皆様こんにちは、霜柱です。

元タカラジェンヌでケー・アイ・イー・ミュージカルスクールの代表講師、小嶋希恵さんが書いた『タカラヅカ式 美しい人の作法の基本』(日本能率協会マネジメントセンター)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

自身を磨く事がいかに大事かを分かりやすく書いている

本書には人としての価値を高めたり、相手の事を思いやって行動する事などがいかに大事なのかを、分かりやすく丁寧に書かれています。中には耳が痛くなるような事が書いてあったりしますが(笑)、それだけ重要という事なのでしょう。

参考になる事が色々と書かれていますが、共通しているのが「自分の頭で思考する」ことだと感じました。

宝塚に限らず「これをしたら相手はどういう気持ちになるか?」「これはこの様にやった方が良いか? それとも別の方法が良いか」など、そう言った事の重要さを説いています。

昔からいたでしょうし、私自身もそういう所があるので、決して人の事は言えません。
ですが、現代人って自分だけ快適に過ごせれば良い、と思っている人が多い気がします。それはあからさまな自分勝手さだけでなく、一見、他人に迷惑をかけているのではない様に写る様な行為も含まれるでしょう。

タイトルだけ見ると女性向けに聞こえるかもしれませんが、老若男女を問わず読むべき本だと私は思います。

名言があり過ぎて選べない!

本書を読んでいると色々と刺さる事がありました。全て書きたいですが、それは出来ないので、特にインパクトがあったのをいくつか引用します。

知らない人にもできる作法がほんものの礼儀であり、自然とそうした振る舞いができる人がほんとうに美しい人です。

本当にその通りです。誰も自分の事を知らない場所や人達の中でこそ、その人の本性が出るのかもしれません。

失敗をごまかしたり、ウソをつくようなことがあれば、そのお返しは何倍にもなって返ってくるからです。

実は私は昔、その様な事をしました。その時はそれで無事に済んでも、あとになって更に痛い目に遭いました。失敗を受け入れるのは辛いかもしれませんが、それを真正面から認めて受け入れないと人として成長出来ないと言って良いでしょう。

今の仕事、今の生活は自分が選んだものです。だれかに勧められたのだとしても、最終的に「こうしよう」と決めたのはあなた自身のはずです。

私もついつい仕事の事を愚痴っちゃう事がありますが、確かに選んだのは私自身なのです。「愚痴を言う暇があったら、もっと自分を高める努力をしなさい」という事ですね。この言葉は耳が痛かった(笑)。

想像力を鍛える一番の方法は、なんといっても本を読むこと。

これに関しては異論無しです。小嶋さんに限らず他の方々も言っていますが、沢山の方々が読書の大切さを説くのは、それをする事によって自分を磨けるからです。ただ、これは同時に読書をしない日本人が多い事も示している気がします・・・。

引用したこれらの言葉ですが決して目新しかったり斬新ではありません。よくよく読めば、大人なら出来て当然の内容な気がします。でも、それが出来ていない人が多いという事なのでしょう・・・。

他にもまだまだ為になる言葉はありました。厳しい意見もありましたが、私にとってはかなり刺さりました。

「う~ん・・・」と思った部分

ここまで読んだ方は、私がこの本の内容を絶賛している様に思ったでしょう。確かにそうです。大絶賛しています。
でも、「それはどうなの?」と思った部分もあるのです。

2026年現在は分かりませんが、宝塚音楽学校では先生が気に入っているお花を飾る習慣があります。当然先生によって好みのお花が違うのでその度に変えます。
見つけやすい花ならまだしも、手に入れにくい花でも何とかして用意をしないといけないのです。

なので、この部分は「先生ってそこまで偉い存在なの? そこまでする必要は無くない?」と感じてしまいましたね。これは私がひねくれているからかもしれませんが、やりすぎな気がします・・・。

あと、大正・昭和初期の日本人は皆、礼儀正しい作法がなっていた、と書いてありました。私はその時代を生きていないので、その当時の日本人がどうだったのか分かりません、
でも、その頃の日本人が皆そうだったというのは言い過ぎな気がします。むしろ、その時代の方が逆に礼儀やマナーが悪かった、という意見もあります。

大事なのは昔がどうたらこうたらではなく、「今の自分は美しい作法が出来ているか?」と確認して高める事ではないでしょうか?

私自身のちょっとした体験

本書の内容とは関係ありませんが、日常でちょっと気になる事があるので書かせて頂きます。

最近電車とかバスの中で見かけるのが、髪を整えている女性です。大掛かりにセットしている訳ではありません。小さい手鏡で軽く整えている程度です。

ですが、ハッキリと書きますが、そういう行為をしている人で美しい人はいませんね。
「このくらい良いでしょ。迷惑かけてる訳じゃないんだし」と思っているのかもしれませんが、こういう人はどんなに外面だけ整えてもたかが知れているでしょう。

注意したとしても逆ギレするでしょうし・・・。
こういう人に作法を説いても聞く耳は持ちません。自分で気付いてもらうしかないのかもしれない。

呆れる気持ちより哀れむ気持ちの方を強く感じてしまいます。

簡単なまとめ

膝を打つ様な事が沢山書かれています。

タイトルに「作法の基本」と書いているだけあって、記載されている事をすれば、人としての価値が上がるだけでなく、人生が充実していくのだろう、と私は感じました。

ただ、記載の内容を全て実行するのは結構労力が必要です。なので、出来る所から少しずつ始めれば良いと思います。

これは私自身の経験ですが、努力をしない人生に充実感は無いと感じます。とは言っても、どでかい努力じゃなくて良いのです。
1日数ページ読書するとか、5分筋トレをするとか、今日はいつもより笑顔を少し増やそうとか、そう言った事でもOKだと思います。

因みに本書は内面だけでなく、歩き方や自然な笑顔の作り方も載っています。

自分磨きをしたいと思っている方は、是非読んでみてはいかがでしょうか?

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好き。これらを主に気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。