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『歌劇 2022年3月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

彩風咲奈さんが表紙の『歌劇 2022年3月号』を購入しました。

読んだ際に私が個人的に、印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていきたいと思います。

感想

表紙:彩風咲奈

水色(シアンに近い?)のジャケットを羽織り、青・黒・白・灰色の色が使われているチェック柄のシャツを着ています。
青みが強い特徴的なコーディネイトです。

特に水色のジャケットが綺麗で良いと思いました。

カラーポートレート

真風涼帆さん、朝美絢さん、凪七瑠海さん、瀬央ゆりあさんの4名が載っています。

この中で印象に残ったのは真風さんのポートです。

ショートケーキを持っているポートで、これを見た時スイーツをモチーフにした『Délicieux!-甘美なる巴里-』を思い出しました。
このレビューでの真風さんはとても格好良く素敵でした。

今回のポートは別の意味で素敵で、超イケメンなスイーツ男子という感じが出ていると思いました。

シアターthe☆歌劇

留依蒔世さんが〈音楽を堪能したい時には…〉で雪組公演の『ファントム』を挙げています。
確かに歌をこれでもかと堪能できる作品ですね。望海風斗さんと真彩希帆さんと歌うまコンビには、もう最適な作品と言えます。

留依さんは「My Mother Bore Me」で大号泣したとの事。名曲ですよね。

私は特に「My True Love」、「You Are My Own」、「You Are Music」が好きです。これらの曲が特に感動しました。

ファントム』は本当に名曲が多い作品です。

因みに私が初めて観た『ファントム』は春野寿美礼さんと桜乃彩音さんのコンビの時です。
こちらも良いですよ。
・・・でも春野さんと桜乃さんで上演したのは2006年で、もう16年も前なんですよね。あぁ月日が流れるのは早すぎる(汗)。

碧海さりおさんは〈ゲラゲラ笑いたい時には…〉で花組公演『天使の季節』を挙げています。
この作品を挙げてくれたのは非常に嬉しい!!

ドタバタなコメディ作品ですが、出演者全員が身体を張って演じているのも伝わってきます。

当時のトップコンビは春野寿美礼さんとふづき美世さんですが、2番手には瀬奈じゅんさん、更にその下には彩吹真央さん、蘭寿とむさんもいます。今思うと非常に豪華な方々が出演しているのが分かります。

上記の方々も面白かったですが、個人的に特に良かったのは医者の役を演じた矢吹翔さん、女役を演じていた大伴れいかさんです。この2人が良い味を出していました。

観た事が無い人は是非観てほしい作品です。

魅惑の宝塚歌劇~1921年、❝組❞の誕生~

宝塚歌劇団の誕生、花組と月組の誕生、そして現在に至るまでのハイライトが載っています。

1914年に宝塚歌劇は宝塚少女歌劇として第1回公演を行いました。演目は『ドンブラコ』『浮れ達磨』『胡蝶』です。
もう100年以上前ですが、『ドンブラコ』は『桃太郎』をモチーフにした作品です。私の記憶があやふやですが、昔あった『トリビアの泉』という番組でも取り上げられていた気がします。

その後、1921年に花組と月組が誕生しました。

昔の白黒のポスターや公演の写真を見ていると、本当に時代を感じますね。

その後も公演をどんどん続けて現在に至っています。

花組公演『メランコリック・ジゴロ』、月組公演『グランドホテル』、月組公演『いますみれ花咲く』の座談会の写真が載っています。今の大劇場の座談会で写真に写っているスタッフほぼ演出家のみですが、この頃は制作の方もちゃんと写真に写っていたんですね。何故載らなくなったのでしょうか?

大まかですが、宝塚の歴史が垣間見えたコーナーで勉強になりました。

座談会『TOP HAT』 齋藤吉正・柚香光・星風まどか・水美舞斗・音くり寿

齋藤先生が、柚香さんと星風さんのコンビ、水美さんとさんのコンビを的確に表現しています。

二人(柚香・星風)はクラシックなものがすごく似合うコンビですよね。それに対してなんと言うか、時速160kmの速球を投げる水美、緩急豊かに投げ分ける音(笑)。

本当に水美さんなら時速160kmの球を投げてきてもおかしくないかも(笑)。さんは色々な球を投げて相手を惑わしそう(笑)。

また、『TOP HAT』で人気があって目立ってしょうがない役と言ったら、アルベルト・ベティーニです。宙組の初演では愛月ひかるさんが演じており、今回は帆純まひろさんが演じます。

柚香さんは、もし新人公演があったらこの役を演じたいそうです。確かにこの役はとても面白くておいしく、インパクトが大です。私も愛月さんのアルベルトを観た時はとても大笑いし、『TOP HAT』の中で1番印象に残りました。

しかし、愛月さんはアルベルトについて『歌劇 2021年12月号』で「身体に蕁麻疹が出るほど実は追い詰められていた」と語っています。

どの役にも言えると思いますが、「面白そうだから演じたい!」とい気持ちだけでは務まらないのかもしれませんね。帆純さんの身体に蕁麻疹が出ない事を祈っています。

梅田芸術劇場のみの公演ですが、関東にも来てほしかったです。しかし関東に来たとしてもチケット難になりそう(汗)。
Blu-rayで出るのを待ちますか(笑)。

みなさんのこと、知りタイガ~

今回は月城かなとさんが〈美容法を教えてください!〉と問いかけています。

質問者の月城さんは青汁との事。
真風さんは良いと聞いたものをすぐに取り入れて、自分の身体で試しているとの事。
柚香さんは良く寝て水分を摂る様にする事です。
彩風さんはスキンケアとインナーケアを大切にしているとの事。

そして、礼真琴さんは・・・「飽き性なので、自分の好きなことじゃないとコツコツ続けるということができないんですよ」と答えています。
どうやら、特に無いようです(笑)。

しかし、それぞれ美容法が違いますね。自身に合った物を探して試すのが1番良いようです。

My Home Town

岡山県出身の佳城葵さんは長船町にある『日本一のだがし売場』を紹介しています。
駄菓子と玩具が売っており、その数合わせて5000種類!!

