皆様こんにちは、霜柱です。
凪七瑠海さん、瀬央ゆりあさん、春乃さくらさんが表紙の『宝塚GRAPH 2024年11月号』を読みました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。
感想
Cover Special 凪七瑠海・瀬央ゆりあ・春乃さくら
表紙では3人共白い衣装に身を包んでいます。背景も白なので、その白さがブワッと目に飛び込んでくる感じがしました。
位置ですが、左から瀬央さん、春乃さん、凪七さんという並びです。3人共カメラ目線で写っており、瀬央さんの目力が特に印象的ですね。凪七さんは優しそうな王子様という感じです。春乃さんは3人の中で1番後輩ですが、姉御という雰囲気がします(笑)。
赤と黒のチェック柄の衣裳はカラフルさが出ており、白の衣裳の時とはまた違う統一感がありますね。
後、これはかなり個人的な意見ですし、「何故?」と聞かれても上手く答えられないのですが、この衣装は何だか今にもダーツを投げそうな感じに見えるのです。私だけだとは思いますが・・・。
花組新トップ 永久輝せあ特集
永久輝せあさん、星空美咲さん、聖乃あすかさんが登場。
まず〈3人にQUESTION〉の質問で印象に残っているのは、それぞれをコスメアイテムに例えた答えです。永久輝さんも聖乃さんも星空さんをチークに例えており、また、星空さん自身もチークが好きとの事。どうやら星空さんはチークのイメージがとても強いようですね。
「もし1日だけ星空に入れ替われるなら?」という質問には、やはり普段男役をやっているからでしょうか? 永久輝さんは、
「テヘッ♡」とか言って、「まったくもう~!」って許されてみたい!
男役はイメージも大事なので、仮に本当はそういう感じであってもその様な言動は出来ないですよね。
聖乃さんは、
超絶スタイルを活かした服を着て「キャハッ♡アハッ♡」って存分にキャピキャピしたいです!(笑)
164cmという身長で足が長くスタイルが良い星空さん。私ももし星空さんになれたら、そのスタイルをこれでもかという程楽しんで堪能したいですね。
3人のてい談は、それぞれが協力し合って新しい花組を作っていこうという意気込みが伝わる内容でしたが、特に印象に残ったのは星空さんの事です。
星空さんは永久輝さんの前ではミステリアスな存在でありたい様で、自分の事をあまり話していない様です。しかし、聖乃さんには話せるとの事ですが、絶対にそこから永久輝さんに「こんな感じですよ」みたいに話が行くと思います(笑)。
ただ、永久輝さんは星空さんの事を全くミステリアスだと思った事は無いそうです(笑)。
当然ですが私は舞台上と雑誌での星空さんしか分かりませんが、ミステリアスだなと思った事はありません。星空さんは魅力的ですが、ミステリアスだと思っている人は恐らくいないでしょう(笑)。
ただ、演技が上手いのでミステリアスな役をやらせたら、また一皮剝けると思います。
Suggest 朝美絢
まずはアップでカメラ目線をしているポートが堪らんですね。
色気と美しさがありながらも、ほんの少しの儚げな要素も入っているので、惚れ惚れしない訳が無い! 青い背景なのが、よりその効果を増加させていると言っても良いでしょう。
あぁ、そんな目でこっちを見ないでほしいです!(←長生きするよ、笑)
小道具として落ち葉が使われているので、秋の雰囲気も出ているのが良いですね。
Nintendo Switchを買った朝美さん。「大乱闘スマッシュブラザーズ」と「桃太郎電鉄」に嵌まっている様です。どのくらいの腕前なのか気になります。
私もやってみたいゲームがあるので、Nintendo Switchを買いたいと思っているのですが、集中力が持たなさそうな気が・・・。ゲームって案外集中力と体力が必要なのですよ。子供の頃は何時間やっても大丈夫だったのですが、今は30分やったら「もういいや」ってなるかもしれません(笑)。
宝塚のスタッフはどの部門も凄いですが、お衣装部は特に群を抜いている気がします。多分ですが、舞台裏で1番タカラジェンヌと直接関わるのではないでしょうか?
