皆様こんにちは、霜柱です。
吉田菊次郎さんの『洋菓子はじめて物語』(平凡社新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。
感想
数々の洋菓子の誕生について読める
皆様は洋菓子は好きですか? 嫌いと言う人はそうそういないと思いますが、私は勿論好きです。
それぞれお気に入りの洋菓子や、その洋菓子を売っているお店があると思います。
ただ、一体その洋菓子がどの様にして生まれたのか? それを知っている人は少ないでしょう。私もその1人ですが(笑)。
この本にはチーズケーキ、プリン、ビスケット、タルト、シュークリーム、パイ、チョコレート、ショートケーキなどの洋菓子がどの様にして生まれたか? それらが日本にはどの様にして伝わったか? が書かれています。
プリンの誕生国はイギリスだとか、ビスケットは元々長期保存のきく食糧として作られたとか、タルトとトルテは元は同じだけど今では全く違う物を指しているとか、全然知らない事ばかりなので、読んでいて驚きの連続でしたね。
「その様にして生まれたんだ!」と思うのもあれば、中にはよく分かっていないのもあります。しかし、どちらにせよ誕生した経緯を読むと、ちょっと感慨深い気持ちになりました。
チョコレートを漢字で書くと
ところでチョコレートは今ではカタカナ表記、英語表記が主流ですが、明治時代は「猪口冷糖」「楂古聿」「櫨古聿」「叔箇㽋度」などと書いていた様です。見るだけで目眩がしそうな漢字ですし、書くのにも一苦労しますね(笑)。カタカナ表記が主流になって本当に良かった(笑)。
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