皆様こんにちは、霜柱です。
真風涼帆さんが表紙の『宝塚GRAPH 2021年6月号』を購入しました。
読んだ際に、印象に残った記事や気になった事などを、私なりの感想として書いていきます。
感想
表紙&Cover Special 真風涼帆
表紙では青いスーツを着た真風さんが、白いハットを持ってカメラ目線で決めています。メイクやライトの影響もあるのかもしれませんが、目がいつもの真風さんよりギラギラしている印象を受けました。
シャツも青いですがヒョウ柄になっています。また、胸ポケットから出ているオレンジ色のチーフがポイントですね。
中を開くと、打って変わって白いシャツと薄い色のデニムで決めています。前髪が右目にややかかっており、全体的に夏を感じさせる写真です。
黒いバックでショッキングピンクのスーツで決めているポートもあります。派手な雰囲気ですが、真風さんはスーツ姿がとても似合う男役です。ですので、スーツの色に負けず、格好良く納まる事が出来るのは真風さんの強みといって良いでしょう。
ZUKA LIVE 瀬尾ゆりあ
広島県出身の瀬央さんは、広島の焼き方のお好み焼きを作る事が出来、きちんとひっくり返す事も出来るとの事。
私は1度、1人でお好み焼きのお店を利用した際、上手くひっくり返せないどころか、ちゃんと焼けてなかった状態で頂いてしまった為、後日、お腹の調子が悪くなってしまった経験があります。慣れなのかもしれませんが、お好み焼きを上手くひっくり返す事が出来る人は、ちょっと格好良く見えます(笑)。
As Is/To Be 朝美絢
彩風咲奈さんがトップスターになり、それに伴って雪組の2番手スターになった朝美絢さん。舞台では他者を圧倒するオーラがあり、朗々とした歌声が魅力的です。そんな朝美さんにも、マズいと思った事や悔しい経験を味わった事があるとの事。
雪組に異動するまで、本公演の銀橋で1人で歌う経験が無かったので、『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』『SUPER VOYAGER!』の頃は、お休みの日も劇団へ行って、自身が持てるまで稽古を重ね、本番に望んだとの事。
『ひかりふる路』で演じたルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュストはとても堂々としており、歌も迫力があり、月組の頃より目立ち輝いていた事を今でも覚えています。
悔しかったと語るのは『ファントム』の公演で役替わりを演じた時の事。シャンドン伯爵もアラン・ショレも、もう少し上手く出来たかもしれないと語っています。
私はアラン・ショレを演じた朝美さんを観ましたが、コミカルに演じており、しかし2枚目の要素もある役柄に仕上がっていたと感じました。
これから朝美さんは、彩風さんの許で男役としてガンガンに攻めていきたいとの事。今度の大劇場公演『CITY HUNTER-盗まれたXYZ-』のミック・エンジェルに扮している朝美さんは、もうポスターの姿だけでも素敵なので、今後の活躍がかなり楽しみです。
RANDOM 縣千
『CITY HUNTER-盗まれたXYZ-』で海坊主を演じる事になり、より注目されている縣さん。
「好きなファッションアイテム」という質問に対して、ファッションにはあまり興味が無く、アクセサリーもあまり着けないとの事。縣さんはお綺麗なので、恐らくラフな格好だったり、アクセサリー無しでも充分に見栄えがする事は間違いないでしょう。
「モーニングルーティンを教えて!」では、とりあえず身体を動かしたいので、発声をしながらクイックルワイパーで全部屋を掃除しているとの事。
これは毎日行っているのでしょうか? 私だったら、毎朝、発声をしながらクイックルワイパーで掃除をしていたら、それだけで1日分の仕事をした気持ちになります(笑)。
また、何もない日でも6:30に起き、終演後、レッスン・撮影などがなければ22:30にはベッドに入っているとの事。
とても健康的な生活ですね。夜型で、就寝時間が0:00を過ぎている私は見習わないといけません(笑)。
Décor 遥羽らら
明るい笑顔で写っている遥羽さん。こちらまで明るくなる笑顔です。
「好きだった衣装」に『El Japón-イスパニアのサムライ-』の藤乃の着物を挙げています。台詞が殆ど「治道様」しかなく、もう少しちゃんとした台詞を与えてほしいと思いましたが、鮮やかな着物は確かに印象に残りました。
『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux!-甘美なる巴里-』での公演で卒業をする事を発表した遥羽さん。辞めるのは本当に惜しいですが、最後まで遥羽さんの姿を見届けましょう。
Décor 夢白あや
夢白さんが淡い雰囲気の中、強い目力でこちらを見ている写真になっています。
「好きだった衣装」に『FLYING SAPA-フライング サパ-』のイエレナのパンツスタイルを挙げています。娘役が、パンツスタイルで登場するのは珍しい事ではありませんが、黒い革ジャン・黒いパンツ。また髪も短かったので、それも相俟って話題になっていました。
私は『FLYING SAPA』のチケットが取れなかったので観る事は叶いませんでしたが、舞台写真はとてもインパクトのある姿になっており、男役顔負けのスタイルです。
また、もう1つの「好きだった衣装」、「心震えた瞬間」、「好きだった台詞」に『神々の土地』の新人公演のイリナ(イレーネ)を挙げています。夢白さんがこの役に強い思い入れがあるのが伝わります。宙組に配属されて初めての大劇場の新人公演で、伶美うららさんの役を演じたのですから、そのプレッシャーはもう半端ではなかったでしょう。
