皆様こんにちは、霜柱です。
星風まどかさんが表紙の『歌劇 2022年4月号』を読みました。
読んだ際に、印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていきます。
感想
表紙:星風まどか
星風さんの衣装は白とシルバーのワンピースです。髪型はやや波打ったロングヘアーになっています。
目の周りは黒いアイラインが引かれており、いつもの星風さんではない雰囲気です。
もしかすると、ちょっと好き嫌いが分かれるポートになっているかもしれません。
シアターthe☆歌劇
彩みちるさんは〈心に触れるお芝居が観たい時には…〉で『桜嵐記』を薦めています。
この作品は本当に名作です。
ちょっと内容的には難しかった所はあります。しかし、この作品は月組生の緻密なお芝居を、これでもかと堪能できます。
また、彩さんも仰っています様に、輝月ゆうまさんがソロを歌う姿は凛々しく感動しました。
この作品の演出を手掛けた上田久美子先生が、もう宝塚にいないのは残念ですが、この作品は宝塚の歴史に残る屈指の名作と断言して良いです。
礼華はるさんは〈ときめきたい時には…〉で、『パリの空よりも高く』を薦めています。
私もこの作品は大好きです。当時月組のトップスターだった瀬奈じゅんさんが、相棒の大空祐飛さんと共に詐欺師の役を演じているのですが、何ともコミカルで笑いを沢山取っていたのです。
観ていてとても明るい気持ちになる事が出来ます。
この作品は是非、今の月城かなとさんが率いる月組で再演してほしいです。コミカルな詐欺師という役も、似合うと思います。
魅惑の宝塚歌劇~背負い羽根特集~
各組のトップコンビが、背負い羽根に纏わる思い出やエピソードを語っています。
宝塚の背負い羽根というと、やはりトップスターが背負う大羽根が思い浮かびますね。
客席から観ていると、トップスターの方々は楽に背負っている様に観えますが、実はそんな事は全く無く、むしろ非常に大変な事なのです。
各組のトップスターが全員、「重い」と仰っています。
確か20kg前後の重さと聞いた事があります。それを背負ったまま辛そうな表情をせず、しかも大階段を降りてくるのですから、本当に凄い事だと思います。
大羽根を背負う緊張感や不安感は、並大抵の物ではなく、誰もが背負えるわけではないという事が伝わってきました。
「明日背負うことになったとしたら…読者の皆様にアドバイスをお願いします」という質問を各トップスターにしていますが、一般人がいきなり背負える訳がありません(笑)。
それぞれアドバイスをしていますが、仮に背負える機会があったとしても、その場から動けなかったり、倒れてしまうでしょう(笑)。
みなさんのこと、知りタイガ~
今回は彩風咲奈さんが「皆様のおめざスイーツを教えてください!!」と質問しています。
まず、おめざスイーツという語を初めて聞きました。彩風さんが作った造語だとは思いますが(笑)。
彩風さんは現在、期間限定の御用邸チーズクッキーにチョコがかかっている物に嵌まっているとの事です。
でも、もう期間が終了しているので食べられませんね。
チーズガーデンという会社が御用邸チーズクッキーや御用邸チーズケーキを作っています。
ちょっとサイトを見てみたらどれも美味しそうです。でも金額もなかなかです(笑)。
でも、チーズ系のお菓子やスイーツが好きな人にとっては、嵌まるのかもしれません。
彩風さんはおめざスイーツがありますが、後の4名は誰もおめざスイーツを召し上がっていません(笑)。朝からスイーツを召し上がろうとする彩風さんに驚いている様子でした。
My Home Town
長野県長野市出身の朱紫令真さんは、小さい頃に恐竜公園という所に遠足やピクニックに行っていたとの事。
朱紫さんが行っていた恐竜公園とは『茶臼山恐竜公園』の事でしょう。
サイトを見てみると、確かに恐竜が沢山置いてあるのが分かります。
また、お花畑やアスレチックの遊具もあります。これなら子供は飽きずに楽しめそうです。
特にローラー滑り台は子供だけでなく、大人にも人気がありそう。私も滑ってみたい(笑)。
とても広いので、毎日新たな発見がありそうな公園で良いですね。
陽月華の今月の華
陽月さんは月組公演『今夜、ロマンス劇場で』を観た時、大号泣したとの事。
水のトラブルでお馴染みのあの業者(クラシアンの事かな?)を、呼ぶくらいだったそうです(笑)。
物語の終盤は確かに涙を誘いました。短いシーンですが、月城かなとさんと海乃美月さんの濃いお芝居を堪能出来る場面になっていました。
しかし、陽月さんは涙腺が崩壊した理由を深く考察しています。
二人が歩んできた時間を切り取ったダンスシーン(素晴らしかった)や牧野の死(肉体の死)をうるうる溜めて乗り越え、崩壊したのが何故だろう狸吉を見た瞬間だった。そこから美雪の色のドレスに泣き、みんなの笑顔に泣いた。(略)狸吉を見て出た涙は楽しいとか嬉しいとか混じりっけなく存在する世界の尊さに対しての涙だったのかもしれない。
狸吉でここまで考察出来るなんて凄いです。狸吉を演じた蓮つかささんがこれを読んだら、さぞかし「この役をやって良かった」と思うに違いありません。
また、陽月さんは月組のお芝居推しとの事。
本当に今の月組は全員芸達者で、その舞台の世界に引き込んでくれます。ただ演じてるのではなく、完全にその役になりきっている、というよりその役その者に変異していると言った方が良いかもしれません。
だからこそ、あれほどの見応えのある舞台を作る事が可能なのでしょう。
つぼ 早花まこ
早花さんは高校生の頃『エリザベート』に嵌まっており、ルイジ・ルキーニが歌う「キッチュ」の替え歌で、世界史の試験範囲を覚えていたとの事!
しかも5番まで作ったそうです(笑)。
しかし、そのおかげで世界史の点数は高得点。替え歌を披露する機会は金輪際ないと仰っていますが、1度聴いてみたいです。
宝塚に嵌まると歴史にやや詳しくなるのは、宝塚ファンあるあるですね。
来月号の表紙は鳳月杏さんです。
新コーナーが設けられており、それに真風涼帆さんが登場するらしいです。
お読み下さりありがとうございました。ブログ村に参加しています。
にほんブログ村