皆様こんにちは、霜柱です。

日本の脳神経外科医、築山節(つきやま たかし)さんが書いた『フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる』(生活人新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

分かりやすい解説

タイトルに「脳」とあったのでやや難しい本かな、と読む前は思っていました。しかし、専門用語をなるべく使わずに平易な言葉や文体で書いてあるので分かりやすかったです。

10人の患者のケースが載っており、それぞれの対処法や改善方法も記載されているので、「そうなのか!」と納得しながら読んでいました。

参考になる部分がかなりあったと言えます。

私も当てはまる・・・

10人の脳の症状ですが、私にも当てはまったり思い当たる部分が多いと感じたのです。

実は私も仕事の時や休日の時、時折「あれ、今何やっていたんだっけ?」「メールの文面が全然思い浮かばない」といった事が起きています。
暫くすれば何事も無く出来たりしますが、これもある意味脳のフリーズの様な気がします。

脳のフリーズは脳の使い方の偏りによって起こるらしいです。偏りが起こるのは環境に原因があったりします。

著者の築山さんは、下記の様に書いています。

環境の中に脳をボケさせる要因があり、本人がそれを補う努力をしていなければ、人は簡単にボケます。

変化の無い環境や、周りに助けられてばかりいると、その分自分の脳を使わずに済むでしょう。でも、それをそのままにしていたら後で大変な事になる・・・。

本当に他人事ではありません。
私も脳の使い方に偏りが出ないようにしないといけない、と思いました。

印象に残った言葉

先に紹介した言葉だけでなく、本書には「本当にその通り」と感じる言葉が沢山ありました。
幾つか引用してみようと思います。

ボケの原則というのは、自分の脳を使っていない、もしくは使い方のバランスが悪いことが原因になる、また、その自分でしなくなっている「何か」を誰かが補ってしまっている場合が多いということです。

これが本書の軸になっています。脳の使い方に問題がないかを考える必要がありますね。

思考ゼロが積み重なっていくと、いろいろなことがますますできなくなっていきます。

これは本当です。年齢を問わずに言える事です。

ネットやモバイルが「何でも答えてしまう奥さん」のような役割を果たしているわけで、それに頼りきっていると、記憶力はどうしても落ちてしまいます。

本書『フリーズする脳』は2005年に刊行しましたが、2026年現在はこの傾向が更に強まっていると言って良いでしょう。

また、築山さんは「中高年のネット依存が増えている」と指摘していますが、それも今は更に多くなっているのではないでしょうか?

感情系に動かされやすい人の特徴として、発想が極端から極端に走りやすいということがあります。快か不快か、好きか嫌いか、面白いか面白くないか。(略)思考系が強い人は中間を考えようとします。

これは仕事だけの問題ではないと思います。オフの時にも当てはまるでしょう。
SNSの世界は特に多そうです・・・。

簡単なまとめ

脳の使い方に偏りがあったり、一部を酷使する事によって脳がフリーズする。その事を分かりやすい言葉で解説しているのがとても良かったです。
私自身にも当てはまる部分がある事に気付けましたし、自分の身近にも当てはまる人がいたりもします・・・。

多分、脳のフリーズは今の日本人の大部分、いや、国籍や年齢を問わず起きている気がしてなりません。

年齢を問わずと書きましたが、特に社会人は1度本書を読んでみて「当てはまっている事はないか?」と確認した方が良い気がします。

それで自分の言動や習性を見直せれば、変化が起きる可能性があると思います。

お読み頂きありがとうございました。ブログ村に参加しています。
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

ABOUT ME
霜柱
宝塚(全組観劇派)を観たり、読書(特にジャンルは決めず)をしたり、HR/HM(特にメロハー・メロスピ・シンフォニック)を聴いたり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好き。これらを主に気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。