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礼真琴の復帰について思った事

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皆様こんにちは、霜柱です。

劇団の公式サイトから、休演していた礼真琴さんが復帰すると発表がありました。

さんは『1789-バスティーユの恋人たち-』を8月19日(土)~8月23日(水)の間、休演していましたが、8月24日(木)から復帰するとの事です。

今回は、さんの復帰について思った事を書いていこうと思います。

素直に喜べない

本来なら休演者が復帰する事は喜ぶべき事です。

ですが、今回のさんの復帰を私は素直に喜ぶ事は出来ません。それどころか懸念をしている程です。

何故かと言うと、どう考えてもさんの復帰は時期尚早としか思えないからです。

さんは体調不良という事で休演をしていました。勿論それは嘘ではないという事は分かっていますが、途轍もない程悪かった筈。

8月15日(火)の13:30公演の時、1幕目は公演をしても2幕目は公演をせず、そこから8月19日(土)まで公演中止となりました。

2幕目から中止にするなんて、余程の事が無い限りありません。ちょっとやそっとの体調不良でない事は誰が見ても明らかです。

さんはパフォーマンスや身体能力においては、他者を圧倒的に凌駕する程の実力を持っています。だからこそ、メンテナンスも人一倍重要になってきます。

しかし、宝塚のスケジュールは結構ハードです。それだけでなく、劇団側はさんにあれやこれやと難しい課題を与えてしまいます。また、さんもそれをこなしてしまうんですよね。それにより悪循環が起き、さんは少しずつ身体の調子を崩し休演せざるをえない状況になったと、私は思っています。

今一度、ここでさんの復帰について書かれた公式サイトの文言を引用してみます。

星組 東京宝塚劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、8月19日(土)より主演者等に代役を立てて公演を行っておりますが、休演しております礼真琴は、体調も回復し、医師とも相談の上、8月24日(木)13時30分公演より復帰いたします。お客様には、大変ご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【礼真琴コメント】
 この度は、休演させていただくこととなり、皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしました。その後体調も快復し、復帰に向けた準備も整え、8月24日から復帰させていただくこととなりました。また劇場で舞台に立たせていただけること、この作品と向き合えること、そして何より、また皆様とお会いできることに、喜びと責任を感じております。心を込めて、ひとつひとつ舞台を務めさせていただきたいと思います。 

これを読んで私は「う~ん・・・」と思ってしまいましたね。

「医師とも相談の上」と書かれていますが、その医師は「復帰してOK」と言ったのでしょうか?
また、さんのコメントもハッキリ言って、定型文をちょっといじった感じにしか見えません。

さんが舞台に心を込めているのは痛いほど伝わりますが、このコメントに関しては正直心が込められているとは感じないのです・・・。

これ、本当にさん自身のコメントなのでしょうか? 誰かに書かされた感が半端ないのですが・・・。

もしかするとさんは本当に体調が恢復したのかもしれませんが、恐らく一時的なものだと思います。

ストイックで自身に厳しいさんの事ですから、「1日も早く復帰しなくては!」と願っていたでしょう。

でもここで無理して復帰をしても、また体調が悪くなったら元も子もないです。
それに、推測で書いてはいけない事だと分かっていますが、さんは身体だけでなく心の方にも大分傷を負っていると思います。これを取り除くのは容易な事ではありません。

8月24日(木)に復帰して、千秋楽の8月27日(日)まで何事も無く出演出来たとしても、さんは素直に「復帰出来て良かった」とは思えないのではないでしょうか?

組子・スタッフ・ファンなどがどんなにさんの復帰を喜んでも、さん自身はそれを素直に受け入れられないと思います。

さんの事ですから、8月24日(木)に「残り数日ではありますが、全力で頑張っていきます!」と挨拶するかもしれません(あくまで推測ですが)。

先に書きましたが、本来なら休演者の復帰は嬉しい事です。
しかし、今回のさんの復帰に関しては・・・。

何だかモヤモヤしますね・・・。

復帰せずそのまま休演するべき

さんは「体調も快復し、復帰に向けた準備も整え」とコメントしてますが、一時的なものでしょう。それどころかまだまだ恢復していないと私は思います。

そう言えば書きながら疑問に思いました。
休演者の復帰の発表は以前にも勿論ありますが、この復帰というのは誰が決めているのしょうか?

休演者自身? 医師? 演出家? 理事長?

私の予想ですが休演者自身だけでは決めていないと思います。
どんなに本人が「もう大丈夫です!」と言っても、医師や他の方々が(誰かは分かりませんが)「いや、まだ早い」と思ったら復帰させないでしょう。

ただ、今回のさんの復帰は・・・。

絶対無いと信じたいですが、何だか劇団側がさんに復帰を強めに促したような気もしてなりません。
勿論これは私の推測なので、何の証拠もありません。

ただ、今までのさんに対する扱いの事を考えたら、どうしてもそう考えてしまうのです。

「どうしてそう考えてしまうのか?」と思う方もいるでしょう。

その理由は、下記の記事をお読み下さいませ(笑)。

誰がさんの復帰に対しての権限を持っているのかは分かりません。
ただ、もしも、もしもですよ!

もしも私がその権限を持っているとしたら、絶対にさんを復帰させません。どんなにさん自身や周りの方々が言ってきてもです。

それどころか私ならさんに1年の休養期間を与えます。本当にさんの心身を心配しているなら、そのくらいの事はしても良い筈。

でも、完全に無いとは分かっていますが、それが実現したら「礼真琴だけ特別扱いか!? 他のタカラジェンヌだって頑張ってるんだぞ!」という声は間違いなく出るでしょう。

ですので、実現しない事は確実ですね。

私が申し上げたいのは、少なくともさんは1年間休養しても良い程の業績を劇団側にもたらしているということです(勿論、他のタカラジェンヌもですが)。

とにかく、さんはどう考えても恢復している訳ありません。素人目から見ても明らかですよ。

それなのに復帰なんて・・・。
礼さんどころか、星組自体に暗雲が立ち込めてきた様に感じるのは私だけでしょうか?

今回のさんの復帰が、さん自身にとって悪い方向へ行かない事を心から祈るばかりです。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。