皆様こんにちは、霜柱です。
聖乃あすかさんと極美慎さんが表紙の『宝塚GRAPH 2025年1月号』を読みました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。
感想
Cover Special 聖乃あすか・極美慎
表紙は重厚感が漂う仕上がりになっています。
聖乃さんはゴールドのジャケット、ゴールドと黒のシャツ、ネクタイという豪華な感じです。しかし、紺色のパンツはもじゃもじゃとした物になっています。アンバランスな感じのセットが印象的ですね。
因みにシャツですが、聖乃さんが着ていれば素敵ですが、普通の人が着たら厳つい感じに見える様な柄かもしれません(笑)。
極美さんは黒を基調としてゴールドの線が入っている格子柄のジャケット、紺色のシャツ、ゴールドの線が入った黒のパンツというスタイルです。
聖乃さんの衣裳ほど派手さはありませんが、オシャレ感はこちらの方がある気がします。
別のポートでは、聖乃さんは黒のジャケットに白のタートル、ダボっとした青系のジーンズで、極美さんはゆるっとした大きめの赤いニットに、ダボっとした黒のジーンズです。
こちらは表紙とは打って変わって、ラフな感じです。その辺を歩いている若い人が着ていてもおかしくない衣装ですが、お2人が来ているとやっぱり格好良く見えるのです。
更に別のポートではまた違ったお2人を見られました。
全体的にクリーム色を基調とした衣装や色合いになっており、ナチュラルで伸び伸びとした雰囲気が伝わってきます。
どのポートもそれぞれ魅力的でしたが、やはり表紙が1番良い!
聖乃さんはキリっとした正統派な美男子な感じで写っていますし、極美さんは何だか獲物を狙っている様な目をしているのが堪らない!
ところでお2人は同期で、聖乃さんは花組、極美さんは星組にいます。しかし2025年8月11日付で極美さんは花組に異動します。まさか、お2人が一緒の組になるとは思ってもいませんでした。
舞台上でお2人が並んだ時、どんな感じになるのか? それも非常に楽しみですね。
New Year’s Portrait
各組のトップスター、トップ娘役、スター達のポートが載っています。
これを見ると新年という気持ちになりますね。
掲載されているのは、
- 花組:永久輝せあ、星空美咲、聖乃あすか、綺城ひか理、一之瀬航季、侑輝大弥、希波らいと
- 月組:鳳月杏、天紫珠李、風間柚乃、礼華はる、彩海せら
- 雪組:朝美絢、夢白あや、諏訪さき、縣千、華世京
- 星組:礼真琴、暁千星、極美慎、天飛華音
- 宙組:芹香斗亜、春乃さくら、桜木みなと、瑠風輝、鷹翔千空、風色日向、亜音有星
- 専科:凪七瑠海、水美舞斗、瀬央ゆりあ
というメンバーです。
トップスター、トップ娘役、2番手スター、専科スターの方々は1ページに1人で載っています。それ以外の人は2人で1ページです。
『Jubilee』で聖乃さんは2番手羽根を背負ってはいませんが、2番手は確定ですね。
ただ、雪組だけは2番手不在という並びになっています。ですが、もし組替えの発表と『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』のポスター発表がもっと早かったら瀬央さんがその位置にいたかもしれませんね。
そして何よりも驚きなのはもう華世さんが入っている事です。今までの活躍や扱いを考えれば当然なのかもしれませんが、それでもまだ研5です。
1番最後に載っていますが、1人で写っています。しかし右側の方に寄っているので、左側に空白が出来ています。何だか微妙な写りですが、それでもここに選ばれているのは凄い!
