皆様こんにちは、霜柱です。
『艶笑小ばなし』(福田芳文堂)という本を読みました。
作者が誰なのかは不明です。

この本は昔、神田古本まつりで購入したものです。
今回、久しぶりに読みました。早速感想を書いていこうと思います。
感想
直ぐに読み終わる
本作は右ページが文で、左ページがまるまるイラストとなっています。見開き2ページ(実質1ページ)の超短編となっており、ページ数も50に満たないです。
なので、開いて読み始めたと思ったら、直ぐに読み終える事が出来ます。
いちもつ、SEXの小ばなしが殆ど
まぁ、目次の通りです(笑)。そういった話が好きな人なら「グフフフ」と笑いながら読めるでしょう。
とは言っても、ボケやシャレが混ざっているので、そんなに露骨さは無いと思います。
個人的に印象に残った文を引用します。
「こいつだって、婦人用だべ」
第1話 婦人用
まあ、そういう「行為」をする時はそうなのかもしれませんが・・・。
「最初は堅えけど、そのうちよくなるもんだ。痛でけど、我慢しろ」
第5話 書き違い
一文字抜いただけで・・・。
「いや、キノコでねえ。塀に生えてるからヘノコだ」
第9話 ヘノコ
誰が上手い事言えと(笑)。
「だって、昨日の夜『足上げろ、はいったか、はいった』て、父ちゃんと母ちゃんがうるさかったよ。文数合せてたんだね」
第10話 土産は足袋
子供はまだ正しい意味を覚えなくて良い(笑)。
他にもありましたが、こんな感じの内容が20話入っています。
ちょっとした読書には良いかもしれませんが、電車の中では読まない方が良いかもしれません(笑)。