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千田琢哉『「やめること」からはじめなさい』を読んだ感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

千田琢哉さんの『「やめること」からはじめなさい』(星海社新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

人生を変える、充実させる為には?

人は誰しも「充実した人生を送りたい」「今の人生を変えたい」と思った事があるでしょう。私もそうです。

その時、普通は「何をしたら良いか?」「するべき事は何か?」と考えて、「する」という事が念頭にあると思います。

ですが、千田さんは逆に「あなたに必要なことは「やめる」ことなのだ。」と語っています。

読んでみると、「確かにその通りだ!」と思うのもあれば、あまりにも的確過ぎて「耳が痛いよー」という部分もありました(笑)。

勿論、中には「それは自分には合わないかな」というのもありましたが、千田さんは「本書の項目で1つでもピン!ときたものから試せばいい。」と書いています。ガムシャラにやるのではなく、気楽にやるのが大事という事なのでしょう。

自分自身の価値を高める事が重要

この『「やめること」からはじめなさい』を読んで気付いたのは、自分の人生を良い方向に持っていくには1人の時間を作る事だという所です。そして、その1人の時に自分自身に投資する事も含めて。

誰かと一緒にいたり群れていたりすると、それはそれで安心感はあるのかもしれません。でも、千田さんが書いてる様に群れている人で「この人は凄い!」っていう人は確かにいないですよね。私の周りでも群れている人で一目置きたくなる様な人はいませんでした。

ランチをする為にお店に並んでいる人達や、仕事終わりに居酒屋で飲んでいる人達を見ると「この人達の1日の楽しみってこれなのかな?」と感じてしまいます。

勿論、それはそれで悪い事ではないとは思いますが、私だったら後で虚しく感じる事は間違いありませんね。

印象に残った言葉

個人的に印象に残った言葉をピックアップしたいと思います。

最高の復讐とは仕事ができるようになって相手を許してあげることだ。

英語力は出身校より当てにならないことは周知の事実だった。

「これからの世の中、資格の一つや二つなければ生きていけない」と煽っているのは、採用する企業側ではなくて資格の専門学校や教材販売会社だったのだ。

夢なんて叶わない。
叶うのは常軌を逸した勘違いだけだ。

他にもありますが、上記に挙げた言葉が特に印象に残りました。

私は英語も話せないですし、特別な資格も無いので、上記の部分を読んで安心しました(笑)。でも、だからといって何もしなくて良い訳ではなく、それら以外で自分自身に投資をしようという事なのですが。

夢の部分はまさにその通りですね。語っているだけで叶わずに人生が終わってしまいます・・・。

読みやすい文体で分かりやすく書いてあるのがとても良かったですね。
私も、ピンときたものを実践してみようと思います。

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好きです。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。