皆様こんにちは、霜柱です。
突然ですが、皆様はAQUA5というユニットを覚えていますか?
このユニットは当時の雪組トップスター、水夏希さんを筆頭としたユニットです。
他のメンバーは彩吹真央さん、音月桂さん、彩那音さん、凰稀かなめさんで、計5人です。
活動期間は約2年半でしたが、その間にシングル3枚、アルバム1枚をリリースしました。
その内のデビューシングル『TIME TO LOVE』(2007年リリース)を久しぶりに聴いたのです。
少しばかり懐古の気分になりました。

ですので、今回はこの『TIME TO LOVE』の感想を書いていこうと思います。
因みに私が購入したのは初回生産限定盤です。
CDの感想
まずはCDに収録されている曲の感想を。
①TIME TO LOVE
キーボードの音が静かにゆっくりと広がり、そこから壮大になります。その時点で「どんな感じで展開していくんだろう?」というワクワクした気持ちになりました。
その後、静かなピアノの音色と共に、凰稀さん、彩那さん、音月さん、彩吹さん、水さんという順番で歌っていきます。
明るいミドルテンポの曲で、5人の力強い声を聴く事が出来ます。それぞれ声質が違うので、ハーモニーに輝きや厚みがあると感じました。
トランペット、トロンボーン、サックスなども曲を更に彩り盛り上げていると言って良いでしょう。
なかなか良い曲だと思います。
②TIME TO LOVE Ballad Version
タイトル通り①のバラード版です。
綺麗なストリングスの音色で始まります。その音色に心が洗われる感じがしました。
こちらのVersionの方が、5人の歌声がより美しく繊細に響いていて味わい深くなっていると言えるでしょう。息遣いまで聴こえてきそうになった程です。
個人的には、こちらの方がより好きですね。
何故かと言うと、5人の歌声をしっかりと堪能出来ると思ったからです。
③TIME TO LOVE〔Instrumental〕
④TIME TO LOVE Ballad Version〔Instrumental〕
この2曲はそれぞれのカラオケヴァージョンです。
当然ですが、5人の歌声は一切入っていません。
DVDの感想
続いてDVDに収録されている感想です。
①TIME TO LOVE Video Clip
出だしには宇宙や地球などが映っており壮大感があります。
その後、メンバーが青い衣装でダンスをするシーンが大部分を占める感じです。5人の周りに飛んでいるキラキラしたエフェクトも綺麗と言えます。
メンバーがそれぞれ映る頻度はほぼ同じですが、やはり水さんが他のメンバーより少し多く感じました。
②TIME TO LOVE〔Ballad Version〕Video Clip
Video Clipと書かれていますが、実際の映像はメンバーのレコーディング風景、CM撮影などが組み合わさった仕上がりになっています。
③Making of TIME TO LOVE
レコーディング前の歌の練習、実際のレコーディング風景、振付の練習、CM撮影、ポスター&CDジャケット撮影の模様などが収録されています。
表題曲のレコーディング風景では太田健先生が、Ballad Versionでは東京藝術大学の中村暢之先生が少し映っていました。
表題曲とBallad Versionは同じ日にレコーディングしているかと思いきや、別の日にしていたので、それが少し意外でした。同日に一気に終えていると思っていたので。
振付は御織ゆみ乃先生が担当し、練習風景でも映っていました。
CM撮影では2007年当時、東京にしかなかったモーション・コントロール、ハイスピード・カメラを関西に持って来て撮影したとの事。
それらを使うという事は相当な気合いや思い入れがあるんだな、と感じました。
因みにその撮影でも御織先生が、あと、衣装を担当している有村淳先生が少し映っていました。
ポスター&CDジャケット撮影では、メンバーの和やかな雰囲気が伝わってきたのが良いですね。
④Bonus Track
収録されている内容は③とほぼ同じです。
まとめ
最初に書きましたが本当に懐かしい気持ちになりました。ただ、ちょっと時代を感じたのも事実(笑)。
それにしても、5人共本当にスタイルが良くて格好良いです、
AQUA5は話題性もあり外部のテレビ番組にも色々出演しました。私も一部観ましたが、とても嬉しい気持ちになりましたね。特に『うたばん』と『関口宏の東京フレンドパークII』が面白かったのを記憶しています。
ただ、AQUA5は当然ながら宝塚の公演をこなしながら活動していたので、メンバーは通常より疲労感もあっただろう、と今更ながら思いました。
またこういったユニットが出て来てほしいですが、選ばれたメンバーの負担を考えると、今の宝塚では現実的ではないかな、とも感じます。
何はともあれ、AQUA5が素晴らしかったのは言うまでもありません。
5人共、既に宝塚を卒業してそれぞれの道を歩んでいますが、もし機会があったら、期間限定で良いので再活動してほしいな、と思っています。
お読み頂きありがとうございました。ブログ村に参加しています。
にほんブログ村