皆様こんにちは、霜柱です。

日本の作家、笹川巌(ささがわ がん)さんの『趣味人の日曜日』(講談社現代新書)を読みました。

今回はこの本を読んだ感想を書いていこうと思います。

感想

単調な生活や世知辛い社会を彩る為のヒント

なかなか面白い内容で参考になる事が多かったです。本書は1987年に刊行されましたが、自分の生活が単調に感じたり、世知辛い世の中だと溜息をつきたくなるのは、残念ながら2026年も変わっていません。
むしろ、今の方が色々と息苦しいかな?

それはさておき、本書ではそういった中で、自分の人生をどの様に彩って楽しくさせるか?
その為のヒントやコツが書かれています。

著者の笹川さんはサラリーマンに向けて書いた様ですが、決してサラリーマンだけでなく、職種や老若男女を問わない、誰にでも当てはまる内容だと言って良いでしょう。
サラリーマンでない方が読んでも、該当する部分はある筈です。

本書はある意味、ディレッタントのススメみたいな内容だと感じました。
気負わずにマイペースに自分が出来る範囲で楽しむ事の大切さを説いていると言えます。

中でも、やはり読書を勧めていますね。

著者と息子の会話がとても面白い

本書の出だしで著者の笹川さんと、当時中学3年生だった息子さんの会話が載っているのですが、それがとても面白い!

笹川さんはサラリーマンについての凄さをあれこれと語っていますが、それを息子さんが的確にツッコんでいる。とてもリズムの良い会話なので、まるで落語っぽく感じました。

息子さんはサラリーマンになるのは乗り気ではない様子でしたが、果たして現在はどうなったのか? それがちょっと気になりますね。

1987年でもし中学3年生だとしたら、2026年現在はもう50代半ばくらいでしょうか。
サラリーマンになっているか否かは分かりませんが、楽しく暮らしている事を祈ります。

他に印象に残った諸々

読んでいて参考になる事や膝を打ちたくなる事など、印象に残ったのは他にもあったので、それを箇条書きで書きます。

  • 中年サラリーマンの日常レジャーの1位は読書だったけれど、2026年現在はどうなっているのか?
  • サラリーマンが外で酒を飲むのを❝コマ切れ蒸発❞と表現したのはかなり的確。
  • ポケットコンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータを覚えている人はどのくらいいるかな?
  • おけらの話は確かにその通りだと思う。2026年現在も変わっていないであろう。
  • 日本や海外の怪談の作品を沢山紹介しているのは、かなり参考になった。

こんな感じです。読んでいて多少時代を感じたり、「今の人は知らないだろうな」と思われる事も載っていましたが、根本は変わらないと言って良いでしょう。

簡単なまとめ

本書はサラリーマン向けに書かれた本ですが、職種や老若男女を問わずに当て嵌まる内容だと思います。自分の人生をどの様に彩りをつけて楽しいものにするか?
これはある意味、人間として生まれてきたら避けられない課題と言える気がします。

では、どうしたら良いか?
その為のコツや手掛かりなどを本書で読む事が出来ます。

色々載っていますが、読書(特に随筆や怪談)にページを割いているので、それがやっぱり手軽で楽しめるという事でしょう。

生きる為のヒントの様な事が書いてあるので、興味がある方は一読してみてはいかがでしょうか?

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ABOUT ME
霜柱
ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)を聴いたり、宝塚(全組観劇派)を観たり、スイーツ(特にパフェ)を食べる事が好き。これらを主に気儘なペースで記事にしています。 Xやインスタも気儘に投稿中。