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『歌劇 2023年11月号』感想

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皆様こんにちは、霜柱です。

月城かなとさんが表紙の『歌劇 2023年11月号』を読みました。

読んだ際に印象に残った/気になった記事などをピックアップして感想を書いていこうと思います。

感想

表紙 月城かなと

黒いシャツにゴールドのネクタイ、細かい赤茶色のラメ?があるジャケットという衣装です。

美しくありながらもどこか寂しげな雰囲気を出しているのが良いですね。

ただ、1番に思ったのは「月城さん、頬がこけ過ぎてない⁈」という事です。
元々、頬はこけている人でしたが、ちょっと心配になります。たまたま今回のポートがそういう写りになったのかもしれませんが、どうかご飯をしっかり食べて無理はしないで頂きたいです。

カラーポートレート

トレンチコートを着てビニール傘を差している鳳月杏さん。
銀色の小さい長方形のテープが雨を表現しています。

鳳月さんは無表情なので、一体どういうシチュエーションなのかはちょっと読み取れないです。誰かと待ち合わせでしょうか?

でも少なくともこの傘で相合傘はしないと思います。何故ならあまりにも小さくてすぼんだ様な形をしており、どう見ても2人入る事は出来ないからです。

水美舞斗さんはアップで写っており、更にカメラ目線です。
力強いポートになっており、実際にこんな至近距離で見つめられたらやられてしまいますね

白いシャツに、白と緑の小さい紙を上から撒いている極美慎さん。
以前はとにかく可愛らしい感じの人でしたが、今は格好良さの方が強くなっていると思います。
優し気な雰囲気でありながらも、目力が強いポートになっています。益々魅力的になっていると言えるでしょう。

11月といえば…

11月が秋なのか冬なのか人によって感じ方は違うかもしれませんが、秋と言うと食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋など色々な秋が思いかびますね。

そんな中、天飛華音さんはポッキーを挙げています。
11月11日がポッキーの日だからとの事です。ポッキーを星組生とシェアして食べるのが天飛さんの中で流行っている様ですね。

因みに私はポッキーを1人で頂きます。誰ともシェアしません。何故か?
シェアする相手がいないから(泣)。

対談『BE SHINING!!』

藤井大介先生と柚香光さんの対談です。

今回のコンサートで柚香さんは『Le Paradis!!』の時に扮していた妖精フィーを通し役で行うとの事。

Le Paradis!!』は真飛聖さんのサヨナラ公演でしたが、この作品で一気に柚香さんの知名度が上がったと思います。柚香さんは当時研2でしたが、登場した瞬間に他の人には無いスター性に溢れていました

この役をするというのは柚香さんにとって感慨深いでしょう。

また、柚香さんは今回のコンサートの一部の場面で振付に挑戦しているとの事!
しなやかで優美で繊細なダンスをする柚香さんですが、一体どの様な振付なのでしょうか?

柚香さんは宝塚をご卒業された後、何をするのかは分かりませんが、このコンサートでの振付の評判が良かったら、是非、宝塚の振付家として活動してほしいですね。

藤井先生から見ると柚香さんは我が息子みたいなイメージとの事。
柚香さんも対談の締めで「お父さんについて行きます!(笑)」と言っており、お互いに思い入れがあると感じる対談でした。

今回の『BE SHINING!!』は2023年11月28日(火)に昭和女子大学人見記念講堂にて、初日を迎えますが、どうか無事に初日が開く事を心から祈っています。

My Treasure 永久輝せあ

「もしも宝探しの旅に出ることになったとしたら…?」というミニコーナーの〈ついに宝を発見! 宝箱を開くと中にあったのは… 美しい宝石 or 不死の飛躍 or どこまでも行ける靴〉という質問に不死の秘薬を選んでいます。

