皆様こんにちは、霜柱です。
真風涼帆さんが表紙の『歌劇 2022年9月号』を購入しました。
読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていきます。
感想
表紙:真風涼帆
クリーム色のコートを羽織り、中にオレンジ色の柄が付いてる何か(名称が分かりませんでした。ベストではないです。)を着、更にシャツも着ています。
3枚重ねで熱そうですね(笑)。
ページを開くとストールを2種類(黄色と黒の物と、薄い肌色の物)を巻いて、動きのあるポートが写っています。
今回のポートは過去の表紙の衣装と比べると、落ち着いた色合いになっていると思いました。
カラーポートレート
印象に残ったポートは暁千星さんのポートです。
全体的にほぼ黒1色で統一したお洋服で、左手には青い薔薇を持っています。
暁さんはこのポートでは、いつもより男っぽく色気がある写りになっている様に思えました。
多分、影を上手く利用して撮影したからかもしれませんね。
座談会『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』『Capricciosa!!』
東京ガーデンシアター公演『FLY WITH ME』と、今回の本公演『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』はLDH JAPANとのコラボ作品であり、公演が発表になった時点でかなり話題を呼んでいました。
演出家の野口幸作先生は今作を上演するにあたり、LDH JAPANと約1年かけて練り上げてきたと語っています。
やはり外部の方々と組むと、それだけの年月は必要なのですね。
宝塚ではどういった感じになるのかが楽しみです。
藤井大介先生は大劇場で演出した作品が既に30作品を超えたと語っています。
2000年宙組公演『GLORIOUS!!-栄光の瞬間-』が、藤井先生の大劇場デビュー作で、そこからコンスタントに優れたショー/レビューの作品を作っています。
今や、宝塚のショー/レビュー作品の演出家として大活躍しており、宝塚を語る上では絶対に避けて通れない演出家です。
これからも宝塚の看板役者ならぬ看板演出家として、更に活躍していってほしいですね。
対談『ベアタ・ベアトリクス』熊倉飛鳥・極美慎
この作品は熊倉飛鳥先生の宝塚バウホールデビュー作品です。
実は私は熊倉先生を勝手に女性と思い込んでいたのですが、対談中に「僕は~」と語っているので、「あっ、男性だったんだ」と驚きました。
思い込みは怖いですね(笑)。
熊倉先生が男性だと分かったのが収穫でした(笑)。
みなさんのこと、知りタイガ~
今回は彩風咲奈さんからの「オススメの入浴剤をおしえてください。オススメの入浴法も聞きたいです!」という質問です。
真風さんは、炭酸泉の様になるタブレットや岩塩のバスソルトを使用。入浴中は台本を読んだり動画を観たりする事があるとの事。
柚香光さんは、きき湯系とアロマ系を気分で使い分けています。ただ、あまり長く湯船には浸からないとの事。理由は飽きるからだそうです(笑)。
礼真琴さんは、アユーラの液体を使用。入浴中は台本や音源を持ち込んだり、映画を観たりゲームをしたりしているとの事。
月城かなとさんは、エプソムソルトという入浴剤を使用。入浴中はYouTubeを観ているとの事。
質問者の彩風さんは、Malie Organicsというバスソルトを使用。入浴中は読書をしているとの事。
見事に5人全員答えが違いますね。
それぞれ拘り、もしくは好きな入浴剤を使用し、各々の入浴法があるというのが分かりました。
因みに私自身は特に拘りの入浴剤は無く、「とりあえず入れておくか~」みたいな感じです(笑)。入浴法は特にありません。
特別企画 第181回 ワールドワイド オブ タカラヅカ
共立女子大学文芸学部教授、鈴木国男先生が『メディアミックス』という言葉の意味や、それに関連する作品などが語られています。
私はメディアミックスという言葉を知らなかったので調べてみました。
元来は広告用語で、商品を広告・CMする際に特性の異なる複数のメディアを組み合わせることにより、各メディア間の補完と相乗効果によって認知度を高め購入意向を喚起する手法。
『Wikipedia』より引用
LDH JAPANとコラボした宙組公演『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』がこれに当たり、
以前なら2000年の花組公演『源氏物語 あさきゆめみし』が当てはまります。
また、2.5次元ミュージカルについても語っており、これもメディアミックスになるとの事。
日本2.5次元ミュージカル協会(←そんな協会があるなんて知りませんでした!)の定義では、「日本の2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称」となっているとの事です。
宝塚も漫画・アニメ・ゲームを原作とした作品を上演していますね。
『ベルサイユのばら』『ポーの一族』『天は赤い河のほとり』『逆転裁判』『はいからさんが通る』『戦国BASARA』『メイちゃんの執事』『るろうに剣心』など多数あります。
宝塚と漫画・アニメ・ゲームは結構相性が良いのかもしれませんね。
今後も、それらを原作とした作品がどんどん出てくるでしょう。
「組レポ。」
月組 白雪さち花
彩海せらさんが思うお芝居に大事な事を語っています。
「第1印象」と答えた後、
自分で台本読んでる時に勝手に頭の中で何役の声色に変わってるじゃないですか。(略)でも声に出すと一緒になっちゃう。頭の中は意識せずと色んな声を出してる。のを!!大切にしたいな…と思ってるだけです!!
