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『宝塚GRAPH 2024年12月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

芹香斗亜さんが表紙の『宝塚GRAPH 2024年12月号』を読みました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。

感想

Cover Special 芹香斗亜

表紙では赤いコートと黒いトップスを着ています。まずはコートの赤さが目に飛び込んできます。また、左肩の部分はコートを少し下にずらしていますが、それも特徴的だと言えるでしょう。柔和な雰囲気になっているのもポイントです。

〈表紙撮影ルポ〉で芹香さんも語っている様に、クリスマスな雰囲気が少ししますね。

グリーンのシャツを着ているポートも印象的です。
異なる色合いのランダムなグリーンの模様はなかなか見ないと言って良いでしょう。

青いシャツに黒のジャケットとパンツのポートは凛々しい感じに仕上がっています。
鮮やかな青色が目に飛び込んできます。キラキラとした模様のパンツも綺麗ですね。

どの衣装も芹香さんは素敵に着ていました。

月組新トップ 鳳月杏特集

〈3人にQUESTION〉でまず印象的だったのは「もし1日だけ風間と入れ替われるなら?」という質問です。鳳月さんも天紫珠李さんも「カラオケで歌いたい」と答えています。

確かに風間柚乃さんは歌が上手いので、やはりそうなりますよね。私ももし風間さんと入れ替われたとしたら、カラオケに行って色々な曲にチャレンジするかもしれません。

「もし1日だけ鳳月と入れ替われるなら?」では、天紫さんは「一人ファッションショーをしたい」と回答。

鳳月さんは背が高いだけでなく、とにかく足が長い!! 異次元です! 私は足が短いので、足の長い世界というのを味わってみたい(笑)。そしてやはり色々な服を着てみたくなるかもしれません。

ですが風間さんは、「どんなお料理しているのかなとか、愛犬モアナちゃんにどういう接し方をしているのか知りたい]と回答。

おぉ、風間さんは目の付け所が違いますね。鳳月さんの見た目ではなく、生活を知りたがっているというのが興味深いですね。

また、3人でのてい談は鳳月さんが主に話を振っていますが、盛り上げたり笑いを取ったりしているのは主に風間さんです。

そういえば『宝塚GRAPH 2024年9月号』では、暁千星さんと風間さんが対談していましたが、主に風間さんのペースで進んでいたのを思い出しました(笑)。

風間さんは新生月組への意気込みとして「盛り上げ隊長的な感覚で…」と語っています。トークを回すのは上手いと思うので、是非とも風間さんには月組を盛り上げてほしいですね。

いやぁ、今回も風間さんの印象がなかなか強かったです(笑)。

Suggest 永久輝せあ

青いシャツに、紫色を基調としたネクタイ、黒地に「G」みたいな小さい模様が沢山入ったジャケットとパンツを着用してます。
スタイリッシュでキリっとした感じで格好良いです。

永久輝さんはドイツ旅行を計画している様ですが、そのきっかけとなったのは永久輝さんのお兄様がドイツに転勤になったからです。

海外に転勤をするなんて凄い! 永久輝さんのお兄様はさぞかし優秀で仕事が出来る方なのでしょう。何処に勤めているか気になりますね。

お香に嵌まっているとの事で、現在は麻のお香が気に入っていると語っています。
ただ、そのお香は真飛聖さんから頂いたそうです!

真飛さんと永久輝さんは宝塚で接点はありませんが、何処でどの様にして出会ったのでしょうか?