その答えが興味深いです。

薄めたり調合してあんまり老いない薬に出来ないかな。(略)でも自分が飲まなきゃいけないことはないから、誰かにあげるかも。

永久輝さんはそれ程永遠の命に興味は無さそうな感じですね。それに誰かにあげようとするのも、ありそうで無さそうな回答だと思います。

それなら他のを選べば良さそうですが、美しい宝石もどこまでも行ける靴も、多分ですが、永久輝さんにとっては魅力を感じないのかもしれません。

どれも宝としては魅力的ですが、いざ自分がそれを手にした時、急に興味を失ってしまう可能性もありそうですね。

Look Back 新人公演時代 鷹翔千空

「これから目指す男役像は?」という質問に、「これまで学ばせていただいてきた男役の理想みたいなものを、さらに自由に解き放っていきたいです」と回答。

鷹翔さんは龍真咲さんに似ていると思いますが、よりダイナミックな感じが出て男役度も増しているので、より活躍されるのは間違いないでしょう。

また、新生宙組になった事について、

キキ(註:芹香斗亜)さん中心の新生宙組で、今までお世話になったご恩をお返ししたい、絶対に支えてやるぞという気持ちです。

前任の真風涼帆さんのトップ時代が長かったので、芹香さんが宙組のトップになった時、「新たな宙組が遂に始まる!」と誰もが思ったでしょう。

しかし、宙組は現在あの様な状況・・・。

ただ、それでも私は宙組の舞台が好きです(勿論、他の組も)。ですので今は「待っています」とだけ書いておきます。

THE THEATER GUIDE

宝塚歌劇団が公演している劇場というと、宝塚大劇場と東京宝塚劇場がまず思い浮かぶでしょう。この2つの劇場は本公演をする劇場ですが、別箱公演をする時は他の劇場で行っています。

いつも公演しているという訳ではありませんが、2023年時点で宝塚が別箱公演(全国ツアーは除く)の時に使用される劇場が紹介されています。

掲載されているのは、梅田芸術劇場、KAAT神奈川劇術劇場、博多座、日本青年館ホール、東京建物 Brillia HALL、御園座です。

それぞれアクセス方法や座席数、簡単な説明が載っています。

私はKAAT神奈川劇術劇場と日本青年館ホールしか行った事がないので、機会があれば他の劇場もどの様な感じか観てみたいですね。

えと文

KAZUのZUKAトーク 和礼彩

星風まどかさんに「まどかのお父さんとまどかはどんな関係?」という質問が来ています。
この質問に星風さんは、

普段無口で大人しいけど、下級生の頃出来ないリフトがあって、お父さん練習付き合ってって言ったら、何度も練習してくれたけど、仕舞いには沢山ダメ出しされた。

リフトの練習が出来る星風さんのお父様。一体何者ですか(笑)⁈

ダンスが出来る人、それもリフトが出来る人でないと練習になんて付き合えない筈。もし私が「リフトの練習付き合って」と言われたら、即刻断ります。だってリフト以前にダンスも出来ないもん(笑)。私では練習相手になりません。

星風さんのお父様はリフトをした経験があるのでしょうか? ダメ出しまでしているという事はそうだと思うのですが・・・。

また、星風さんは双子の赤ちゃんを産む夢をこないだ見たとの事。「産む時もまったく痛くなくて、めちゃくちゃ可愛くてー」と話しています。

因みに双子の赤ちゃんを産む夢は「これからとんでもない出来事が起きる」「何かしらの大きな決断を迫られている」事を意味しているらしいです。

星風さんにとっての大きな決断は宝塚を卒業すると発表した事だと思いますが、これ以外の事でも何か大きな転換があるかもしれないですね。あくまで、夢占いの通りならば。

縣千のアガったりサガったり 縣千

演出家の生田大和先生と真彩希帆さんがご結婚をされたのは、宝塚ファンの間でかなり話題になりましたね。

雪組生の間でもかなり話題になり、『双曲線上のカルテ』の時に知った時は全員驚いたとの事。

今度の本公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の演出家は生田先生です。
集合日の時に結婚の報告をされ、結婚指輪を見せたとの事。

宝塚ファンやタカラジェンヌからも歓迎されるご結婚だったので、幸せな家庭をずっと築いていってほしいですね。

星の七ふしぎ 七星美妃

鴉の絵を13人の星組生が描いています。
それぞれ全員個性的だったり、上手かったりしており、絵って本当に描く人によって変わるんだなぁという事がしみじみ分かります。

印象に残ったのはまず、桃李拍さんの鴉です。
デジタルで描いたのかとってもリアルです。ただ、何故か足が人間の女性の足なんですよね。ですのでリアルで上手いにも拘わらずシュールな感じになっています(笑)。

羽玲有華さんの鴉は「似ている鴉をどこかで見た事があるなぁー」と思いながら見ていました。どこだろうと考えていたら思い出しました。
チコちゃんに叱られる!』に登場するキョエちゃんです。目の形や3本の髪の毛など似ている気がしました。

「組レポ。」

雪組の「組レポ。」を担当しているのは愛すみれさんです。
他の組の人と違って、自身の書きたい事をマイペースに書いている印象がありました。

ですが、今回は気になってしまう事が書かれていたのです。

 こうして読んで頂けること、決して当たり前のことではないと感謝しております。(略)
 突然どうした?って感じですが、今伝えたかったので、相変わらずの好き勝手で書きました。伝わるといいなぁ。