あと気になったのは夢白さんの衣裳です。赤いワンピースを着ていますが、左肩からシルバーの布(?)が斜めにかかっています。多分一緒になっている作りだとは思いますが特徴的ですね。
New Year’s Message
各組のトップスターとトップ娘役が新年の挨拶を書いています。
それぞれの思いを書いていますが、芹香さんの挨拶が1番サッパリとしていますね。まぁ、それは致し方がない事なのかもしれませんが・・・。
各組のトップコンビは隣同士で載っていますが、礼さんだけは相手役が不在です。ですので、礼さんの隣が空いているのはやはり寂しく見えてしまいます。
それにしても、字というのは個性がありますよね。
私が印象に残ったのはまず礼さんの字です。マジックで書いたのか字が他の人より太い! でも、その分力強さが伝わってきます。蛇の絵を描いているのも良いですね。
星空さんの字はいかにも女の子が書きそうな可愛らしい字です。
「貴方の勝手な思い込みでしょ」と言われそうですが、春乃さんは力強そうな字を書くイメージを持っていました。しかし、達筆でありながら優しい字体になっています。この様な字は私は好きですね。
夢白さんの字はハッキリとしています。迷いの無い字という感じです。見ていると何だか背筋をシャキッとさせなきゃいけない気持ちになります(笑)。
それに比べて私の字ときたら・・・。「子供が書くような字だね」と言われる始末。当然褒められた事は1度も無し(笑)。練習すれば良いのだとは思いますが、生まれつきの怠惰な性格の為、全く練習はしていません(笑)。
New Year’s Interview
お正月に関するエピソードが紹介されています。当たり前と言えば当たり前なのですが、人の数だけ過ごし方があるんだなと思いました。
その中でも、個人的に印象に残った事を書きます。
お正月の前に年越しそばを食べる人は多いと思いますが、聖乃さんは食べていない様です。理由は妹さん(水城あおいさんかな?)がそばアレルギーだからとの事。ですが、今回は仕事でいない可能性があるから食べられるかもと喜んでいます(笑)。
私はそばアレルギーにかかっていないので、その辛さは正直分かりませんが、食べられる物がかなり制限されるのでさぞかし大変だと思います。(好き嫌いが無ければ)何でも食べられる身体に感謝しないと行けませんね。
おぉ、暁さんはカツオ節が好きではないのですね。理由が書いていないので知りたいです。ところでお雑煮にカツオ節って入れるものなのでしょうか? 私はカツオ節が入っているお雑煮は見た事無いです。家庭によって異なるのでしょう。
2023年の紅白は歴代ワースト1位だそうです。評判が非常によろしくないようで(笑)。年々観る人が減っています。因みに私も観ていません(笑)。
しかしそんな中、桜木さんは「2023年の、すごくおもしろくなかったですか!?」と語っています。非難が多い中、桜木さんのその声はかなり貴重です。NHKのスタッフがもしこのコラムを読んだら泣いて喜ぶでしょう。いや、逆に「面白いに決まってるじゃん」と思うか? 後者っぽい気がしますね・・・。
桜木さんは2024年の紅白も期待しているとの事ですが、果たして今回も観て楽しんだのでしょうか?
因みに2024年の紅白の視聴率は歴代ワースト2位との事・・・。
ニンテンドーゲームキューブは私も昔よくしていましたが、桜木さんも同じだとは嬉しいです。親近感がより湧きました。
ディズニーで年越しをする人もいるようですが、礼華さんは小さい時アメリカのディズニーリゾートによく行っていたとの事! おぉ何とも豪華です。私は日本のディズニーですら数える程しか行った事が無いのに(笑)。
年末年始に観るTVというと「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」「ガキ使」が大部分を占めています。そんな中、縣さんはバレエの番組を観ているとの事。大衆に流されず己の観たい番組を観るという縣さんの姿勢は素晴らしいです(←大袈裟な、笑)。
さて、私はどんな年末年始を過ごそうかな?
凪七瑠海サヨナラトーク 凪七瑠海・奏乃はると・久城あす・叶ゆうり・縣千・壮海はるま
今回のトークの出演者には『パッション・ダムール-愛の夢-』と『39 Steps』で凪七さんと共演した人達が選ばれています。
凪七さんは専科時代、1番出演しているのが雪組です。その為か、普通に雪組生として溶け込んでトークをしている印象を誌面上から受けました。
雪組生ではありませんが、凪七さんはその時出演してる組子に優しく接して、しっかりとアドバイスもしています。
壮海さんは、
下級生への接し方や人間性は尊敬しかなくて。
と語っています。
また、『壬生義士伝』にも凪七さんは出演していますが、この作品は奏乃さんが組長になってから初の作品です。ただ、当時奏乃さんは色々あった様で、
てんてこ舞いになって、色んなものが崩れていたのね。そんな時に丁寧に生活する重要性を教えてくれてハッとして。
と語っています。具体的な事は書いていませんが、やはり組長というのは大変な事が伝わってきます。
また、人は生きていく際、いつでも機嫌や気分が良い訳ではありません。ですが、凪七さんは、
真ん中がイライラしていたらそれは絶対伝わるから。
と語っており、だからいつも大らかでいようと心掛けているのでしょう。
私も凪七さんの性格や対応を見習わないといけませんね。私自身の事ですが、色々な仕事が重なると「いけない!」とは思いながらもイライラしちゃっています。こういうのは本当に周りに伝わりやすいです。気を付けないといけません。
話は変わりますが、日本青年館には1度出てしまうと楽屋に戻れなくなる扉があるらしいです。結局外に出てからもう1度入り直したとの事。これは舞台稽古の時に起きましたが、本番でなくて良かったですね。これが本番だったら、血の気が引きそうです。
でも、どうしてそんな扉があるのでしょうか? 自由に行き来出来ない様にしているのは何か意味があるのでしょうか?
