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『歌劇 2022年7月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

水美舞斗さんが表紙の『歌劇 2022年7月号』を購入しました。

読んだ際に印象に残った・気になった記事などをピックアップして感想を書いていきたいと思います。

感想

表紙:水美舞斗

オレンジ色のジャケットに、黒地に白い線の模様が入ったシャツを着ています。
お顔は真正面を向いた笑顔です。

ただ、正直に申し上げますと、この表紙の水美さんの表情は何とも言えない不自然さを感じるのです。アプリで加工した様なお顔の様に見えます。水美さんの様で水美さんではない・・・。

しかし、ページを開いたポートでは格好良く写っています

そういえば、水美さんは初めて歌劇の表紙を飾りましたね。
おめでとうございます🎉👏

宝塚GRAPHでは2022年4月号で、星風まどかさんと一緒に表紙を飾りました。

次は単独で宝塚GRAPHの表紙を飾れると良いですね。

Voyage with you 柚香光・星風まどか

1700年代のフランスをテーマにしています。
柚香さんは青いジャケット、紺色のベスト、白いシャツという装いで、星風さんは黄色いワンピースという装いです。

星風さんは撮影を終えた時の感想として、柚香さんの事をとても褒めちぎっています。

胸に薔薇を差していて、普通にカッコ良いってすごいんですよ!

舞台化粧でもないのに当たり前のように…。

今、こうして話していらっしゃるだけで、もう絵になるんです。眼福でした。

本当にその通りです。胸元のポケットに薔薇を差したポートは本当に素敵で、薔薇の方がくすんでしまうくらいです(笑)。

1700年代のフランスがテーマですが、柚香さんはどうやらスマホが使えない事と、その時代の知識を持ちフランス語に堪能な人が一緒でないと不安の様です。
現代人らしい答えで良いと思います。無理に気を張ったり飾ったりしない所が、柚香さんの魅力的な部分です。

フランスを題材にした作品として、お2人とも『ベルサイユのばら』を挙げています。
柚香さんは2015年の梅田芸術劇場と台湾の公演『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』でオスカルを演じていました。
ただ、稽古期間が短かった為、もう1度オスカルでリベンジしたい様です。

星風さんは『ベルサイユのばら』に出演した事はありませんが、外伝シリーズが好きな様です。
外伝シリーズは2008年~2009にかけて多く上演されましたね。ジェローデルやアランやベルナールが主人公という、いつもの『ベルサイユのばら』とは違った作風でした。

ところで『ベルサイユのばら』を再演するという噂が流れていますね。再演については賛否両論あるようですが、柚香さんのオスカルなら是非観たいです。

カラーポートレート

礼真琴さん、朝月希和さん、凪七瑠海さん、有沙瞳さん、聖乃あすかさんのポートが載っています。

印象に残ったのは聖乃さんのポートです。
濃い目の紺色のジャケットを肩にかけ、足をやや広げて座っています。とても男っぽくて、一瞬聖乃さんには見えませんでした。
段々と男役としての強さや充実さが増してきたのだと思いました。

シアターthe☆歌劇

芹香斗亜さんは〈ドキドキワクワクしたい時には…〉で『オーシャンズ11』を挙げています。

確かにこの作品はエンターテインメント性溢れる作品です。冒頭の「FATE CITY」という曲でもう高揚感が高まります。芹香さんが仰る様にマジックのシーンや舞台機構の拘り、男役格好良いスーツ姿の場面など沢山詰め込まれています。

この作品をミュージカル化した小池修一郎先生は目の付け所が本当に凄いです。
是非、また再演してほしいですね。今なら彩風咲奈さん率いる雪組が合いそうな気がします。

輝月ゆうまさんは〈キュンとしたい時には…〉で『TOP HAT』を挙げています。

私は初演の宙組公演しか観てませんが、歌やダンスが魅力的なラブコメディで、とても楽しい作品でした。悪役が1人も出てこないというのもポイントですね。

輝月さんは花組に出演し、その際柚香光さんと星風まどかさんのカップルがとても素敵に感じ、❝推し❞になったとの事。

この作品に出演する事が出来て本当に良かったですね。

座談会『グレート・ギャツビー』

ニック・キャラウェイを演じる風間柚乃さんが、ジョーダン・ベイカーを演じる彩みちるさんをどう見えるか小池修一郎先生に聞かれた際「すごく…愛くる…しい…」と答えています。
字面だけ見ると本当に苦しそうです(笑)。恐らく、さんの方が1期上だから言いにくかったのかもしれませんね。
ただ、前回の大劇場公演『今夜、ロマンス劇場で』では絡みが多く、今作もあくまで原作を読む限りニックとジョーダンはとても絡みがあるので、お2人のお芝居の掛け合いが沢山観られると嬉しいですね。