今度の大劇場公演『CITY HUNTER-盗まれたXYZ-』は、雪組生として2作目の大劇場作品です。雪組でも大活躍することは間違いないでしょう。
Especial Time 永久輝せあ→潤花
永久輝さんと潤さんの対談が載っています。お2人は雪組にいた時、『PR×PRince』でそれぞれ主演とヒロインを務めていました。
まずは、潤さんの弾ける様な眩い笑顔が目に飛び込んできます。正直、永久輝さんを圧倒する程です(笑)。対談中も「!」や「(笑)」のマークが多く、潤さんの元気な様子が浮かんできます。
永久輝さんは、潤さんが研一の頃から注目していたとの事。特に『SUPER VOYAGER!』の扇子を持って踊るフィナーレでは、普段の雰囲気と全く違っており、目線の使い方が素敵だったと褒めています。
潤さんは、『New Wave!-雪-』の時から永久輝さんの身を削るお稽古の仕方が凄いと語っています。5月号の『As Is/To Be 永久輝せあ』に永久輝さんのストイックさが語られており、それを読んだ際に、並大抵ではない努力家だと驚きました。私にはとても出来ないでしょう(笑)。
『GRAPHの雫』では永久輝さん、星南のぞみさん、彩海せらさん、潤さんの4人で淡路島へ行った際の写真が載っています。1番前に写っているという理由もあるかもしれませんが、やはり潤さんが1番目立ちますね(笑)。
和気あいあいとして、ずっと仲良く対談をしたお2人。今はそれぞれ花組と宙組にいますが、お2人の仲の良さは、読んでいる者を温かくしてくれました。再度永久輝さんと潤さんの共演が実現出来たら良いですね。
おとめタイムズ
水美舞斗さんは「とっておき写真」で、スペシャルライブ『Aqua Bella!!』のマイクを載せています。
デコレーションが施されており、とても綺麗です。
留依蒔世さんは「おすすめ」で、millennium paradeの「2992」のパフォーマンスをyoutubeで観た時は衝撃的だった語っています。
私的には、和風の旋律が入っているオーケストラや、歪んだベースの音がとても気に入っています。クセになる様な音になっていると言えるでしょう。
天飛華音さんは「おすすめ」で日本のロックバンド、Novelbrightの「Sunny drop」がお気に入りで、朝のお化粧をする時に、この曲を聴いているとの事。ボーカルの竹中雄大さんの歌声に鷲掴みされたそうです。
全体的に爽やかな曲で、サビでは裏声になる部分があります。歌うのが難しそうな曲ですね。
100期の秘密あかします! ~令和の令真探偵~
今月号のゲストは蘭尚樹さんです。初舞台の口上の衣装を着ています。
蘭さんは音楽学校時代、3階トイレの掃除を担当してましたが、毎月トイレに哺乳類のリアルな切り絵をポスターとして貼らなければいけなかったとの事。しかも、残っている歴代の哺乳類のポスターと被ってはいけないという厳しいルール。
ある時「あ、マンモス!」って思いついて作ったの。そしたら本科生の方に「マンモスはもう絶滅しているから!」と怒られた(笑)。
叱った本科生の方も、内心は笑いを堪えていたかもしれません(笑)。
また、蘭さんが本科生になった際は、当時、予科生の鷹翔千空さんが3階トイレを担当することになり、ある時オカピのポスターを作りました。しかし蘭さんは、オカピが哺乳類で実在する事を知らずに鷹翔さんを叱ってしまったとの事(笑)。
確かにオカピはちょっとマイナーな動物かもしれません。因みに私も画像検索でオカピを調べました(笑)。
蘭さんは首席ならではの悩みもあったと思いますが、この様に、ちょっと抜けているエピソードを紹介してくれますと、少しほっこりとしますね。
宝塚GRAPH 創刊85周年企画
まず、宝塚GRAPHの歴史が大まかに載っており、その後は2016年から2020年までの企画を振り返ったコーナーとなっています。
私的に印象に残っているのは下記の通りです。
- 各組トップ・男役スターのポート&クイズ『MATCH』
- 娘役スターのカフェでのロケポート&インタビュー『ふわり』
- オン・オフ交えた質問から、スターの素顔に迫るポート&インタビュー『Anything』
- スターの内面を自分自身とそのスターをよく知る人物が分析するポート&インタビュー『T-gram』
- トップスターがデパートの支配人になり、各組の魅力を紹介するコーナー『ようこそ!〇組デパートへ』
- ステイホーム期間中の各組スターの様子をお届け!『元気の源』
宝塚GRAPHは、第二次世界大戦の頃は休刊した時期がありましたが、1947年2月に復刊してから、今日まで生き残っています。ただ、現在は雑誌や本が売れないと言われて久しい時代。出版業界は厳しい状況にあるかもしれませんが、宝塚GRAPHはこの先もずっと続いてほしいと願っています。
To The Future 詩ちづる
2019年4月に宙組公演『オーシャンズ11』で初舞台後、月組に配属された詩さん。
憧れの上級生は華優希さんで、華やかさやお芝居心溢れるパフォーマンスが大好きとの事。確かに華さんは可愛らしく品があり、お芝居がとてもお上手です。
詩さんも可憐で清楚な雰囲気なので、これから注目される事は間違いないでしょう。
来月号は愛月ひかるさんと朝月希和さんが表紙で、華優希さんと瀬戸かずやさんのサヨナラ特集が載る予定です。
来月号も楽しみですね。
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