さよなら対談 礼真琴・舞空瞳

さんは『歌劇2024年11月号』で、初舞台を踏んだ舞空さんを観た時「絶対すぐにスターになる」と確信したと語っています。
初舞台後、舞空さんは花組に配属されましたが、さんはよく花組の舞台を観て舞空さんを観ていたとの事。さんにとって舞空さんはとても気になる方だったという事ですね。

ただ、その時点では一緒にトップコンビになるとは思ってもいなかったでしょう。

さんと舞空さんは首席トップコンビとして話題になりました。お2人共、高い技術を持っており、観る者を感動させました。

傍から見ていると、難なくこなしている様に映りますが、裏では相当な努力をして、また、悩んでもいたのです。

舞空さんは『ロミオとジュリエット』『王家に捧ぐ歌』の時、特に苦悩した事が誌面上から伝わってきました。

そんな時、手を差し伸べたり、アドバイスをしてくれたのがさん。ご自身の事でも大変な筈なのに、しっかりと相手役に寄り添っているのは、もう素敵ですね

既に舞空さんはご卒業してしまいましたが、舞空さんにとってさんは非常に大事な方であり、ずっと尊崇し続ける事は間違いないでしょう。

舞空瞳ラストインタビュー

ハンナのお花屋さん-Hanna’s Florist-』で、タイトルロールのハンナ役に抜擢された時、舞空さんはまだ研2でした。恐らく「えっ、私が・・・?」と思った事は間違いないでしょう。

配役を確認した時、呆然と立ち尽くしたと語っていますが、芹香斗亜さんが「あら、よろしく~」と声をかけて下さったそうです。
ここで芹香さんの名前が出てきたのが嬉しく感じましたね。

星組トップ娘役になってからは様々な役を演じましたが、『ME AND MY GIRL』のサリーを演じ切れた事により退団を決めた様です。

2024年12月1日付で既に宝塚をご卒業した舞空さん。

遅ればせながら、ご卒業おめでとうございます。
ご卒業後も幸せで充実した人生を歩む事を心から祈っております。

Cosmos Troupe Portrait

マフラーをしてモコモコなジャケットを着ている瑠風輝さん。
いかにも冬っていう雰囲気が出ています。ですが、撮影時は多分照明や空調の影響で暑かったのではないかと思います(笑)。

裸眼と眼鏡の2種類のポートが載っていますが、個人的には眼鏡をかけている方が印象的です。何だか理系の大学生という雰囲気がします(←私だけかもしれませんが)。ですが、どちらも素敵です。

窓辺で本を開いて座っている天彩峰里さん。
リラックスした状態で写っています。全体的にクリーム色を基調としており、ゆったりとした雰囲気も伝わってきますね。

憧憬 綺城ひか理

湖月わたるさんのリサイタル『Across』を観て楽しかったと語っている綺城さん。
その作品の出演者の中では特に、陽月華さんと綺華れいさんが印象に残っている様でファンになったと語っています。

そのお2人は確かに美しくて魅力的な方です。さすが綺城さん、分かっていらっしゃる(笑)。

ドン・ジュアン』で亡霊を演じた際はメイクにかなり拘ったとの事。愛月ひかるさんのアドバイスを受けながら作っていったそうです。綺城さんと愛月さんは星組の時に一緒にいた事がありますが、今でもこうして接点があるのは嬉しく思いますね。

MESSIAH-異聞・天草四郎-』で演じた鈴木重成を語っている時に、その作品を演出した原田諒先生の名前が出てきました。
個人的に原田先生の作品は好きです。観客を感動させる力がとてもある方だと私は思います。

今はどこで何をしているのでしょうか?

憧憬 彩海せら

音月桂さんのファンだった彩海さん。入団前から宝塚の作品は定期的に観ていた様ですが、音月さんのサヨナラ公演のショー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』を観て、絶対に宝塚に入ると決めたとの事。

もし、その作品と音月さんがいなかったら、宝塚には入っていなかったかもしれない、と語っている程なので、彩海さんにとっては間違いなく運命を左右する出会いでしたね。

因みに、その作品を薦めたのは後に同期となる天飛華音さん。天飛さんもナイスだと言えます。

サヨナラポート 水乃ゆり

白いドレスを着ている水乃さん。美しく華やかなお姿が目に飛び込んできます。幸せそうな雰囲気もビシビシと伝わってきます。
一緒に極美慎さんが写っていますが、シャツを開襟したラフな燕尾服姿が格好良いです。水乃さんの手を取っているお姿は男前!

