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『宝塚GRAPH 2022年8月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

桜木みなとさんと和希そらさんと朝月希和さんが表紙の『宝塚GRAPH 2022年8月号』を購入しました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして、感想を書いていきます。

感想

Cover Special 桜木みなと・和希そら・朝月希和

表紙は黒い背景をバックに、3名が写っています。桜木さんと和希さんが着ているシャツと、朝月さんのワンピースは黒地に花柄という同じ模様になっているのが特徴です。
また、桜木さんと和希さんのジャケットも黒色なので、全体的に黒で統一されており、華やかでありながらもシックな仕上がりのポートだと思いました。

ページを開くと、薄い赤色のワンピースに身を包んだ朝月さんが1人で写っています。風に吹かれている様な構図になっているのが良いですね。

その次には桜木さんと和希さんが表紙と同じ衣装で、1ページに1人ずつアップで写っています。

最後は3人で写っており、朝月さんは先に載っていた赤いワンピース。桜木さんと和希さんも赤いジャケットのスーツ姿になっており、赤で統一されているポートになっています。

この3名は同時に一緒の組になった事は無いので、貴重な組み合わせのポートと言えるでしょう。
和希さんは以前宙組にいたので、こうして桜木さんとポートで共演、ましてや表紙を飾る事が出来た事を非常に嬉しく思ったのではないでしょうか(撮影中は和希さんの笑いが時折止まらなくなる事があった様です、笑)?

宝塚GRAPHは時々、この様に別の組の方々と一緒に表紙を飾る時があります。「この方々の組み合わせも良いね」と新たな発見をする時もあるので、これも宝塚GRAPHの醍醐味と言えると思います。

ZUCASINO 芹香斗亜

芹香さんは投資に興味を持っている様です。

(「もう一回賭けに出る?」という質問に対して)いや、賭けないですね。もうちょっと堅実に増やすために、何か投資をする。株とか不動産とか?(笑)

(「大金の使い道は?」という質問に対して)特に物欲がないので、何かを買うより、やっぱり投資をしてみたいかな。今だったら、クラウドファンディングに挑戦してみるとか。

このご時世、投資をする人が多いです。確かに当たれば大きいですが、外れたら一気に無くなってしまいます。

名前は出しませんが某お笑い芸人の方の様になる可能性もあります。
もし投資をするなら、上手い話には乗らずに、むしろ警戒をするぐらいの気持ちでした方が良いのかもしれません。

因みに私はしていません。数百円で始められる投資もあるようですが、私はこの様な事に向いていないので、一生する事はないでしょう(笑)。

「命を懸けて守りたいもの」に愛犬のキャンディちゃんを挙げています。ただ、キャンディちゃんの方が芹香さんを守っている様です(笑)。

家の前を誰かが通ったり物音がしたり、テレビにちょっと奇妙なものが映ったりすると、私の前に立ちはだかってワンワン吠えるんです。(略)ただ先日『NEVERー』東京千秋楽のライブ配信を観て、羽根を背負っている私を奇妙な物だと認識し、画面に向かってめっちゃ吠えていたらしいのですが…(笑)。

男役で羽根を背負った姿は芹香さんと認識されなかったようですね(笑)。
しかし、髪型や服装をかなり変えると、同一人物であるにも関わらず、動物には全く違う人物に見える様です。

そんなキャンディちゃんに、芹香さんは歌や台詞の練習を聴いてもらう事もある様です。1人で練習をしている姿を見る事が出来るなんて羨ましいですね(笑)。

また、芹香さんはダンシャリアンですが、今まで受け取った公演の譜面・台本・衣装デザイン画は、それらに作った人の魂が込められていると思い、1枚も捨てずに保管しているとの事。

一部写真で譜面などが載っていますが、私はこれを見た際、「こんなに譜面があるのか…。こういう時、譜面がパッと読めると良いのになぁ」という気持ちになってしまいました(笑)。

EN-GRAPH 鳳月杏

鳳月さんが今まで演じた役を円グラフにして分析しています。

そのなかで印象に残ったのは、『今夜、ロマンス劇場で』で演じた俊藤龍之介です。100%映画スターという分析になっています。
鳳月さん曰く「舞台上のあれが、ありのままの全て(笑)」と仰っています。

普段でもあのような感じだと疲れそうな気もしないではないですが(笑)。

Lumière 有沙瞳

私が有沙さんに注目したのは『伯爵令嬢』で演じたアンナです。主人公やヒロインと対立する悪役でした。当時まだ研3という新人でしたが、新人とは思えない程の真に迫った上手さだったのです。周りの上級生と対等に舞台に立っていらっしゃいました。

しかし、ご本人曰く「すっごく不器用」との事。

雪組で過ごした下級生時代は、上級生中心の場面に入れて頂いたり、新人公演でも学園の離れた上級生の方の役をさせて頂いたりする機会が多く、あまりに実力不足で常に劣等感を抱いていました。

有沙さんは芸達者で、特に演技は新人の頃からとても上手かったので、まさか劣等感を抱いていたとは驚きです。

銀二貫』の時は力み過ぎていた様で、奏乃はるとさんから「もう少し力を抜いて」とアドバイスを貰ったとの事。それとリフレッシュする時間を取る事で視野が広がったそうです。