さんは少なくとも現時点で「組レポ。」の執筆をやめる訳でもなければ、宝塚をご卒業される訳でもありません。

何故このタイミングでこの様な事を書いたのかは、もう例のあの件しか無いですね。
雪組で起きた訳ではありませんが、間違いなく宙組以外にも影響は与えています。雪組は『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』の宝塚大劇場での公演があり、日程は2023年11月10日(金) ~2023年12月13日(水)です。
しかし、11月10日(金)~11月30日(木)は中止になってしまいました。

ファンとしては観たいですが、どうか無理はなさらないでほしいです。

と、ここまで書いといて何ですが、これはあくまで私の予想なので、さんがこの様な事を書いた理由は全く違うかもしれません。

陽月華の今月の華

宝塚の振付家、羽山紀代美先生との思い出が語られています。

当時、下級生だった陽月さん。帰路の時の様子を羽山先生に見られたとの事。
別に悪い事や変な事をしていなければ、見られても何の問題も無い筈ですが、陽月さんは何とその日に付けられた振りを踊りながら帰っていたとの事・・・。

どんな振りかにもよるのかもしれませんが、陽月さん自身が仰っている様に、踊りながら歩いている人がいたら、確かにやべぇヤツだと思われるでしょう(笑)。

それにしても何の作品の振りだったのでしょうか? それが気になりますね。

つぼ 早花まこ

雨の事について書かれています。

早花さんは雨が好きとの事で、

窓外の雨模様は見ていて飽きない。銀色に光る道路と、その上を通り過ぎる車のタイヤの音も、良い。雨の楽しみ方が、本物の暇人である。

何だか、五木寛之さんが書きそうな文ですね。

雨の楽しみ方ですか・・・。
雨が降った時、まず仕事なら「雨の中、出社は億劫だなぁ」と思います。休みの場合。何も予定が無ければ「今日は家に居よう」と思い、外に出なければいけない用事があったら「何故こういう時に雨が降るのだろう」とちょっと落胆してしまいます。

雨の日は晴れの日には味わえない楽しみがあるのだとは思いますが、残念ながら私はそこまで到達していません。

その内に私も早花さんの様に雨を楽しめる日が来るのでしょうか?

宙組について

ここに詳しい事は書きませんが、今宙組はあの様な状況です。

ですが、今月号には宙組公演『PAGAD』『Sky Fantasy!』のステージフォトが載っています。
恐らく初日に撮影したのでしょう。舞台の写真を見る事が出来るのはやはり嬉しいですね。

ただ、この宙組公演は宝塚大劇場では9月29日(金)・30日(土)のみ公演しただけで残りの日程は中止。東京宝塚劇場では11月25日(土)が初日でしたが、12月14日(木)まで公演中止。

私としては、東京は通常通り公演をすると思っていたので、11月25日(土)~12月14日(木)が中止になったと知った時は、「何かもう後手後手だなぁ」という印象しかありませんでした。

果たして12月15日(金)からは公演をするのか?
12月8日(金)に発表するようですが、どうなることやら・・・。

後、今月号は宙組のえと文、「組レポ。」が載っていません。
まぁ当然でしょう。あのような事が起きたので、最早何を書いていいか分からないでしょうし、書ける様な状況でもなかったでしょう。

ただ、どの様な理由にせよ休載になるので、せめて「宙組のえと文、「組レポ。」は諸事情により休載とさせていただきます。」みたいな文言を載せるべきではなかったでしょうか?

何も知らない人が読んだら、「アレ? 何で宙組だけ載ってないの? 理由も書かれていない・・・」と疑問を抱くに決まっています。

因みに、小林公一さんは不定期で〈夢・万華鏡〉というコラムを書いていますが、今月号には載っていませんでしたし、読者からの投稿の〈高声低声〉や、編集部員のコメント〈編集部ほっとたいむ〉にも一切書かれていませんでした。

大きく触れる必要は無いですが、全く触れていないというのがモヤモヤします。
既にあちこちで指摘されていますが、こういう所から「宝塚は隠蔽体質だ」と思われてしまうのではないでしょうか?

来月号では果たしてその事に触れるのか? 正直、私は触れない気がします・・・。

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ABOUT ME
霜柱
神奈川県在住の30代。ハードロック/ヘヴィメタル(特にメロハー・メロスピ・メロパワ・シンフォニック)と宝塚(全組観劇派)が好きです。 ツイッターも行っており、気儘に呟いています。