ただ着替えを手伝うだけでなく、相手が何を考えているのか? 望んでいるのか? それがかなり問われます。次の場面に気持ち良く送る事も必要と言う事ですね。
よく「1歩先を読んで動け」と言いますが、2歩・3歩先を読まないと、お衣装部に限らないですが、舞台の仕事は絶対に出来ないと断言して良いでしょう。
朝美さんもお衣装部の心遣いに感謝をしているとの事。その様に思える朝美さんは素晴らしいと言えますね。
Bling! 水美舞斗
水美さんは専科に異動してから星組公演『ME AND MY GIRL』、外部公演、月組公演『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』といった作品に出演しています。
ずっと花組にいたので、やはり星組や月組はそれぞれお稽古の時、作り方が違う様ですね。
初の外部出演になった『HiGH&LOW THE 戦国』は宝塚とは全然違うので最初は戸惑ったとの事。瀬央ゆりあさんも『宝塚GRAPH 2024年6月号』で語っていますが、とても難しかった様です。
しかし、この作品に出演した事により水美さんの引き出しは一気に増えたと言って良いでしょう。
『ベルサイユのばら50〜半世紀の軌跡〜』はオスカル、アンドレ、フェルゼンを演じた歴代の人達が登場した作品。水美さんはアンドレとして出演しましたが、ファンの様な気持ちになったらしいです。
これだけの人達が出演したのですから、そうなってしまうのも当然ですよね。
水美さんが今後、宝塚でどの様な位置・存在になるのか分かりませんが、まだまだ宝塚で活躍してほしいです。
Cosmos Troupe Portrait
亜音有星さんがカメラ目線で写っています。どこか憂いのある表情が良いですね。美しく撮れていると思います。
山吹ひばりさんは寝そべった状態で、アップのカメラ目線で写っています。
瑞々しさのある明るい表情に惹き付けられました。
Especial Time 諏訪さき→極美慎
お2人は音楽学校では予科本科の関係でしたが、入団してからは組が違うので同じ舞台に立った事はありません。
だからこそ、今回の対談はとても面白かったです。特に極美さんの音楽学校受験から音楽学校時代の話は強く印象に残りました。
極美さんの音楽学校の受験というと、やはり面接で「押忍!!」と言った事でしょう(これが原因かは分かりませんが、1回目の受験は不合格となりました・・・)。
その場にいた人達は全員びっくりした事は間違いないと思います。私もその場面を見てみたかった(笑)。
2回目に受験をした際、99期生の間で「押忍がいるよ」と話題になっていた様です。
諏訪さんは自分の掃除分担を極美さんに決めました。しかし、ある日ちゃんと掃除が出来ていなかった極美さん。掃除道具を諏訪さんが取り上げようとしましたが、逆に極美さんに引っ張られてしまったとの事。
この様子を思い描くと、申し訳ないですが笑ってしまいます。
なかなか手がかかった感じですが(笑)、そんな極美さんの後を継いだのは縣千さんです。どうやら縣さんもなかなか大変だった様で(笑)。因みに縣さんの後を継いだのは彩海せらさんです。
このコーナーの締めで諏訪さん、極美さん、縣さん、彩海さんの4人で座談会をしたいと書いてありますが、是非実現してほしいですね。とても濃い話が色々出てきそうな気がします。
〈GRAPHの雫〉には諏訪さんと極美さんの音楽学校時代の写真が載っていますがとても初々しい。極美さんが真面目な顔で写っているのが何とも良いですね。
この頃はまだまだ垢抜けていませんが今はすっかり洗練されて、それぞれ雪組と星組で活躍中です。何だか感慨深い気持ちになってしまいます。
波瀾爆笑!?我が人生 華純沙那
華純さんが初めて観た宝塚の作品は宙組公演『ホテル ステラマリス』『レヴュー伝説』で、これ以降定期的に観劇をします。
宝塚の受験を初めて受けたのは高2の時ですが、残念ながら不合格。
次の年に向けて受験の準備をしますが、それと同時に大学受験の勉強もしています。
宝塚の受験の為のレッスンも、大学受験の為の勉強も、両方するなんてかなり大変な事です。中途半端な気持ちでは決して両立は出来ません。本当に凄い事です。寸暇を惜しんで取り組んでいたのですね。意志の弱い私にはとても出来ません。
2回目の受験で無事に音楽学校に合格しますが、これより前に既に大学に合格していたとの事。宝塚か大学か悩んだ様ですが、宝塚を選んでくれて本当に良かったです。もし大学を選んでいたら「華純沙那」というタカラジェンヌは存在せず、華純さんの人生も大きく変わっていたでしょう。
因みに華純さんのお母様は筋金入りの宝塚ファンとの事ですが、現在雪組で活躍する華純さんを観てどう思っているのでしょうか?
恐らく、雪組の公演を観に来て我が子をオペラグラスで追いかけているでしょう。それかもしかすると我が子には目もくれず、他のタカラジェンヌを観ているかもしれません(笑)。
新人公演やバウでは既にヒロインを経験している華純さん。更なる活躍が楽しみですね。
To The Future
蒼波黎也さんは印象に残った役として『CITY HUNTER』の新人公演の北尾裕貴、『蒼穹の昴』の新人公演の王逸を挙げています。その際に本役の名前が載っていますが、『蒼穹の昴』の王逸の本役は一禾あおさんです。
王逸という役を「役のエネルギー、生命力の強さに圧倒された」と語っています。詳しくは書いてないですが、恐らく一禾さんから色々教わったでしょう。
ここで一禾さんの名前を見る事が出来て良かったです。
白綺華さんと乃々れいあさんも掲載されています。お2人共、現時点でも華がありますが、今後色々な役を演じて更に洗練されていくでしょう。
来月号の表紙は芹香斗亜さんで、月組新トップの鳳月杏さんの特集、舞空瞳さんのサヨナラ特集が組まれる予定との事。
どういう風に載るか楽しみですね。
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