歌・演技・ダンス、3拍子揃った彩海さんですが、特に演技は上手いです。どの様な役も自然にこなします。
この意気込みを聞いたら、益々彩海さんの演技が楽しみになりました。
『グレート・ギャツビー』では新人公演の主演に抜擢されました。しかし、宝塚大劇場での新人公演はコロナにより中止・・・。
東京ではどうか出来る事を切に祈っています。
星組 綺城ひか理
『モンテ・クリスト伯』のお稽古に起きた言い間違いが紹介されています。
- 「シャトー・ブリアン」→「〇シャトー・ディフ」
- 「ヴァンサンカンのメニュー」→「〇晩餐会のメニュー」
- 「悪の道から手を洗った」→「〇悪の道から足を洗った」
シャトー・ディフは監獄の名前ですが、シャトー・ブリアンは最上級の牛のヒレ肉の事です。典獄はそんな最高のお肉を食べさせてれるのでしょうか(笑)?
ヴァンサンカンは女性ファッション雑誌の名前です。この言い間違いは綺城さんがしましたが、綺城さんはこの雑誌を読んでいるのでしょうか?
手を洗っただけでは悪い事を止めたとは言えませんね(笑)。
つぼ 早花まこ
年齢の離れた人と話す時、世代間ギャップが起きる時がありますよね。
私の場合、年上の人と話している時に「えっ、こういう事も知らないの?」「考えがアップデートしていないなあ」と感じた事が正直あります。
しかし、年下の人と話す場合は逆に自分がそう思われている可能性があります。
早花さんは「古臭い」「つまらない」「変なおばさん」と思われるのが嫌で、若人とは逃げのコミュニケーションを取っていたとの事(実際に会ってはいませんが、早花さんはつまらない人ではないと思います。つまらなかったらこんなに面白いコラムは書けません。変なおばさんかどうかは分かりませんが(笑))。
それでも、早花さんはこう語っています。
若人が元気で、思う存分に才能を試すことができる環境の土台を準備するのは、かつて若人だった人たちのお仕事だ。
とても身に染みる言葉です。
今の自分にそれが出来ていると言える自信はありません。若人の才能を発揮させたり、潰したりしてしまうのも、周りにいるかつての若人にかかっていると言って良いでしょう。
私自身も凝り固まった考えを持っている部分があります。ですので、もっと柔軟に色々な物事を受け入れ吸収する事が必要だという事が分かりました。
それでも、世代間ギャップを完全に埋める事は出来ないかもしれません。しかし若人の言動を頭ごなしに否定するのは、相手にとっても自分にとっても良くない事だと言えます。
私も気を付けなくてはいけませんね。
それにしても、若人という言葉を久しぶりに聞きました(笑)。
来月号の表紙は柚香光さんです。
9月になってもまだまだ暑くジメジメとしていますが、10月こそ涼しくなって過ごしやすくなると良いですね。
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