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みやこうせい『森のかなたのミューズたち ルーマニア音楽誌』を読んだ感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

みやこうせいさんの『森のかなたのミューズたち ルーマニア音楽誌』(音楽之友社)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

ルーマニアの音楽だけでなく、歴史や民族についても書かれている

なかなか専門的な内容になっていると思いました。

ルーマニアを音楽という観点から見て、そこから歴史や民俗文化などにも触れています。

正直、私はルーマニアについて全く知らなかったので、内容はどれも新鮮でした。

フォークロア(古い口承伝承)から始まって、ドイナ、ストリガトゥーラ、コリンダなどと言った歌や、カルーシ、ホラと言った踊りや、シェザトアーレと言った行事だったり、様々な事が記載されていました。

なので、こんなに独自の音楽がある事を知れて良かったです。

ただ、ルーマニアは歴史的に他の国から支配されたり、攻撃を受けたりしていた事がありました。なので、歌一つ取っても数多の命が関わっていたりするので、結構重みがあると感じました。

興味深い内容だったが・・・

本作はルーマニアの音楽や歴史、民俗文化などについて重要な事が結構記載されていると言えるでしょう。

ただ、その分私の様にルーマニアについて全く知らない人が読むと、読破するのに時間がかかるかも可能性があります。気軽な読み物ではないです。ルーマニアにある程度の関心が必要なの事が前提な気はします。

ですが、「ルーマニアの音楽、歴史、民俗が好きだ」という人なら、興味を持って読む事が出来、知見を広げる事が出来るかもしれません。

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好きです。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。