宝塚の娘役というと、華やかなお稽古着を思い浮かべる方もいると思いますが、有沙さんの場合は普段のお洋服からガラッと変わるとの事。

その役っぽい装いをすることで分かる性格や心情があって。自分だけれど自分じゃない…という感覚が楽しんですよね。割と性格も変わってしまうので、同期はいつも振り回されてびっくりしています(笑)。

振り回される方は疲れそうですが、普段から役になりきる為にはどうすれば良いかと、心がけている事が強く伝わってきました。

ただ、お洋服代が凄い事になっていそう(笑)。

有沙さんの新たな一面を垣間見ることが出来た内容だと思いました。

月組UPDATE

風間柚乃さんは以前スカルマークが入っていた物を、よく身に着けていたようです。しかし月城かなとさんから「暗い気持ちにならない?」と言われて、身に着けない様にしたそうです。そうしたら運気が上がったらしいです。

月城さんはドクロがお好きではない様ですね。ただ、「運気が下がる」と風水では言われていますが、根拠は無いと思うので、結局は身に付けているご本人次第なのかもしれません。

でも、スカルマークのファッション姿をしている風間さん。結構似合うと思います。

月城さんは猫を飼っており、猫の翻訳アプリを使ったら何と「愛しているよ」「どこか二人になれるところに行こう」などとしか言わない様です(笑)。

何とも男前すぎる猫ですね。生まれ変わったら宝塚の男役になるしかありません(笑)。

波瀾爆笑!?我が人生 天紫珠李

天紫さんのお祖母様が宝塚ファンで、その影響で宝塚を観始めます。3歳の時に初めて観たのが雪組公演『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』です。
「宝塚に入りたい」と思い始めた作品は星組公演『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』で、柚希礼音さんの踊る姿に感動をしたとの事。

高校1年生の時に初めて音楽学校を受験しますが、残念ながら不合格。諦められない天紫さんは、進路の事でお母様と大喧嘩になってしまいます。
親と進路や受験で喧嘩になるのはよくある事だと思います。しかし、天紫さんは何と埼玉にあるお祖母様の家へ家出してしまうのです!
とは言っても、すぐにバレて連れ戻されましたが(笑)。

その後、後1回という条件で受験を認められました。2回目の受験では、縣千さんに出会っており、「こんなに綺麗な子いるんだ」と驚いています。

そして、無事に合格しました。

それにしても家出までするとは、とても凄い行動力です。「宝塚にどうしても入りたい!」という思いが伝わってくるエピソードですね。

絵ぇ日記

縣千さんが『夢介千両みやげ』の新人公演でのエピソードを、絵に描いています。
この絵がとても風情のある、色合い・描き方をしていて惹かれます。何だか落語の演劇場に飾られてある様な雰囲気の絵です。

因みに主人公の夢介は人ではなく、牛として描かれています。「牛みたいにぼーっとしている」と言う台詞を夢介の爺や、嘉平が言いますが、牛にして描いたのは良い点だと思います。

私もさんの様に絵心のある絵を書きたい・・・。

星組どうぶつえん

星組生が飼っているペットが紹介されています。

内訳は以下の通りです。

  • 犬:13匹
  • 猫:5匹
  • メダカ:2匹
  • ウサギ:2匹
  • ハムスター:1匹

星組生は『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-』『Gran Cantante!!』の時点で85名(多分)いて、その内の18名がペットを飼っています。花組や雪組と比べるとペットを飼っている人の割合が低いです。

ただ、ペットの種類はやや豊富だと思います。

メダカを飼っているのは紫りらさん。
ウサギを飼っているのは小桜ほのかさん、綾音美蘭さん。
ハムスターを飼っているのは都優奈さん。

花組の時は亀を飼っている方がいましたが、メダカというのも珍しいと思いました。
さんは犬や猫でもなくメダカにしようと思ったのか? 気になりますね。

The Road to 900th Issue

宝塚GRAPHが創刊300号を迎えた1972年をピックアップ。

この頃になると表紙や巻頭ページがカラーになっています。この年に表紙を飾っているのは安奈淳さん、甲にしきさん、鳳蘭さん、郷ちぐささん、瀬戸内美八さん、汀夏子さん、松あきらさん、真帆志ぶきさんなど錚々たる方々です。

現在は宝塚の振付家として大活躍している尚すみれ先生が、若手男役スターとして載っています。当時研6で可愛らしい男の子という雰囲気です。あくまで、この写真だけだと男役より娘役っぽく見えます。
それにしても貫禄がある今とは全然違いますね(笑)。

12月号には「はじめて乗る」をテーマにしたポートが載っています。

ジープや乗馬は普通かもしれませんが、一輪車に載っている方(但馬久美さん)もいます。
しかし、驚いたのは玉乗りをしている方です。その方とは鳳蘭さんです。「ゼッタイ!乗ってみたカッタの」と書いてあり(カタカナで書いてあるのが時代を感じます)、意気込みを感じます。
しかし、失礼ながら「あぁ、さんならやりそうだ」という気持ちになり笑ってしまいました。

この「はじめて乗る」をテーマにしたポートは、今もやってみても良いと思います。そうしたら誰が玉乗りをするかが楽しみです(笑)。

来月号の表紙は彩風咲奈さんです。
宝塚の公演中止が相次いでいます。雪組の『ODYSSEY』は8/7迄、『心中・恋の大和路』の日本青年館での公演(8/3~8/9)は完走出来る事を切に祈っています。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。