「だがしのテーマパーク」を目指しているだけあって、スンゴイ数ですね。
駄菓子が好きな人には堪らない所である事は間違いありません。
小さい子は勿論、これなら大人でも目を輝かせて楽しめそうです。

あぁ、見ていたらお腹が減って涎が垂れそうになりました(笑)。

私も行ってみたい。でも、目移りしまくって、逆に殆ど買えずに終わりそうな気がしないでもない(笑)。

Greatest Memory

専科の凪七瑠海さんと紫門ゆりやさんが、花組・月組100周年を祝ったコンサート『Greatest Moment』について語っています。
花組・月組に所属していた、歴代の宝塚OGの方々が大勢出演しており、凪七さんと紫門さんは現役生として特別出演しました。

対談を読んでいると、お2人とも一ファンに戻って興奮している面を垣間見る事が出来ました。

まず凪七さんは真琴つばささんの口から、「ぬか漬け」という言葉が出た事にとても驚かれたようです(笑)。

凪七:初めてお稽古場でご一緒した時に、「無印の発酵ぬかどこめっちゃ良いんだよ!」とおっしゃって。え?マミさん(真琴)がぬか漬けを漬けていらっしゃるの⁈と思っていたら、「若いからまだぬか漬けなんて興味無いでしょう」って言われて、でも私めっちゃ興味あるの!(笑)

私は真琴さんはビデオでしか拝見していませんが、その格好良さ・凛々しさ・男前らしさは、画面を通してビシビシと充分すぎる程伝わってきます!
でも、真琴さんなら普通に「ぬか漬け」って仰ってもおかしくなさそう(笑)。

【話の小箱】では高汐巴さんが❝花組ジョーク❞を飛ばしたとの事。

凪七:高汐巴さんにはじめてお会いした時、隣に真矢ミキさんがいらっしゃったんですよ。そしたら真矢さんが紹介してくださって、(略)そうしたら高汐さんが❝あら、初めまして、わたくし榛名由梨と申します❞って
紫門:(笑)
凪七:で、真矢さんが❝あらあら違うでしょう。これが花組ジョークよ!❞って

和みのある情景が浮かんできますね。それにしても、高汐さんもその様なジョークを言うのにちょっと驚きました。

凪七さんと紫門さんがこの作品に出演した事が、とても嬉しかったというのが伝わってきました。間近で沢山のOGの方々と一緒に出演されたのですから。
お2人が専科に異動してなかったら出演は無かったと思うので、ある意味僥倖と言えるでしょう。

どれだけ学年が離れていても、宝塚は1つという事だと思います。

次は雪組100周年を祝う催し物が企画されるでしょう。

えと文

ほっTea Time 帆純まひろ

1/30の公演日に、明日海りおさんと華優希さんが一緒に観劇に来たとの事!
それだけでなく、楽屋内だけて使われる放送では、明日海さんとさんから公演が良かったというメッセージが流れた様です。

お2人からその様な励ましの言葉を聞いたらとても嬉しくて、「次の日も頑張ろう」とやる気が出ますね。
私もその場にいたかったなぁ(笑)。

スワッチ‼ 諏訪さき

綾凰華さんの退団発表はファンにとっては勿論、雪組生にとっても激震が走るニュースだったようです。

CITY HUNTER』で演じた槇村秀幸は、ハードボイルドさがあって格好良く、これから更に活躍していくと思ったので、退団されてしまうのは本当にショックです。

綾さんは雪組生に大人気の様で、退団用の白い千社札を配ったそうですが、最下級生に至るまでの大行列になったとの事。
しかも、この様子を野々花ひまりさんが撮影をしていました。

その映像、私も観たい(笑)。

「組レポ。」 雪組 愛すみれ

さんの今回の「組レポ」は和希そらさんに対する愛(?)に満ちた内容になっています。

食い入るように稽古を見つめて、真剣だなぁ、すごいなぁと思っておりました。椅子に深く腰掛けるのではなく、椅子の半分前くらいしか使ってない勢いで、めちゃ前のめり着席スタイル。

しかし、前のめりになるのは椅子にかばんを置き、椅子の座面の前方しか空いてなかったからだそうです(笑)。

因みにさんだけが思いついた和希さんの愛称があるそうですが、和希さん曰く「えっダサっ」と一蹴されたとの事(笑)。
どんな愛称を付けたのでしょうか?

つぼ 早花まこ

今回はスポットライトについて語っています。

その中でも名言と断言しても良い言葉があります。

どのような場所でも「スポットライトを浴びない」人の方が多い。でもその方々が、世界中の灯りをともしている。

仰る通りですね。舞台などでスポットライトを浴びる事が出来るのはごく僅かな人だけです。
浴びたいと思っても、浴びる事が出来ずに終わる人も多いでしょう。

ですので、早花さんのこのお言葉は、その様な人達に対してグッとくる言葉ではないでしょうか?

来月号の表紙は星風まどかさんです。
来月号は新コーナーが始まるようです。どんな内容か楽しみですね。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。