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夢白あやに演じてほしかった役5選

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皆様こんにちは、霜柱です。

宝塚のトップ娘役になる方はそれぞれ魅力的ですが、個人的にはその中でも夢白あやさんは特筆した存在だと思っています。

夢白あやの魅力

何が特筆しているか?
まずは見た目です。完全に「美しい」に振り切った方です。

ここ最近の宝塚の娘役は可愛い系が多くなっている気がします。勿論それが良くないと言っている訳ではありません。ただ、目を惹く美人をあまり見かけなくなった様な気が・・・。正直、少しばかりそう感じているのです。

だからこそ、より目を惹いたのでしょう。

夢白さんの美しさは国宝級だと私は本気で思っています。
私の勘ですが、夢白さんの様な「美しい」に特化したトップ娘役は、少なくとも10年くらいは登場しない気がします(私の予感が外れます様に)。

とは言っても、ビジュアルだけではありません。実力もしっかりあります。

特に演技力は凄いです。
緻密な感情表現だけでなく、声色の使い分け、微細な表情の変化。これらも卓越しているのです。

ダンスも優美で綺麗です。表情の豊かさも相俟って見惚れてしまいます。

歌は・・・正直、最初はそんなに上手くはなかったです。何だかフニャフニャした歌い方だった気が。例えるなら、しけった厚切りポテトみたいな感じ(笑)。

しかし今は違います。かなり上達しました。
特にベルサイユのばら-フェルゼン編-』で演じたマリー・アントワネットのソロは聴き惚れたのです。

演じてほしかった役を個人的に5選ピックアップ

そんな夢白さんですが、『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』の東京宝塚劇場公演の千秋楽である2026年2月22日付で宝塚をご卒業します。
いつかはその日が来るとは思っていましたが、もっとトップ娘役をやってほしかった、と思っている人は多いでしょう。それだけでなく、「あの役を観てみたい、この役も合うのでは?」みたいに想像した人も同じくいる筈。

私もその1人です。
なので、ここからは個人的に夢白さんに演じてほしかった役を、独断と偏見で選んだのでそれを書いていこうと思います。

『エリザベート』のエリザベート

恐らくファンが夢白さんに1番演じてほしかった役はエリザベートで間違いないでしょう。
私もそうです。夢白さんのエリザベートがどの様な感じになるのか? とても観たかった気持ちで一杯です。

確実に似合うでしょうし、どの場面も目が離せなかった感じに仕上がるのも明白です。
エリザベート』はどの歌もとても美しいですが、やはり「私だけに」をどの様に歌うかが気になります。この歌だけなら、ご自身のミュージックサロン『AYA祭り!!』で歌いましたが、やはり本公演で聴きたかった!

それだけでなく、個人的に他に観たいシーンは「夜のボート」です。年老いたフランツ・ヨーゼフとエリザベートが歌います。

他の場面と比べて感情は抑え気味でインパクトが凄いあるという場面ではないかもしれませんが、その分エリザベートの心境を表現するのが難しいと言えるでしょう。

この場面を夢白さんだったら一体どの様に演じて歌ったか? とても気になります。

それにしても、何故劇団側は雪組で『エリザベート』を上演しなかったのでしょうか?
今の雪組なら間違いなくその作品を上演するのに良い時なのに・・・。まぁ言っても仕方が無い事は分かっていますが・・・。
でもやっぱり観たかった・・・。

『ファントム』のクリスティーヌ・ダーエ

この役は過去に花總まりさん、桜乃彩音さん、蘭乃はなさん、真彩希帆さんが演じており、それぞれ魅力的でした。

少女感があり純真な役柄なので夢白さんが演じたら、より見目麗しくなり注目されると言って良いでしょう。

特に観たいのは美しいメロディを持つ「My True Love」を歌う場面です。クリスティーヌを演じている方の歌が映えるシーンだと思います。
この歌を歌い終わった後、エリックが仮面を外してクリスティーヌに素顔を見せますが、それに怯えて逃げてしまいます。とても悲しくて辛い場面です。

しかし、この一連のシーンを夢白さんだったらどの様に演じるのか?
優しい温和な表情が恐怖一色に変わる瞬間を観たかった!

『王家に捧ぐ歌』のアムネリス

この役も観てみたいと思っている人は案外多いのでは?

ファラオの娘としての気品や風格、佇まいなどを登場した瞬間から出さないといけない役です。夢白さんならそれらを遺憾なく発揮して、観る者を虜にするのは間違いないでしょう。

見どころはやはり「ファラオの娘だから」を歌う場面です。アムネリスのソロ曲です。
ラダメスが自分の事を見てくれないもどかしさが歌詞に表れています。この曲を夢白さんだったら、どの様に歌うでしょうか? 嫉妬を滲ませながらも、力強く歌う感じになる気がします。

ファラオが暗殺されて、自身がファラオになると宣言する場面も要注目です。悲嘆にくれながらも、力強く兵士たちを鼓舞する勇ましいシーンが描かれています。
この場面も夢白さんだったら、とても迫力があり見応え抜群な仕上がりになるでしょう。

あぁ、観たいぞ観たいぞ(笑)。

『Ernest in Love』のグウェンドレン

夢白さんはコメディエンヌでもあります。それは『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』のルイーザ・ドイル、『ROBIN THE HERO』のマリアン・メイデンで証明済です。

この作品のキャラは殆どがやや大仰な感じで活き活きとしています。グウェンドレンも例に漏れず少し大仰さがある役です。
しかし、夢白さんならそれを自然に表現して、台詞回しだけでなく細かい表情で変化を付ける事も出来るでしょう。

「帽子」という曲を歌う場面があります。この歌は明るい曲なので夢白さんにピッタリだと思います。

私が特に観たいのはセシリイとの2人きりの場面。最初は仲が良いですが、段々と険悪になって喧嘩し、そして仲直りする場面となっています。心境の変化を分かりやすく描いていますが、これを夢白さんがどの様に表現するのか観てみたい!
何故かと言うと、この場面にグウェンドレンというキャラクターの真骨頂が表れている気がするからです。

あぁ、この作品で夢白さんのコメディエンヌぶりをまた爆発させてほしかった・・・。

『純情』の春琴

この作品は好き嫌いが分かれるでしょうし、春琴というキャラも苦手だと感じる人は多い気がします。私もそうなのですが(笑)。

春琴は盲目で気が強く我儘な性格です。正直、自分の周りにいたら辟易するかもしれません。また、ヒロインとしても異質な存在でしょう。

ですので、演じるのが非常に難しいですし、体力(特に精神的な)も通常より消費すると思います。だからこそ、この役を演じた方の演技力がハッキリと出るのではないか? という気もします。

過去に何回か再演されており、私は2002年の雪組ヴァージョンをビデオで観ました。当時、春琴を演じていたのは紺野まひるさんです。初めて観た時、かなり迫力があった事を覚えています。

もし、夢白さんがこの役を演じたら、どの様になるでしょうか?
ピーンと張りつめたピアノ線みたいな緊張感を舞台にもたらすかもしれません。そして新たな春琴を生み出す。その様に私は感じます。

まとめ

以上が個人的に夢白さんに演じてほしい役となります。

しかし、5選じゃ足りないぞ(笑)。夢白さんに演じてほしい役はまだまだあります。例えば、『春麗の淡き光に』の若狭、『Practical Joke―ワルフザケってことにしといてくれよ―』のジル、『スカーレット・ピンパーネル』のマルグリットとか。

もう少し増やしても良かったのですが、挙げたらキリが無いので5選にしました。

皆様が夢白さんに演じてほしい役は何ですか?

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好きです。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。