止にせざるを得ませんでした。5月10日の宝塚大劇場での千秋楽は無観客で配信を行いましたが、やはり舞台は生で観てこそ意味があるのです。

どうか花組の東京公演(勿論、他の組の公演も)が無事に行われ、千秋楽を迎えられる事を祈っています。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。