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『歌劇 2024年6月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

暁千星さんが表紙の『歌劇 2024年6月号』を読みました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。

感想

表紙 暁千星

黒地に花柄の模様が入ったジャケット、淡い青色のシャツ、黒いネクタイなどの衣裳になっています。

ジャケットの花柄はとても主張している訳ではないので、派手派手という訳ではありません。ただ、着る人をとても選びそうな気はします。私が着ても絶対に似合わなさそう(笑)。

シャツは爽やかさがあって良いと思います。それと打って変わってネクタイは渋い感じになっているので、この対比が特徴的だと思いました。

カラーポートレート

印象に残ったのはまず夢白あやさんです。
お団子を2つにしている髪型が可愛らしく写っています。また、両手の人差し指と中指をくっ付けて四角形を作っています。
ポーズとしては特に変わった所は無いです。ただ、この四角形を私も自分の指で作ってみたのですが・・・ちょっと痛かった(笑)。

全身黒の衣裳に包まれている朝美絢さんも素敵です。ほんの少し目を細めてカメラ目線をしていますが、色気があって良いですね。この様な表情で何か言われたら「ヒャッ!」としちゃいそうですね(笑)。

聖乃あすかさんもドンドン男役の色気が増しています。以前は可愛らしさもありましたが、今は大人の男役の風格も出てきていると言って良いでしょう。
ちょっとワイルドな衣装も似合っており、目を引くポートとなっています。

音彩唯さんは品のある上流階級の淑女の様なポートになっています。大人っぽいですが、少しあどけなさも残る感じに写っているのが良いですね。

夢・万華鏡〈95〉 小林公一

不定期に投稿されている小林さんのコラムですが、最初の方にちょこっと例のあの件について触れています。しかし・・・。

生徒諸君を含め宝塚歌劇に携わる全ての者が何の憂いもなく自らの仕事に邁進する環境が整えられることを、切に願っている。

こう締めくくってますが、なんでこんなに他人事なのでしょうか?

歌劇 2024年3月号』でも触れていましたが、ほぼ同じ内容!

願うのではなく、小林さん自身も宝塚歌劇を良い方へ変える為に尽力しないといけないでしょ。
これならまだ『歌劇 2024年1月号』に載った村上浩爾理事長のほうが全くもって良いです。あの会見で非難を集めた村上理事長ですが、少なくとも誌面上からは宝塚歌劇を変える意志が伝わりました。

小林さんは実は宝塚自体にもうそんなに関心が無いのでは? そんな気もしてきました。

ちな通信 鳳月杏

〈明日の自分へのメッセージ〉に「丁寧に生きよう!」と書いています。
これは鳳月さんが〈大切にしていること…〉で語っている「芝居でもショーでもその都度(新鮮さを)感じるというのを大事にしています」とも重なるのかもしれません。

丁寧に生きる。

文字にすると非常にシンプルですが、これはなかなかの難題ではないでしょうか?
今、私自身の過去の生き方を軽く思い出してみましたが、あまり丁寧に生きてはいないですね。

OFFの時はダラダラしちゃっていますし、ONの時は段取りや効率を優先しちゃっています。勿論、これも間違いではないのかもしれませんが、丁寧かと言われると違う気がします。

しかし、少しずつでも改善して丁寧に生きてみようと思いました。続くかは分かりませんが(笑)。

特別企画第202回 ワールドワイド オブ タカラヅカ

紳士/ジェントルマンについて書かれています。よく聞く言葉ですが、「じゃあ具体的に紳士/ジェントルマンの説明して」と言われたら殆どの人は出来ないのではないでしょうか?
勿論、私も出来ません。

東京大学大学院教授、新井潤美さんがこの事について説明しています。

その中で特に印象に残った、且つ意外だったのは紳士/ジェントルマンとして見られるには話し方が1番大事だという事。
イギリスではキングスイングリッシュという標準英語で話せば、その様に見られるようです。例えあまり良い服じゃなかったり、礼節を知らなくても。

とにかく話し方を重要視したらしいです。

紳士/ジェントルマンになるのは大変な事だったんですね。もし私が昔のイギリスに生まれていたら絶対になれないでしょう。
でも、紳士/ジェントルマンになれれば幸せになれるかというと、それはまた別の問題な気もします。

紳士/ジェントルマンについて興味深い事が知れて面白かったです。

えと文

凛乃のしづかじゃない話 凛乃しづか

輝月ゆうまさんが『アルカンシェル』で演じたコンラート・バルツァーは、柚香光さんが演じたマルセル・ドーランと敵対する役です。

私も観ましたが、とても怖くて迫力のある役でした。圧倒する演技力で観る者を惹きつけたと言って良いでしょう。

そんな芸達者な輝月さんですが、虫が本当に苦手との事。ある日、舞台裏に大きい虫が飛んでいて、輝月さんは怖がっていました。ただ、コンラートの衣裳のままで、しかもちょっと内股気味になっていた様です(笑)。

想像するとそのギャップの凄さに微笑んでしまいます。虫が嫌いという一面も知れて勝手ながら親近感が湧きました。

こんにちは さんちゃんです 咲城けい

2022年に初舞台を踏んだ水月胡蝶さんは色々な資格を持っているとの事。
チョコレート検定のチョコレートエキスパート(中級)、似顔絵検定6級、涙ソムリエの3つです。

どれも実用ではなく趣味をより充実させる物ですが、個性的で面白そうなものばかりですね。

それぞれ公式サイトがあるので、まず試しにチョコレート検定の初級の練習問題をやってみましたが全然分かりません(笑)。

似顔絵検定はその名の通り、似顔絵を書きます。水月さんが持っている6級は1番下ですが、それでも充分に凄いです。私なんかじゃ6級も取得できません。なんせ学生時代、美術の成績で1を取った事があるくらいですから(笑)。

涙ソムリエは初めて聞きました。1時間30分の講座を受講すると取れる資格との事。

北翔海莉さんや綺城ひか理さんも色々な資格を持っていますが、この様に宝塚以外に興味を持つのは非常に大事な事です。視野も広がりますし、人生をより充実させると思います。

私は何か資格を取ってみようかな・・・。

退団ご挨拶

2024年3月31日付で退団した宙組の彩妃花さんと葉咲うららさんの挨拶が載っています。
感謝の気持ちや宝塚が好きで幸せだった、という事が書いてあり、特に変哲な内容ではありません。

しかし、宙組は当時宝塚大劇場で『PAGAD』『Sky Fantasy!』が公演中でしたが、例の件が起き9/29と9/30のみ上演しただけで残りの日程は全て中止になり、その後に決まっていた別箱公演、次の本公演『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY ⅩⅥ』も中止になりました。

彩妃さんと葉咲さんはどの様な気持ちで退団したのでしょうか?
勿論、宝塚が好きという気持ちは嘘ではないと思います。ただ、絶対にそれだけではないでしょう。それに「本当にそういう気持ちで書いたのか?」と思う人もいるでしょう。実を言うと、私もちょっと思っています。

しかし、退団を決めたのはご本人です。
どうか、ご卒業後の人生も充実した幸せな人生になる事を、遅ればせながら祈っております。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。