みなさんのこと、知りタイガ~

今回は柚香光さんからの「皆様の寝室のこだわりを教えてください」という質問です。

柚香さんは、朝日が木漏れ日の様に透けて見える様にデザインされたカーテンを使用しています。
礼真琴さんは、小さい頃から使用しているお気に入りの毛布と、爆音の目覚まし時計(笑)。
真風涼帆さんは、プロジェクター付きのシーリングライトを最近取り入れたとの事。
彩風咲奈さんは、全くこだわりは無いとの事。
月城かなとさんは、ベッドフレームの無いベッドを使用している事をお薦めしています。

全員こだわる所や意見が違って面白いですね。

因みに私も彩風さんの様にこだわりはありません。しかし強いて言うなら断然ベッドより布団です。ベッドだと・・・何か落ち着かないんですよね(笑)。

ロングインタビュー 月城かなと

「夢」という切り口から、月城さんの入団前から今後についてを紐解いています。

まず小さい頃の事を語っています。

小さい頃は全然活発な方ではなくて、どちらかというと引っ込み思案だったと思います。でも言いたいことや表現したいことはいっぱいあったし、(略)自分が決めたことをやりたいという意思はすごく強くて。

パッと聞くと矛盾した感じですが、これはとても分かります。私もそうでしたので(笑)。前に出てこないからと言って意見が無かったりやりたい事が無いとは限らないですからね。

宝塚は受験の1年前に舞台を観て「入りたい」となったとの事。

ただ、入団後まだ下級生の頃は夢をあまり見ない様にしたそうです。

配役や頂いた出番にいちいちショックを受けたりしていたら、舞台自体を楽しめなくなるなと。結局やればどんな役でも楽しいと感じるのに。

誰しも良い役や出番の多さを望むと思いますが、そうはいかないのがこの世界です。宝塚に限らず、舞台で自分の思い描いていた様になる人は本当に、ごく一部の人でしょう。
中には、「こんな筈じゃなかった!」と言って辞めてしまった人もいるかもしれません。

しかし、月城さんはそうならず冷静に与えられた役を、ご自身なりに楽しみ舞台に立っていたから、今日まで宝塚の舞台で輝き続ける事が出来たと言えるでしょう。

男役の格好良さについても語っています。

男役としてというか、私が好きな男性像というのが、人間味のある人、泥臭い人。綺麗なだけじゃなく、いいものだけじゃないものが分かっている人に人間的に惹かれるんです。それを自分の男役像も反映させたいと思っていて。

宝塚は他の劇団や舞台と比べると、キラキラしていて美しいです。しかし、その分人間味があったり、泥臭さがある役というのは案外難しいかもしれません。
月城さんは『Shall we ダンス?』の新人公演で、ヘイリー・ハーツというごく普通のサラリーマンを演じましたが、こういう役は身近過ぎて逆に悩んだのではないでしょうか?

この「綺麗なだけじゃなく、いいものだけじゃないものが分かっている人」というのは、現実でも少数の様な気がします。
人は生きているとどうしても、いいものや煌びやかなのに傾いてしまいますからね。

月城さんが『グレート・ギャツビー』で演じるジェイ・ギャツビーは、やや謎めいた人物ですが、それをどの様に演じるかが楽しみです。

「組レポ。」月組 白雪さち花

朝陽つばささんが、白雪さん、彩音星凪さん、水城あおいさんを「○○が大きい」と紹介しています。

水城さんは「口も大きい態度も大きい声も大きい」です。

白雪さんは「顔が丸いー、肩が大きい、声が大きい!」と紹介されてますが、「動きが大きい肩が大きい声が大きい!」に訂正されています(笑)。

彩音さんは「顎が長い顔が長いでも声は小さい!」
最早大きいが出てきていない状態(笑)。しかしその後「でも横ラインはEライン。美人の証拠」と持ち上げました(笑)。

上記の紹介を『Rain on Neptune』の自己紹介で使おうとしたようですが、結局使われなかったとの事(笑)。

つぼ 早花まこ

身の周りの物に名前をつけるのが好きな早花さん。
その中で早花さんが所有している黒い車。その名前は「ジャスティン・ブラック嬢」。命名者は奏乃はるとさん。由来は全くの不明との事。勝手に奏乃さんがそう呼んで、それが定着していったとの事。
因みにT-falに「ジャスティン プラスブラック」という黒いポットがありますが、もしかしたら、それが由来なのでは?

早花さんは宝塚の劇場の楽屋にあった空気清浄機にも名前を付けていたとの事。
その名前はギャサリンとソロモン。

何とも仰々しい名前を付けましたね。ソロモンはソロモン王の事でしょうが、ギャサリンとは? 何故濁るのか? 何故キャサリンではないのか?
ワンピース』という漫画に、ギャサリンという人物が登場しますが、そこから拝借したのでしょうか?

早花さんの新たな一面を見る事が出来て面白かったです。

来月号の表紙は朝美絢さんです。
今年も既に下半期に突入しました。月日の流れるのは早いですね・・・。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。