トークに参加していない人達も含め、雪組生は凪七さんから多くの事を学んだでしょう。
凪七さんが専科生の為、いつでも共演できる訳ではありませんでしたが、その分濃厚な時間を過ごす事が出来たと思います。
もう叶う事は出来ませんが、せめてもう1作品、本公演で雪組生と共演してほしかったですね。
ラストインタビュー 凪七瑠海
まさか凪七さんのラストインタビューを読む日が来るとは・・・。勝手な思い込みですが、凪七さんはまだまだ宝塚にいてくれると思っていたので・・・。
退団を決めた理由は「この作品がキッカケ」というのではなくて、幾つかの作品に出演が出来て、それぞれの夢が叶えられたからだそうです。
下級生時代の頃から語っていますが、その際に蘭寿とむさん、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん、大空祐飛さんのお名前が出てきて嬉しかったです。
特に大空さんは凪七さんにとって、重要な人だったのが伝わってきました。大空さんのお芝居に釘付けになって、ずっと背中を見て勉強していたと語っています。
当時、凪七さんは宙組にいましたが、大空さんが宙組のトップスターにならなかったら、もしかしたら凪七さんの運命は変わっていたかもしれないですね。
その後、月組を経て専科に異動します。ですが、専科への話が出た時はとても悩んだとの事。でも、この時に退団を選ばずに専科に異動する事を選んでくれて本当に良かったです。そのおかげで、凪七さんをもっと観る事が出来たのですから。
退団後は既に『1789 -バスティーユの恋人たち-』の舞台で、マリー・アントワネットを演じる事が決まっています。
しかし、凪七さんの男役はもう観る事が出来ません。
本当に寂しいですが、ご卒業後も舞台で更なるご活躍と、凪七さんしか持っていない魅力を発揮して、充実な人生を歩める事を心より祈っております。
ラストポートレートインタビュー 綺城ひか理
燕尾服で男役のメイクをしたポートと、ラフなトップスとパンツを着用してリラックスしているポートが載っています。
退団を決めた理由は本公演『エンジェリックライ』『Jubilee』の演出家が、それぞれ谷貴矢先生、稲葉太地先生だったからだそうです。という事はもし、担当が谷先生や稲葉先生じゃなかったら、まだ宝塚にいてくれたかな(笑)。
具体的な事は書いていませんが、このお2人にはお世話になったと、綺城さんは語っています。
私にとって印象に残っている綺城さんの作品は『ロミオとジュリエット』で演じたベンヴォーリオです。ソロの歌がとても伸びやかで朗々としていました。もうずっと聴いていたい心地の良い歌声だったのです。
『鴛鴦歌合戦』で演じていた遠山満右衛門も良かったですね。笑いも取っており、歌も更にパワーアップ! 迫力があって役もハマっていました。
花組に戻って来たばかりなので、まだまだご活躍されると思っていました。ですので、退団されるのは本当に惜しいです。
ご卒業後も、多幸に溢れた人生になる事を心より祈っております。
波瀾爆笑!?我が人生 花妃舞音
小さい頃からピアノとヴァイオリンの習い事をしており、勉強も好きだったという花妃さん。
小学1年生の夏休みの間は、毎日図書館で本を借りて、計200冊も読んだとの事!
ほぇ~、私とは全然違います(笑)。私は小さい時はゲームばかりで、勉強も読書も疎かにしていたので、通知表を見るのが怖かった(苦笑)。
初めて観た宝塚の作品は雪組公演『仮面の男』『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』で、そこから宝塚に入りたいと思う様になります。
ただ、中学生になった時、お父様から成績が下がったら習い事は辞めさせると告げられました。
ですが、花妃さんは朝早く起床して5:00からピアノを1時間、6:00からヴァイオリンを1時間、7:00になったら朝食を15分で食べて学校に行くという生活を送りました。
並外れた根性です! 習い事だけでも大変なのに学校の成績まで保たないといけないなんて・・・。あぁ、想像するだけで頭が痛い。もし、私だったら成績が下がって習い事を辞めなくてはならない事になっていたでしょう(笑)。
中学3年生の時に音楽学校の受験をします。花妃さんはこの時は受からないと思っていた様ですが無事に1回で合格しました!
ただ、この時、勉強に時間を費やしていた事もあり、受験を見送る事も考えていたようですが、受けてくれて良かったです。
もし、受けていなかったら、その後の花妃さんの運命は変わっていたかもしれません。
今は月組の若手娘役スターとして活躍中です。
これからも更なる活躍が期待されますね。
来月号の表紙は永久輝せあさんです。
新コーナーが始まるらしいので、どんな感じになるか楽しみですね。
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