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『歌劇 2022年8月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

朝美絢さんが表紙の『歌劇 2022年8月号』を購入しました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていきます。

感想

表紙:朝美絢

紫のジャケットと黒地に白い英語の文字が書かれたネクタイが特徴的です。
渋さとお洒落さが上手い具合に、混ざり合った衣装だと思います。

朝美さんはキリっとした表情をしており、特に目力があります。

美しく素敵な朝美さんに仕上がっているポートだと言えるでしょう。

Voyage with you 真風涼帆・潤花

1970~80年代のレトロアメリカをテーマにしたポートになっています。
真風さんは赤い薔薇と白い花の模様が入っている、青緑色のゆったりとしたラフな格好で、さんは白と灰色の縞模様のワンピースという格好です。

また、さんは頭に緑色のリボンを付けており、それを真風さんに褒められています。しかし、『話の小箱』で・・・

潤:ゆりか(真風)さんの案なんです!
真風:違うじゃん! じゅんじゅん(潤)じゃん!
潤:え~?!
真風:私はカチューシャとかはどう?って言ったら、なぜかリボン付けてきたんじゃん!(笑)
潤:うふふふ(笑)
真風:でも、それもいいじゃん!ってなったんだよ。
潤:そうだったんですか!

「そうだったんですか!」って(笑)。さんは自分で選んで付けてきた事を、しっかり忘却してしまったようです。何とも潤さんらしいですね(笑)。

また、小道具でマックのハンバーガー(ビッグマック?)をお2人が持っているポートがありますが、このハンバーガーは本物との事。撮影が終わった後に美味しく頂いたのでしょうか?

個人的にはあまりレトロっぽくは感じませんでしたが、ポップで明るい雰囲気のポートに仕上がっていると思いました。

カラーポートレート

月城かなとさんが足を広げて座り前かがみになっているポートがあります。
通常こういうポーズはちょっと勇ましかったり、男っぽかったりしますが、そういう雰囲気は全くありません。
むしろどこか色っぽさを感じる仕上がりになっています。
両手の指を絡ませ、左手の親指を口元に付けているのが、よりそう感じさせるのかもしれませんね。

花を持っている瀬央ゆりあさんのポートも素敵です。薄いピンク色の縦じまのシャツで、背景は青緑色というごくシンプルな写りなのですが、何故か印象に残りました。
カメラ目線ではなく、左下を見ている感じです。何を見ているのでしょうか?

シアターthe☆歌劇

一之瀬航季さんは〈泣きたい時には…〉で『星逢一夜』を薦めています。一之瀬さん曰く「初回は勿論、二度、三度と観ると、また違う所で泣けたり」するそうです。

宝塚に泣ける作品は沢山ありますが、この『星逢一夜』は群を抜いて泣ける作品だと思います。演出家の上田久美子先生の手腕は勿論、当時の雪組トップコンビ、早霧せいなさんと咲妃みゆさんが率いる雪組生の演技力が素晴らしかったからこそ、ここまで泣けて感動出来る作品に仕上がったと言えるでしょう。

再演してほしいですが、上田先生は退団してしまったので無理でしょう(泣)。

天飛華音さんは〈より非日常を味わいたい時には…〉で『ポーの一族』を薦めています。

実は1985年に既に演出家の小池修一郎先生は、原作者の萩尾望都さんに舞台化の承諾を求めていました。
しかし、萩尾先生はずっと固辞し続けました。それが2018年に遂に花組で舞台化されたのです。

この作品は明日海りおさんがエドガー、柚香光さんがアランを演じたからこそ成功したと言えるでしょう。
幻想的で優美な世界なので、観ていてウットリします。

また、いつか再演をしてほしいですね。1回きりでは勿体なさすぎます。

みなさんのこと、知りタイガ~

今回は月城かなとさんからの「皆様の日焼け止めを塗る基準を教えて下さい!」という質問です。

毎年言っている感じがしますが、今年の夏は非常に暑く日差しも強いですよね。
しかし、タカラジェンヌの皆様は肌が白くて綺麗です。美白は勿論、日焼け止めも塗っているのでしょう。

しかし礼真琴さんは顔は塗っていても、それ以外は長時間で外のロケがある時じゃないと塗らないそうです。それどころか「焼ける時は焼けばいい」という強い姿勢! 私もそういう姿勢でいきたいですが怖くて出来ません(笑)。

柚香光さんは「塗らなきゃいけないと思っている派」との事(笑)。どうやら塗っていない様です。それなのにその綺麗な肌を保てているのは素晴らしいです。

月城さんも普段は何も塗らないとの事。月城さんは塗っているイメージがあったのでこれは意外でした。

真風さんと彩風咲奈さんは塗るタイプとの事です。

5人中3人が塗っていない傾向にあるのが驚きです。それなのに皆様美しい肌を保っているので、「特別仕様のお肌なのでは?」と思ってしまいます(笑)。

ロングインタビュー 彩風咲奈

彩風さんというと首席で入団し、『ソルフェリーノの夜明け』で新人公演初主演をし、その作品から3連続で新人公演の主演をしています。
ロミオとジュリエット』では死を演じ、注目されていた存在でした。

新人の頃から芸達者の様に見えましたが、実はそうではない事を話されています。

研2の時に出演させて頂いた公演の立ち稽古で、演出の先生が「彩風君はお芝居上手いんだね。でも上手いだけだね」と…。(略)上手いお芝居だから人の心を動かすわけじゃない、自分の心が動かないと人の心は動かないんだと、その時から考えるようになりました。

下級生時代は正塚晴彦先生や谷正純先生という音楽学校の時から自分を知ってくださっている先生方にコテンパンに言っていただき、とにかく怒られ。全く優等生ではなかったし、ずっとできないところをさらけ出してきて。研7くらいまで当たって砕けてという事ばかりでした。

新人の頃、既に3拍子揃っていた印象がありましたが、舞台の裏でとてつもなく努力をされていたという事ですね。

ご自身の努力に関してはこの様に述べています。

昔から、努力し続けたいという思いは変わらないです。(略)沢山のすべきことを与えていただいているのだから努力をすることが当たり前だなと思うし、絶対にそこは怠りたくなくて。

ただ、努力するだけでなく、「私自身が稽古場で自由に表現し、できないこともさらけ出すことで何かが残ったらいいな」とも述べています。

新人の頃、ひたすら努力をして、出来ない自分を見せ、それを乗り越えてきた彩風さんだからこそ、その姿勢を組子に見せる事が出来るのだろうと思いました。

ODYSSEY-The Age of Discovery-』の公演中止の件についても印象が残りました。

公演中止は衝撃で…。作品はまた新しく上演させていただけることになりましたが、東京国際フォーラムで、あのメンバーで、舞台をお届けできなかったということはたぶんずっと悲しみとして心に残るんだろうなと。でもその悲しみも、絶対に何かを乗り越えるための強さになると感じてます。

東京国際フォーラムでの公演中止は相当ショックだった事が伺えます。
しかし梅田芸術劇場での公演は無事に完走出来たので、その事は言葉に出来ない嬉しさや喜びがあると思います。

今度の本公演は浅田次郎さん原作の『蒼穹の昴』です。
今、とても充実している雪組で、この作品をどの様に舞台化するかが楽しみで仕方ありません。

夏の大調査~スタースペシャルアンケート~

夏に関する事をスター達にアンケートして答えてもらうという企画です。

質問は3つありますが、その中の2つ目に「夏休みの宿題の定番、自由研究。今するなら、どんなテーマにする?」があります。

私はこの宿題が大嫌いでした。そもそも何をしたかすら覚えていません(笑)。

スター達41人の内、14人が宝塚関連の事を挙げています。
特に興味深いのが真風さんの答えです。

テーマはひと公演、万歩計をつけたら何歩になるか。公演中に一回、万歩計を付ける日を作る。それで、「この公演は何歩」「誰々さんは何歩」みたいに記録する。

一体何歩になるのでしょうか? ショーだったら結構な歩数になりそうな気がしますが、ちょっと予想が出来ないですね。
是非、実行して調べてみてほしいです。

3つ目の質問は「読者に向けて、この夏を乗り切る夏バテ対策をお願いいたします!」です。
殆どの方々は水分を取ったり、冷たい物を食べたり、保冷材やクーラーで身体を冷やすなどの答えです。
しかし、朝美絢さんの答えだけ他の方々と明らかに違います。

朝美絢にずーっと見つめられてると思ったら…バテられないですよね( ̄▽ ̄)ニヤリッ

普通の人が言ったら、単に気持ち悪がられるだけですが、朝美さんが言うと全然そんな事はないんですよね。
しかし「思ったら」ではなく、実際に見つめられたいですね。そうすれば暑さどころの騒ぎではなくなると思います(笑)。

因みに私個人はやはりアイスやかき氷を食べて、暑い夏を乗り切るタイプですね。

「組レポ。」花組 羽立光来

しゃっくりが止まらない水美舞斗さんに「ぅわあぁぁぁぁっ!!!」と大声を挙げて、しゃっくりを止めさせようとしている柚香光さん・・・。
ちょっとその姿が想像出来ませんが、恐らくその姿も素敵でしょう。

因みにしゃっくりは舞台に出たら止まったとの事。驚かしても止める事は出来なかったようです(笑)。

来月号の表紙は真風涼帆さんです。
まだまだ暑い日が続きますが、9月になったら少しは涼しくなると良いですね。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。