皆様こんにちは、霜柱です。
2015年に月組で上演された、あの名作『1789-バスティーユの恋人たち-』が、礼真琴さん率いる星組で再演される事が発表されました。
礼さんの星組で再演してほしいという声が多かったと思いますが、それが現実になったのです。
とても嬉しいニュースで歓喜している人が多いでしょう。
私も嬉しいです。
ですので、今回は星組の『1789』の配役予想を中心に書いていこうと思います。
1789-バスティーユの恋人たち』の内容
1789年初頭、官憲に理不尽に父親を銃殺された青年ロナンはパリに出て、パレ・ロワイヤルで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら革命家と知り合い、新しい時代の到来に希望を託して行く。一方ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世や王妃マリー・アントワネットが、華美な生活を続けていた。病弱な王太子の養育係オランプは、王妃のお供で、お忍びでパレ・ロワイヤルに赴く。
その夜ロナンは、対立する立場のオランプと運命的な出会いをする。
王弟アルトワ伯は革命を潰そうと密偵を放つが、革命家たちの理想の炎はますます燃え上がる。ロナンは革命に身を投じ、遂に7月14日、バスティーユ襲撃に参加するが……。
革命勃発のパリに生きた若者たちの、激しく熱い愛と理想に満ちた青春を描く。
宝塚歌劇公式ホームページより引用
1789-バスティーユの恋人たち』の主な登場人物
- ロナン・マズリエ(本作の主人公、官憲に父親を銃殺された青年)
- マリー・アントワネット(フランス王妃)
- カミーユ・デムーラン(革命家でジャーナリスト、ロナンの友人)
- シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟)
- マクシミリアン・ロべスピエール(第三身分出身の若い議員)
- ルイ16世(フランス国王)
- ジョルジュ・ジャック・ダントン(弁護士、カミーユ・デムーランの友人)
- デュ・ピュジェ中尉(バスティーユ牢獄爆薬庫の管理人、オランプの父)
- ラザール・ペイロール(貴族将校)
- ヨランド・ドゥ・ポリニャック(王太子の家庭教師、王妃の友人)
- ジャン・ポール・マラー(医師、かわら版の記者)
- ジャック・ネッケル(国務大臣)
- ジャック(マラーの印刷所の印刷工)
- オーギュスト・ラマール(アルトワ伯爵の手先)
- ミシェル(マラーの印刷所の印刷工)
- ソレーヌ・マズリエ(ロナンの妹)
- オランプ・デュ・ピュジェ(王太子の養育係、ロナンの恋人)
- ロワゼル(ラマールの手下)
- トゥルヌマン(ラマールの手下)
- ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(スウェーデンの将校、王妃の愛人)
- シャルロット(パレロワイヤルの落とし子)
- 王大使ルイ・ジョセフ(ルイ16世とマリーアントワネットの間に生まれた息子)
配役予想
※星組生は『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』を最後に退団・異動するメンバーを除く
役名 | 2015年月組 | 星組(予想) |
ロナン・マズリエ | 龍真咲 | 礼真琴 |
マリー・アントワネット | 愛希れいか | 舞空瞳 |
カミーユ・デムーラン | 凪七瑠海 | 瀬央ゆりあ |
シャルル・アルトワ | 美弥るりか | 極美慎 |
マクシミリアン・ロべスピエール | 珠城りょう | 暁千星 |
ルイ16世 | 美城れん | 輝咲玲央 |
ジョルジュ・ジャック・ダントン | 沙央くらま | 碧海さりお |
デュ・ピュジェ中尉 | 飛鳥裕 | 美稀千種 |
ラザール・ペイロール | 星条海斗 | 天華えま |
ヨランド・ドゥ・ポリニャック | 憧花ゆりの | 白妙なつ |
ジャン・ポール・マラー | 綾月せり | 大輝真琴 |
ジャック・ネッケル | 光月るう | ひろ香祐 |
ジャック | 宇月颯 | 夕渚りょう |
オーギュスト・ラマール | 紫門ゆりや | 朝水りょう |
ミシェル | 煌月爽矢 | 天希ほまれ |
ソレーヌ・マズリエ | 花陽みら/ 晴音 アキ | 有沙瞳 |
オランプ・デュ・ピュジェ | 早乙女わかば/ 海乃美月 | 小桜ほのか |
ロワゼル | 朝美絢 | 稀惺かずと |
トゥルヌマン | 輝月ゆうま | 大希颯 |
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン | 暁千星 | 天飛華音 |
シャルロット | 紫乃小雪 | 水乃ゆり |
王大使ルイ・ジョセフ | 舞雛かのん | 詩ちづる |
こんな感じになりました。
舞空さんにはオランプがパッと見は似合いそうですが、あえて持ち味が違いそうなマリー・アントワネットを演じてほしいですね。
ロナンの妹、ソレーヌは有沙瞳さんがパッと浮かびました。有沙さんの歌声で「夜のプリンセス」聴きたいです。
小桜さんにはオランプを演じてほしいですね。早乙女さんのオランプはちょっとヤンチャでロナンを振り回す役柄でしたが、小桜さんが演じるとまた一味違う雰囲気になりそうです。
歌では「この愛の先に」を聴いてみたいですね。
ロナンと敵対関係にあるシャルル・アルトワは傲慢な性格でありながらも魅力的な役です。美弥さんは中性的な妖しい雰囲気を漂わせており、観る者を引き付けていました。
星組ではこの役は極美さんに演じてほしいです。美弥さんと極美さんは全く雰囲気が違っており、極美さんが演じると明るいアルトワになりそうですが、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』で演じた大分キリっと格好良くなっていました。それだけでなく、このアルトワという役で色気を身に着け、より魅力のある男役になってほしいと思います。
同じくロナンと敵対関係にあるラザール・ペイロールも権力を振りかざす役柄で、もしこの人が上に立ったら間違いなく暴君になる事間違いなし(笑)。
この役は天華さんがパッと浮かびました。このラザールという役はクセがあるのですが、天華さんは普通の役より、こういった役の方が真骨頂を発揮する気がします。
また、天華さんが歌う「国王陛下の名の下に」を聴いてみたいです。
ロナンの友人、カミーユは瀬央さんがピッタリ合うと思います。
ロベスピエールは暁さんがすぐに浮かびました。まだこの頃のロベスピエールは暴走していません(笑)。理想に向けて熱い想いを持っている青年です。
ロベスピエールが歌う「誰の為に踊らされているのか?」は裏声が出る難しい歌ですが、暁さんなら歌いこなせるでしょう。
フェルゼンの役もパッと浮かびました。もう天飛さんしかいないでしょう。
月組では暁さんが演じており、朗々とした歌声に引き込まれました。天飛さんは暁さんと違い濃い系のハッキリした強い顔の持ち主です。なので暁さんとはまた違ったフェルゼンを演じてくれると思います。というより演じてほしい(笑)!
先に書いた様にパッと「この人にはこの役!」と思い浮かんだ人もいれば、正直学年順や勘で選んだ方もいます(笑)。
星組で再演されるのが2023年の6月~8月で、まだ半年以上も先です。しかし2022年はもう残り3ヶ月を切ったので、直ぐに来るでしょう(笑)。
因みに個人的な事ですが、私は礼真琴さんで再演してほしい作品で『1789』を挙げていました。
今の5組で『1789』が出来そう、且つ似合いそうなのは星組しかありません。
礼さんの星組で『1789』を再演するという決断をした劇団側はちゃんと分かってらっしゃいますね(笑)。
『ロミオとジュリエット』の様に魅力的な歌が沢山出てきます。
早くもどの様な感じになるかが楽しみで仕方がありません。
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