1人で写っているポートもあります。こちらも美しいですが、凛とした大人な雰囲気に仕上がっていますね。化粧品のCMに出て来そう。

水乃さんも2024年12月1日付で既に宝塚をご卒業されました。

遅くなりましたがご卒業おめでとうございます。
第2の人生も幸せで輝いたものになる事を心から祈っております。

波瀾爆笑!?我が人生 稀惺かずと

稀惺さんのお父様は松岡修造さんです。熱血でいつも全力な姿勢はとてもインパクト大で、松岡さんに励まされた人も多いでしょう。

どうやら家でもそうらしいです。
まだ幼い稀惺さんが弟とシーソーで遊んで、それを見ていた松岡さんですが、突然弟側の方に思いっきり座りました。その反動により稀惺さんは吹き飛んでしまいました。

この時点でなかなかのエピソードを持っていると言えますね(笑)。

初めて観た宝塚の作品は蘭寿とむさん主演の花組公演『ファントム』のDVDです。その際にお母様から稀惺さんのお婆様が元タカラジェンヌ(千波静さん)である事を知らされます。

高校に進学してから宝塚の男役を目指す事を決意します。
ですが、それまでバレエは習っておらず、幼稚園児のレベルからのスタート。そこから始められるなんて凄い事です。普通なら「高校生が幼稚園児と混ざって練習するなんて・・・」と思うでしょう。私だったら出来ないかもしれませんし、「高校から始めても遅すぎる」と諦めていたと思います。

しかし、稀惺さんは懸命に取り組みました。バレエだけでなく歌のレッスンもして、それは深夜まで続きました。宝塚を受験する方々は皆そうなのかもしれませんが、ここまで情熱を注げる事が出来るのは本当に目を見張ります。

初の受験に挑んだ稀惺さん。
面接官に「どうして受けようと思ったの?」と聞かれた時、「東の東大、西の宝塚だからです!!」と回答。その場は一気にシーンとなったそうです。

そりゃそうですよね。トンチンカンな回答です(笑)。

稀惺さんは落ちたと思った様ですが、結果は合格!

現在は星組の男役スターとして活躍してます。
明るくキュートでスッとした顔立ちの稀惺さん。更なる活躍が期待されますね。

トークDX 永久輝せあ・凪七瑠海・聖乃あすか

凪七さんがトークDXに登場するのは『宝塚GRAPH 2016年8月号』以来です。約8年ぶりの登場!
専科に異動してからは初・・・であると同時に最後となってしまいました。

今回、凪七さんが登場出来たのは2番手の扱いを受けたからでしょう。
花組公演『Jubilee』では2番手羽根を背負う事が出来ました。

聖乃さんは片羽根のみです。しかし、ここに登場しているという事は2番手羽根を背負っていないとは言え、聖乃さんが花組の2番手であるという事は確実です。

次回の本公演では恐らく2番手羽根を背負うでしょう。

さて、印象に残ったトークですが、『Jubilee』では客席降りがあるとの事で、永久輝さんは立ち見席の所まで行く時があると語っています。立ち見をしていた人の中には焦って荷物を落としてしまった人もいたとの事。

更に、永久輝さんは荷物を拾う手伝いをしたと語っています!
おぉ、私も真似して荷物を落としてみようかな(笑)。いや、それは公演の邪魔をする事になるので、絶対にいけませんね。それに宝塚大劇場での公演は既に終了しました。

因みに、今まで私は知らなかったのですが、立ち見の席は宝塚大劇場は1階席、東京宝塚劇場は2階席で階数が異なるのです。

ですので、残念ながら東京宝塚劇場の立ち見席には、というより2階席には永久輝さんが来る事はありません。残念(笑)!

来月号の表紙は聖乃あすかさんと極美慎さんです。
お2人は同期ですが、組は違いますので、どの様な写りになるかが気になりますね。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。趣味はハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴く事、宝塚(全組観劇派)を観る事、美味しい物を食べる事です。これらの事を気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿しています。