クーリエ・ジャポン/編『海外メディアは見た 不思議の国ニッポン』を読んだ感想

皆様こんにちは、霜柱です。
クーリエ・ジャポンが編集した『海外メディアは見た 不思議の国ニッポン』(講談社現代新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。
感想
海外目線で主に日本の課題を挙げている
本書のタイトルだけ見ると、日本のミステリアスな点を挙げて、それを評価している様な内容に思えます。
しかし、そうではありません。
取り上げている内容の大部分は海外目線で見た日本の課題です。
改めて、今の日本の課題が指摘された様に思えました。
読みやすいが・・・
色々な事柄を端的に取り上げていて、それらを読みやすく書いています。ただ、それぞれの事柄は短く纏まっているので、深く追求したい方には物足りなく感じるかもしれません。
また、本書で取り上げられている日本の課題は、正直目新しい物ではないです。既に誰かが指摘していると思います。
しかし、それは裏を返すなら、未だに上手く取り組めていなかったり、解決が出来ていないという事なのかもしれません。
取り上げている事柄は
本書には色々な事柄を取り上げています。「確かにその通り」と思うのもあれば、「よくそれに注目したな」と思うのもあったりします。
載っている内容ですが幾つか挙げると、サラリーマン、FAX、義理チョコ、電車の居眠り、ワーキングマザー、年功序列、孤独死、限界集落、外国人労働者、老舗、内向き志向、ひきこもり、若者の投票率の低さ、地方移住、天皇などなどです。
それぞれコンパクトに纏まっていますが、天皇の章だけは他のよりもややページを割いていました。それは何故なのでしょう?
やはり、天皇という存在や仕組みが独特で不思議さがあるからでしょうか?
また、天皇の章で手厳しい事が載っていました。
日本社会はいまだ多くの意味で、女性を二級市民として扱っている。
という意見です。
なかなか手厳しいですが、そう見られても致し方ないのかもしれません。
昔と比べて、女性の進出は増えていますが他国と比べると、まだまだ多いとは言えないのが現状。
でも、そうなってしまうのは日本の働き方の部分にも問題があるからかもしれません。
特にサラリーマンの問題はなかなか根が深いと思います。一朝一夕で解決はしないでしょう。・・・どうしたものか?
簡単なまとめ
今の日本の問題が海外の人からはどう見えているのか? 且つ、そういった問題を手始めに手軽に読みたいという方に本書は良いと思います。
しかし、そんなに深掘りしている感じではないです。なので、本書を読んで興味がある部分があったら、別の本で追及すると良いかもしれません。
間違っても、本書は外国人が日本を褒めている(一部そういう風なのはありますが)訳ではありません。ですので、それを期待して読むと「思っていたのと違う」と感じる可能性はあります。
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