皆様こんにちは、霜柱です。

日本の医師/聖路加国際病院名誉院長、日野原重明先生の『死をどう生きたか 私の心に残る人びと』(中公新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

死までの生き方

正直、内容的には明るい話ではありません。ですが、自分の人生について考えさせられた部分はあります。

本書に登場する患者は様々な人達です。
16歳の女工、作曲家の山田耕筰さん、禅学者の鈴木大拙さん、石橋湛山元首相、読売新聞社社主だった正力松太郎さん、エーザイ創業者の内藤豊次さんなどが取り上げられています。

特に印象的だったのはキリスト教社会運動家だった賀川豊彦さんです。
当時、神戸の貧民窟で活動をしている時にトラコーマに罹り視力障害が起きました。それでも自身の活動を止めなかった事に感服しました。

読み終わって思ったのは「もし自分が死と対面しないといけなくなった時、それを素直に受け止められるか?」という事です。

これはもう何とも言えないですが、私は取り乱してしまうかも・・・。

ニュートラルで淡々とした書き方

日野原先生は担当した患者の事や、自身の考えについて淡々とニュートラルに書いていると感じました。突き放したり感情を入れすぎたりするのではなく、適切な距離感を保っている気がします。

また、患者やその家族に対する優しさも伝わってきました。

簡単なまとめ

本書の掲載内容は1983年です。時代的には昔ですが古臭くは感じないと思います。

病に罹ってから死に至るまでの過程が載っていますが、年齢や立場に関わらず懸命に生きようとしたというのが伝わってきました。

自分がそうなれるかは自信がありません。それに、本書の内容は決して他人事ではないです。どこでどうなるかは誰にも分かりません。

ある意味、人生について考えさせられる内容だとも言えるでしょう。

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好き。これらを主に気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。