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『歌劇 2022年6月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

芹香斗亜さんが表紙の『歌劇 2022年6月号』を購入しました。

読んだ際に、印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていきます。

感想

表紙:芹香斗亜

青磁色という珍しい色のジャケットと、白地に黒丸というやや変わったシャツを着用しています。

ページを開くとチェーンを4本ほど巻いているポートがあります。これだけあると付ける時や外す時に絡まないか心配ですね。

別のページでは緑と黒、青と紫のファー(?)を付けているポートとなります。
青と緑の組み合わせが綺麗で良いです。

因みに芹香さんの髪は黒色です。ただ芹香さんの黒髪は久しぶりに見た様な気がするので、新鮮に感じました。

Radiant 朝美絢

白黒の縞模様の着物を着て座っています。桜をバックにしており和という雰囲気が伝わってきます。右目が桜の影でやや暗く写っていますが、それが逆に色気を増す効果を出している様に見えます。

青い和傘を持っているポートも雰囲気があって良いですね。桜の花びらが少し舞っているのもより良い効果を出しています。
この状態でもし声をかけられたら、素敵すぎて声が出せなくなるでしょう(笑)。

moment 綺城ひか理・天華えま・極美慎・碧海さりお・天飛華音

5名ともカジュアルな格好で、どこかに旅行へ行く大学生という雰囲気です。

ただ、持ち物がそれぞれ違います。
綺城さんはスケッチブックと鉛筆、天華さんは自動車のハンドル、極美さんはビニール傘、碧海さんはマカロン、天飛さんはマイクと小さいボーリングのピンを持っています。

やりたい事はそれぞれ違う様ですね(笑)。
これが俗に言う平行遊び、いや連合遊びですね(←絶対に違う、笑)。

綺城さんの黒縁メガネの姿と、極美さんのカラフルな迷彩柄の洋服が印象に残りました

シアターthe☆歌劇

瀬央ゆりあさんは〈心がほっこり、ハッピーになりたい時には…〉で『Ernest In Love』を挙げています。

この作品には悪役が1人も登場しないハッピーエンドの作品です。

私は樹里咲穂さん主演の作品を観ましたが、本当にとても面白かったです。笑いが多いと思ったら、ちょっと涙を誘う場面もあります。

お薦めの作品ですね。

紫藤りゅうさんは〈ほろ苦い恋物語を観たい時は…〉で『NEVER SAY GOODBYE』を挙げています。

紫藤さん曰く「作品の持つ力が素晴らしく、特に大人同士の恋が描かれているのではないか」との事。

NEVER SAY GOODBYE』というとまずは壮大で美しい沢山のミュージカルナンバーが思い浮かびますね。物語上でならスペインの内戦がメインになっているので、そこに主に注目が集まります。

しかし、主人公でカメラマンのジョルジュ・マルロー、劇作家のキャサリン・マクレガー、映画女優のエレン・パーカー、この3人の関係や絡みも楽しめると思います。

Back to…

2002年7月号のポートが掲載されています。

写っているのは轟悠さん、紫吹淳さん、渚あきさん、大鳥れいさん、春野寿美礼さん、樹里咲穂さん、初風緑さん、彩輝直さんです。

私にとってはとても懐かしいメンバーです。この写真を見ただけで当時にタイムスリップ出来る様な気持ちになります。

特に彩輝さんのポートが良いですね。黒いシャツとパンツでキメており格好良さと美しさが共存しています。

座談会『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』

生田大和先生が『巡礼の年』を作ろうと思ったきっかけは、村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んでフランツ・リストに興味を持った事。
その後、駐日ハンガリー大使のパラノビチ・ノルバートさんとお話しする機会があって、「いいんじゃないか」と言われた事。

そして、柚香光さんのピアノもきっかけとの事!

これはもう柚香さんの花組で上演する為に作られた作品と言って過言ではないですね。

【話の小箱】では恋人同士のリストとマリーの手紙が残っている事について柚香さんが、

今でいう恋人同士のLINEの内容が全世界に残って見られてるんですよ。つき合いたての浮れポンチの内容も全部!

浮かれポンチとは! 柚香さんの口からその様な言葉が出た事がとても面白かったです。

Fashionable Empire』の演出家、稲葉太地先生はこの作品を作るにあたって『ここはもう柚香帝国なんだわ』となったそうです(笑)。
柚香帝国・・・。とても良い響きですね! もし柚香さんがコンサートをするなら是非この名前でいくべきでしょう(笑)。

そして、この座談会で水美舞斗さんはちゃんと2番手の位置に付いています。前作の『元禄バロックロック』『The Fascination!』の時はそうではなかったので、読みながら「ちゃんと2番手になったんだ」と思いました。

ただ、今後も2番手でいる保証はないかもしれませんが・・・。

みなさんのこと、知りタイガ~

今回は真風涼帆さんからの「傘は持ち歩く派?雨が降ったらどれくらいで傘をさしますか?」という質問です。

まさかの5名全員が持ち歩かない派です!
5名とも「ちょっと濡れても大丈夫」もしくは「自分が外に出る時は雨が止む」という意見でした。

やはりトップスターになると雨の事でいちいち悩まないのでしょうか?

