ハンス・ユルゲン・プレス『くろて団は名探偵』を読んだ感想

皆様こんにちは、霜柱です。
ドイツのイラストレーター/作家のハンス・ユルゲン・プレス(Hans Jürgen Press)が書いた小説『くろて団は名探偵』(大社玲子・訳、岩波少年文庫)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。
感想
テンポが良くて止まらなかった
4つの話が収録されていますが、どれもテンポが良く、且つ面白かったのでページをめくる手が止まりませんでした。
子供達の観察力や行動力も高かったので、それらに感心しながらも「私は子供の頃、そういった力は無かったなぁ…」と思い返したりもしました。今もありませんが(笑)。
まあ、とにかく楽しい本だと言えます。正直、ツッコミどころ(「こんな所に犯人が証拠を残すはずないでしょ」とか、笑)はありましたが、そういう所も含めて良かったです。
子供が読んでも、楽しく夢中になれると思います。
読者に推理させるのがポイント
絵が出てくる小説は珍しくはありませんが、本書には沢山の絵が出て来て読者に推理させるのです。なかなか無い試みだと言えます。
飽きさせない工夫がされていると感じました。
私も挑戦しましたが、あまり結果は芳しくなかったです。どうやら私は探偵には向いていないらしい(笑)。
超簡単なまとめ
探偵小説、娯楽小説として最適と言える本です。パッパッとスピーディーに物語は進み分かりやすいだけでなく、途中の絵で読者に推理させるというのも大きな特徴と言えます。
ただ、主人公である4人の子供(フェリックス、アデーレ、ロロ、キキ)のキャラの差別化があまり無い気がしました。4人共勿論それぞれ特徴はあったのかもしれませんが、文中からはそんなに伝わってこなかったのが正直な所。
でも、それは些細な事です。
もし、キャラが思いっきり差別化していたら、賑やかになり過ぎて纏まりがつかなかったかもしれません。なので、これで良かったのでしょう。
難しい事を考えずに気楽に読める内容となっていますので、気が向いた時に読むのに良いかもしれません。
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