皆様こんにちは、霜柱です。
先日、神奈川県民ホールで『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』を観劇して参りました。
今回はショーグルーヴ『Fashionable Empire』(作・演出：稲葉太地）の感想を書いていこうと思います。
全体の感想
実は稲葉先生の作品は、私にとっては「すっごく良い！！」という時と「なんじゃこりゃ・・・」という時の2パターンにハッキリ分かれるのです。
以前観た『アナスタシア』や『Fire Fever!』はハッキリ言ってイマイチでした。『GOLDEN JAZZ』に関しては全く印象にすら残っていません。
しかし『Carnevale睡夢 – 水面に浮かぶ風景 –』や『クラシカル ビジュー』はとても良くて、「是非何回も観たい！！」という作品だったのです。
因みに私は本公演バージョンの『Fashionable Empire』は観ていません。
チケットは取れたのですが、公演中止の日に重なってしまったのです(泣)。
ですので観劇前は、今作『Fashionable Empire』は果たしてどうなるのか？と不安と期待が入り混じった状態でした。
そしていざショーが始まったら・・・もう見事でした。とても良かったです。
疾走感がありノリの良い主題歌が印象的でした。ロック感に満ち溢れている曲で素晴らしかったです。個人的な事を言えば、非常に私好みの曲でした。
やはり出だしはあのぐらい勢いがないといけませんね。
出だしだけでなく、全体的にロック感のあるショーでした。ロック感溢れるショーと言うと中村一徳先生が思い浮かびますが、今作は中村先生以上にロック色だ強かった様に思えました。
稲葉先生の作品は、私の中で評価がハッキリ分かれると先に書きましたが、観ずに評価してはいけないですね。
プロローグの後も花組生のキレや纏まりのあるダンスを観る事が出来たので、観終わった後は元気な気持ちになりました。
新鮮さはあるかと言われると・・・
とても良いショーだったのは間違いないです。
ただ、これは他の方も書いていますが、既視感が強い作品という事です。
【The Fashion Show】の場面は雪組公演『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』で既に似た様な事が行われていますし、それ以外の場面も「何かどこかで観た事ある様な、無い様な・・・」という感じにもなりました。
ですので、人によってはすぐに飽きが来てしまう作品かもしれません。
水美舞斗のリフトは速すぎ！
本公演で既に話題になっていましたが、柚香光さんと水美舞斗さんは、それぞれ相手役をリフトしてクルクル回る場面があります。
柚香さんのリフトも速かったと感じたのですが、水美さんのはそれ以上の速さで「これでもか！」という程、超高速で回っていました。「早送りして観ているのか？」と錯覚するほどの速さだったのです。
この場面での水美さんの相手役は春妃うららさんです。
水美さんもそうですが、春妃さんもよく目を回さないなぁと思います。
毎公演、この様な速さでやっているのでしょうか？
私だったら1回でダウンして次からはゆっくりになってしまいますね(笑)。
水美さんの底力を観た気がしました。もう脱帽です。
アンコールでの挨拶
まずは今作の長で副組長でもある航琉ひびきさんが挨拶をし、ご当地出身者の紹介をしました。
今回は神奈川県なので神奈川県出身の方々が呼ばれました。
神奈川出身は星空美咲さん、愛乃一真さん、聖乃あすかさんです。
星空さんの「ハイ！」と答えたお声とお姿が変わらしかったです。
その後、柚香さんの挨拶がありました。
挨拶では「朝、目が覚めると海が目の前に広がり、船の汽笛が聞こえます。それを聞くと「あぁ、今自分は横浜にいるんだな」と感じます」(←この様なニュアンスのご挨拶）と仰っていました。
海が目の前に広がっている・・・。一体どこのホテルに泊まっているのでしょうか？
ホテル名と部屋番号が知りたいですね(←コラ！）。
ただ、この挨拶で気になったのは挨拶の内容ではなく、柚香さんの喋る速さです。まるで何かに急かされているかの様に早口だったのです。
「時間押しているから、巻いて巻いて！！」とスタッフの方から言われたのでしょうか(笑)？
でも、早口でお話になる柚香さんも素敵でした。
また神奈川で公演をしてほしいですね。そうしたら観に行きます。・・・とは言ってもその前にチケットが取れないと観に行けないんですけどね(笑)。
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