私の場合「今日は雨は降らないだろう」と思って外に出たら結構な雨に当たってしまった事が何回かあります。ですので、常に折り畳み傘を持ち歩いています。いつ雨が降っても良い様に。
あぁ、何という小心者(笑)。

美~鳳月杏の美に迫る~

鳳月さんが舞台に立つうえでの美の拘りが紹介されています。

その中で印象に残ったのは、

自分のモチベーションが高くないと良いパフォーマンスもできないのを自分が一番よく知っているので、自分で自分の機嫌を取る。

自分で自分の機嫌を取る」という所に「あぁ、そういう方法があるんだ」という気持ちになりました。

舞台に限らずモチベーションが低いと、上手くいく筈の事も上手くいかなくなりますよね。私の場合、そのパターンが多いです(笑)。

ですので、私も仕事の時はこの鳳月さんの言葉を思い出し、自分の機嫌を取りながら仕事をしてみようと思います。

Back to… 特別編~初舞台生座談会より~

2000年から2021年までの初舞台生座談会のタイトルページが載っています。

昔のは見ていてとても懐かしい気持ちになりました。2000年がもう22年前とは・・・。あぁ、年月が経つのは早すぎる(泣)。

2020年からはコロナウィルスが流行り始めたので、パーテーションが置いてあります。まだ最近の事ですが、これを10年後からみたら「そうそうこの頃はコロナが流行って、唾がかからない様にパーテーションを置いていたんだよね」と言っているでしょう(それとも10年後もまだパーテーションを置かないといけない状態とか・・・)。

タイトルは似たのもありますが、全く同じタイトルはありません。しっかりと拘ってタイトルを付けているのが分かります。

ところで今気づいたのですが、この初舞台生座談会のタイトルって誰が考えているのでしょうか?

えと文

モエカの知らない花組の世界 若草萌香

柚香さんはショーのお稽古の時、チョンマゲスタイルになるそうです。この髪型も似合いそうですね。

星風まどかさんが花組に組替えしてから、同期の音くり寿さんは以前よりも笑っている姿や、楽しそうにしている姿が前より増えたらしいです。
その様な姿が多くなったのはとても嬉しいですが、何故か素直に「星風さんが異動してきて良かったですね」と思えない自分もいます。理由は何となくお分かりになると思います・・・。

ひましとーと? ひまりの話聞いていかん? 野々花ひまり

好きな和菓子について愛すみれさん、妃華ゆきのさん、縣千さん、そして望海風斗さんが答えています。

さんは白鷺宝、妃華さんは練り切り、さんは赤福との事。
そして望海さんは「あんみつ、羊羹、練り切り、葛切り、饅頭」と沢山お答えになっています(笑)。

望海さんと今もちゃんと繋がっているのが嬉しいです。

因みに私は吹雪饅頭です。薄い皮にこれでもかという程のあんこが入っているのが堪りません。

「組レポ。」

花組 羽立光来

「梅雨の日々も爽やかな気分になれる音楽を教えてくださーい!」という質問がきています。

答えた方と曲は下記の通りです。

  • 柚香光・・・春野寿美礼「前山にて」
  • 水美舞斗・・・ジーン・ケリー「雨に唄えば」
  • 帆純まひろ・・・しおり「僕の信じる道」
  • 一之瀬航季・・・ゆず「夏色」
  • 希波らいと・・・星野源「SUN」
  • 美空真瑠・・・ジブリのサウンドトラック
  • 舞月なぎさ・・・BTS「Permission to Dance」

当然ですがそれぞれ答えが違います。

因みに私はASIAの「Heat Of The Moment」です。ちょっとハスキーな歌声とメロディアスなサウンドが良い!

月組 白雪さち花

「これだけはやらないようにしたいことはありますか?」という質問に月城かなとさんと鳳月杏さんは「無い」と断言しています。その答えに加えて「マイナスな言葉は使わない! なんでもやる!!」と格好良く答えています。

私の場合、やらないというよりやりたくない事なら沢山あります。
しかし、そういう時はこのお2人の言葉を思い出して励んでいこうと思います(思っただけで終わりそうな予感もしますが、笑)。

陽月華の今月の華

「ノーマークだった生徒さんの魅力にある日急に気づく時ってありますよね。」

永久輝せあさんが陽月さんに突然幸せの雷を落としたらしいです(笑)。
雷が落ちたのは花組に異動してからとの事。陽月さんは「遅い」と言ってますがそんな事はありません。

実を言うと私も最初永久輝さんには惹かれませんでした。「良いんだけど・・・。何かピンとこない」という感じだったのです(永久輝さんのファンの皆様、すみません)。

しかし色々な作品を観ていくうちに良くなってきました。決め手は『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』で演じた女役のアイリーンです。もうスタイルがとても良く、声も女声になっており惚れ惚れとしてしまい、「永久輝さんは女役がここまで似合うのか!」と驚きました。

元禄バロックロック』のクラノスケも忠誠心のある男らしい役でした。
公演を重ねるごとに永久輝さんはどんどん魅力が増してきています。

また、ノーマークだった方が良くなってくると、それだけで観る楽しみが増えますよね。
だから観劇は辞められないのです(笑)。

つぼ 早花まこ

今回は専科の凛城きらさんにインタビューしています。

これから取り組んでいきたい事として「誰かの良さを見つけたら、本人に伝えること」と答えています。

自分の良さは、なかなか見えないんです。(略)自分をもっと好きになって欲しい。

舞台のために欠点を指摘するのは必要です。それに加えて、その人の長所もどんどん伝えたいし、褒め合いたいよね。

みんなの長所に、私がファンの方の目線で見てるから!

「自分の良さはなかなか見えない」というのは本当だと思います。自分で気付けないだけでなく、自分の良さを勘違いしている場合もあると思います。

私も経験がありますが、他人に言われて「そうか、自分にはこういう良さがあるのか」と気付く事は確かにありますね。

凛城さんの様に私も誰かの長所を見つけて、それを褒めるというのをしていきたいと思います。

来月号の表紙は水美舞斗さんです。
とうとう水美さんが歌劇の表紙を飾る日が来るのですね。
来月号も楽しみに待っています。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。